複数のカメラ機材を安全に持ち運ぶのに最適なカメラバッグ。
たくさんの機材を持ち運ぶならリュックタイプのバッグが一般的ですが、ちょっとしたお出かけや頻繁にレンズを交換しながらの撮影では肩掛けタイプのバッグが便利です。
そんな肩掛けタイプのカメラバッグの中で個人的にちょっと気になっていたアイテムがあります。PGYTECH OneMo Sling 11Lというアイテムです。
実際に使用してみた結果も大満足。
細かいところまで使い勝手がしっかり計算されており、デザインもおしゃれで少ない機材をもって外出するときにヘビーユーズできるバックだと感じました。
ということで、本記事ではPGYTECH OneMo Sling 11Lを使用した感想をじっくり紹介していきたいと思います。
本記事はメーカー様に製品提供いただき、作成しています。
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PGYTECH OneMo Sling 11Lの外観
今回提供いただいたOneMo Sling 11L。
様々なカメラアクセサリーを手掛けるPGYTECHから発売されたショルダータイプのカメラバッグです。
早速パッケージを開封するとこぶりなサイズ感のカメラバッグの登場。装飾は少なめでシンプルなデザインなので、どんな服装にも合いそうな印象。
素材はポリエステルとプラスチックが使用されており、サラサラとした肌触りが気持ち良いです。
カメラバッグのファスナーを開くと三層に分けられた収納スペースとメインコンポーネントを好みのレイアウトに仕切るためのパーテーションが4枚。
それぞれのエリアにどんな機材を収納することができるのかは後ほど紹介。
ショルダーは程よい厚みと太さがあり、長時間肩掛けして撮影に出かけても痛みが出ないようにしっかりケアがされています。
ファスナーは安定のYKK製。止水加工もなされており、突然の雨でもある程度の浸水を防ぐことができる仕様になっています。
PGYTECH OneMo Sling 11Lに撮影機材を収納してみる
ここからはPGYTECH OneMo Sling 11Lに普段使って入機材をしまっていきながら、収納力をチェックしていきます。
スナップ撮影に必要な機材が十分入るメインスリーブ
まずはメインスリーブ。下記のような機材がすっぽり収まるサイズ感で、ちょっとしたお出かけには十分すぎる容量だと思います。
- 一眼カメラ+レンズ × 1
- レンズ × 2
実際に機材を収納してみるとこんな感じ。
奥行きにゆとりがあるので、Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD (A056)のような望遠レンズや卓上三脚などの機材もバッチリ収めることができます。
仕切りのレイアウトは自由に変更できるので、収納する機材のサイズ感ごとに細かく調整が効くのも便利なポイント。
メインスリーブの背面側にはiPad 12インチが収まるサイズのポケットも。
ここにタブレットを収納して撮影に出かければ写真データをすぐに現像することが可能です。
高さを変えて拡張できるのも便利
PGYTECH OneMo Sling 11Lは側面に付いているファスナーを広げることで高さが約4cmアップし、容量を13.5Lに拡張することもできます。
これを使うとMacBook Pro14インチなど高さのあるアイテムもらくらく収納できるようにパワーアップ。柔軟な使い方ができると使用シーンがぐっと増えそうですね。
アクセス抜群のトップスリーブ
メインスリーブの蓋部分にあるトップスリーブは大きなメッシュポケットが2つ。
ここはバッグを背負っていて最もアクセスがしやすいポケットなので財布やスマホ、ワイヤレスイヤホンなどを収納するのに最適です。
普段ポケットに入れているものをまとめて収納できると、移動しやすくなるのでありがたい。
蓋部分の裏側には交換用バッテリーを収納するのに最適化されたポケット。
各ポケットの上にはパワーインジケーターがついており、フル充電のバッテリーと充電切れバッテリーを直感的に管理できます。
今までカメラバッグはいくつか買い替えてきましたが、ここまで丁寧にバッテリー管理ができるアイテムは初めて。こういう細かな配慮がカメラマンにはぐっときます。
手持ちジンバルも収まるミドルスリーブ
OneMo Sling 11Lの前面には手持ちジンバルや上着を引っ掛けることができるミドルスリーブ。
ジンバルを持っていないのでミニ三脚を試しに収納してみていますが、縦に長い機材も引っ掛けられるのは色んな場面で重宝しそう。
細々としたアクセサリーの収納に最適なフロントスリーブ
カメラバッグの前面にはフロントスリーブ。
交換用レンズフィルター、レンズペン、レリーズなどの細々としたアクセサリーをまとめて入れるのに最適なサイズ感です。
アクセス性も高いので撮影中ぱっとカメラやレンズをメンテナンスしたり、夜景撮影用のアクセサリーを取り出しやすいのが嬉しいポイント。
PGYTECH OneMo Sling 11Lを持って出掛けてきた
スリングバッグは機能性だけでなく肩掛けしたときの見た目も大事な要素。実際に肩に背負った雰囲気はこんな感じ!
程よい大きさのバッグかつ、シンプルなデザインなのでどんな服装にも合わせやすいのが良いですね。
いつもはリュックタイプのカメラバッグで出かけることが多く、レンズ交換をする時にやや面倒に感じる瞬間がよくありました。
でも、リングタイプのこのカメラバッグなら機材交換もさくっと行うことが可能。
リュックタイプにはないメリットを感じて、今後はシーンに応じて使い分けようと思いました。
スリングタイプのバッグは重い機材を持ち運ぶと肩や腰に負担がかかりますが、容量11LのPGYTECH OneMo Sling 11Lならそこまで重さも感じません。
肉厚なパッドがついているショルダーのおかけで長い時間肩かけしていても痛みを感じることも殆どなかったのが嬉しいポイントです。
OneMo Sling 11LとOneMo Sling7Lの比較
今回紹介したPGYTECH OneMo Sling 11L。同時期にもう一回りコンパクトなサイズ感のPGYTECH OneMo Sling 7Lも販売されています。
11Lの容量でもちょっと大きいと感じた方はぜひPGYTECH OneMo Sling 7Lを検討してみて下さい。
OneMo Sling 7L | OneMo Sling 11L | |
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イメージ | ||
重量 (パーテーションあり) | 0.84kg | 1.1kg |
素材 | ポリエステル プラスチック | ポリエステル プラスチック |
サイズ | 320 × 230 × 150mm | 380 × 250 × 170mm |
リンク | 価格を見る | 価格を見る |
PGYTECH OneMo Sling 11L レビューまとめ
PGYTECHから発売されているスリングタイプのカメラバッグ、OneMo スリングバッグ 11Lを使用した感想を紹介してきました。
改めて本製品の魅力をまとめてみると以下の通り。
- どんな服装にもあうシンプルなデザイン
- 細かな配慮がなされたポケットが複数あり使いやすい
- 11L→13.5Lに拡張できる
- クッション性の高いショルダーパットで長時間肩にかけても痛みが出づらい
久々にスリングタイプののカメラバッグを使用しましたが、リュックタイプにはないメリットがあることをしっかり感じたので、今後はシーンに応じて使い分けをしていきたいと思います。
気になった方はぜひ下記のリンクから商品詳細をチェックしてみてください。