ガジェットレビューブログを運営していることもあって普段から面白そうな新製品の情報をチェックすることに余念がありません。
そんな中でこれはちょっと試してみたいぞ…!と思った製品に出会いました。
AIボイスレコーダーのPLAUD NOTEというアイテムです。
高い精度で文字起こしを実現し、ChaptGPTを活用して内容を要約してくれる便利なアイテムだったので、本記事にて紹介したいと思います。
仕事で電話をする機会が多い方やミーティングの頻繁が高い方におすすめのガジェットなのでぜひチェックしてみてください!
タップできる目次
PLAUD NOTEの外観
今回提供いただいたPLAUD NOTE。
AIオーディオハード/ソフトウェアの設計、開発、販売を手掛けるNicebuild LLC社から発売されたAIボイスレコーダーです。
さっそくパッケージを開封すると付属品がずらり。
- PLAUD NOTE本体
- 専用MagSafeケース
- PLAUDパッケージ
- マグネット式充電ケーブル
- MagSafeリング
こちらがPLAUD NOTEの本体。アルミ削り出しのおしゃれなデザインでiPhoneとの親和性が抜群です。
3つのカラーバリエーションの中から今回はベーシックなシルバーを選びました。
- シルバー
- ブラック
- スターライト
サイズはクレジットカードを3枚重ねたときとほぼ一緒。0.29mmの厚さしかなく想像以上にミニマルでした。
洗練されたデザインや無駄なものがないコンパクトな形状を見ると男心をくすぐられますね。
ボタンは端末上部にまとめられていて、左からインジケーターライト、録音モードスイッチ、録音ボタンというシンプルな構成。
端末の背面には充電用ポート。ここに専用の充電ケーブルを繋いで給電を行います。
公式サイトによると一回のフル充電で最大30時間連続録音できるとこのことでバッテリーのスタミナはそこそこある感じ。
PLAUD NOTEの使い方
PLAUD NOTEの使い方はとてもシンプル。下記の3ステップですぐに導入することが可能です。
まずはPLAUD NOTEの専用アプリをダウンロードし、スマホとのペアリングを完了させる。
PLAUD NOTEは録音モードをノーマルモード or 通話記録モードから選べる使用なので、用途に合わせてモードをセット。
録音モードを適正に選択して録音ボタンをタップ。これだけで自動でアプリが立ち上がって音声データの録音が開始されます。
PLAUD NOTEのメリット
ここからはPLAUD NOTEを実際に使ってみて感じた良い点を3つに分けてじっくり紹介していきます。
ワンタッチで録音が開始するのが便利
iPhoneのボイスレコーダーなどで音声録音を実施する場合、アプリを立ち上げて録音ボタンを押さなければならず、アクションが多いです。
しかし、PLAUD NOTEは背面の録音ボタンを押せばすぐにアプリが立ち上がり、録音が開始されるので上記のような煩雑さがありません。
急に大事な電話が来た時も手元にPLAUD NOTEがあればすぐに録音が開始できるので、営業マンの方などはとても重宝するんじゃないかと思います。
議事録の文字起こしの精度が高い
PLAUD NOTEで録音したデータを再生すると、リアルタイムで文字起こしが実施されます。
下記は過去に書いた「ドリンクホルダー レビュー記事」を読み上げ、音声を文字起こしした結果。
精度も非常に満足できるレベル。ちょっと早口で喋ったり少しノイズが多い場所で喋ってみたりしても問題なく文字起こしされていました。
これならMTGの議事録をとったり、インタビュー内容を原稿にするのがとても便利になると感じます。
※作成時のPLAUDアプリはベータ版の為、正式版の画面と一部異なる箇所があります。正式版では全て日本語表記となります。
話した内容が自動でChaptGPTで要約される
PLAUD NOTEは文字起こしされたテキストをChaptGPTの力で要約することができます。
要約のフォーマットも下記のように複数あり適切な形で要約が可能です。
- 要約
- 議事録
- 講義ノート
- 通話記録
- インタビュー記事
- マインドマップ
要約されたテキストをそのまま他の人に共有するのは難しいと思いますが、文字起こし&ChaptGPTによる連携で60%ぐらいの完成度のアウトプットが作られるイメージ。
要約されすぎる感があるので、肉付けを加えていくように手直しをすれば簡単にシェアすることができるので、とても仕事の効率が上がると感じました。
PLAUD NOTEのデメリット
次にPLAUD NOTEを実際に使ってみて感じたイマイチな点を2つ紹介していきます。
音声を全て聞かないと文字起こしが完了しない
技術的にはしょうがないのかもしれませんが、PLAUD NOTEで収録した音声は一度全て再生しないと文字起こしが完了しません。
長時間のMTGなどの内容の場合は全て聞き直すのがやや面倒なので、音声収録と同時並行で文字起こしを実施してくれるとより使い勝手が上がると感じました。
充電方法が惜しい
普段から持ち歩くデバイスはUSB-Cケーブルで充電できるものに絞っているのですが、PLAUD NOTEは専用の充電ケーブルが必要。
非常に薄い端末なので、しょうがないと思いつつも普段使いする上でややネガティブな印象を持ちました。
フル充電から最大30時間連続録音できるバッテリー容量なので、たまの充電と考えれば大きな問題ではないですが、Qi充電などに対応していたら最高だったなぁ…。
PLAUD NOTEの利用プランについて
PLAUD NOTEには無料のスタータープランと有料のプロプランが用意されています。
また、オプションプランとして文字起こしパッケージも追加で購入が可能。各プランの違いは下記のようになっています。
プラン名 | スタータープラン | プロプラン | 文字起こしパッケージ |
---|---|---|---|
価格 | 0円 | 年間12,000円 (月額払いなら1,980円) | 13,000 円 (1年間有効) |
詳細 | 毎月300分の文字起こし 要約機能 | 毎月1200分の文字起こし 要約機能 | 6000分間の文字起こし時間が追加で利用可能 |
PLAUD NOTE レビューまとめ
PLAUD NOTEを使用してみた感想を紹介してきました。改めて本製品のメリット・デメリットをまとめると下記の通り。
- ワンタッチで録音が開始するのが便利
- 議事録の文字起こしの精度が高い
- 話した内容が自動でChaptGPTで要約される
- 音声を全て聞かないと文字起こしが完了しない
- 充電方法が惜しい
初めてAIボイスレコーダーを触りましたが、文字起こし+ChaptGPTの要約は非常に便利だなと感じました。
文字起こしって単純作業なので、データにするの面倒ですからね。
ミーティングが頻度多くある方、営業マンの方、インタビュー記事を作成するライターの方などは一つ持っておくと仕事がとても捗ると思います。
気になった方は下記のリンクからアイテムをチェックしてみてください!
ブランド | PLAUD |
---|---|
カラー | ブラック、シルバー、スターライト |
本体サイズ | 85.6×54.1×2.99mm |
本体重量 | 約30g |
内蔵マイク | MEMS×2 & VCS×1 |
フル充電時間 | 約2時間 |
バッテリー容量 | 400mAh |
持続時間 | 連続録音:最大30時間 連続スタンバイ状態:最大60日間 |
USBポート | マグネットポート |
内蔵ストレージ | 64GB |
有効録音範囲 | 10メートル |
ノイズキャンセリング | 対応 |