鍵や財布などの貴重品を紛失した際に、落とした場所を特定したり、貴重品の紛失の未然に防ぐことができる便利なIOTデバイス、紛失防止タグ。
日本国内だとMAMORIO(マモリオ)というアイテムの人気が高いのですが、バッテリー交換できず一年で寿命が来てしまうという弱点があります。
毎年交換するのはお金がかかるし、なるべく一つのアイテムを長く運用したいという方には電池交換可能なTile Mate(電池交換版)が最適です。
米国シェアNo1で品質も間違いなしのおすすめの紛失防止タグ(スマートタグ)ですので、使用感を紹介していきたいと思います。
- 米国シェアNo1の紛失防止タグ
- 電池交換可能だから長く愛用できる
- スマホとTile Mateの双方向から呼び出しが可能
- クラウドトラッキング(簡易GPS機能)に対応
- スマートスピーカー(Google Assistant、Amazon Alexa)に対応
タップできる目次
Tile Mate(電池交換版)の外観
今回購入した紛失防止タグのTile Mate(電池交換版)。米国シェアNo1を誇る紛失防止タグのメーカーであるTile社から発売されているアイテムです。
パッケージを開封すると白を基調とした正方形の紛失防止タグの登場。
タグの背面にあるカバーを開ければ電池(CR1632)を交換できるようになっています。電池交換ができる紛失防止タグはあまり多くないので、この仕様はありがたいところ。
大きさは35mm × 35mmとなっており、紛失防止タグとしては一般的な大きさです。
厚さは6,2mmとなっており、同社のTile Mate(電池交換なし版)と比べると若干ですが、厚みがあるのがわかります。
Tile Mate(電池交換版)のペアリング方法
Tile Mateの外観をチェックしたらさっそくスマホとペアリング設定を行っていきましょう。ペアリング設定は下記の3ステップでおこなうことができます。
まずはお手持ちのOSの種類に合わせて、専用アプリをスマホにインストール。
Tile – Find lost keys & phone
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インストールが完了したらアプリを立ち上げて、アカウント登録をしていきます。facebookアカウントを利用するか、メールアドレスとパスワードを入力することでアカウント登録が可能です。
アカウント登録を完了したらTileアプリの管理画面左上にある「+」ボタンをタップし、タグの登録に進みます。
あとは管理画面の案内に従ってTile Mateの登録をすませば、ペアリング設定完了です!
Tile Mateのセットアップ方法は下記のPDFファイルで詳しく確認することができます▼
Tile Mate(電池交換版)の使い方・できること
ペアリングが完了したら、Tile Mateでできることをチェックしていきましょう!このデバイスで実施できるのは下記の3つです。
- タグの位置情報をアプリから確認する
- スマホとタグを相互に呼び出す
- クラウドトラッキング(簡易GPS機能)
それでは1つずつ機能をチェックしていきましょう!
タグの位置情報をアプリから確認する
Tile Mateとスマホが60m以上離れて、Bluetooth接続が切れると、下記のように最後に接続が切れた位置がアプリ上に記録されるので、落とした場所のあたりをつけることができます。
管理画面を開くと、有効範囲内にないことがすぐわかりますし、落とした場所のマーカーをタップすると地図案内が開始され、迷わず移動できるので使いやすいです。
この機能があればもしも貴重品をなくしてしまった場合でも効率よく落し物を発見することができます!
Apple Watchからも操作可能
TileのアプリはApple Watchからも操作することができます。iPhoneを取り出さなくても、タグの位置を確認することができ、便利です。
スマホとタグを相互に呼び出す
Tile Mateの通信距離は最大60mとなっており、範囲内であればスマホとTile Mateを相互に呼び出すことが可能です。
この機能があればタグをつけた貴重品やスマホが手元にないと気づいたときにアラートが聞こえる範囲内にあるか確認することができますし、家を出かける前にスマホどこ置いたっけ??といったシーンでとても活躍しそうです。
Tile Mateからスマホを呼び出す場合はタグの中央にあるボタンをダブルクリックすることでスマホのアプリが起動し、アラートが鳴ります。
スマホからTile Mateを呼び出す場合はアプリを立ち上げて「呼び出すボタン」をタップします。
AIアシスタントの「アレクサ」や「Google Home」に対応しているので、呼びかけに反応してTileのアラームを鳴らすこともできます。
クラウドトラッキング(簡易GPS機能)
上記で書いた通り、Tile Mateはリアルタイムにタグの位置をアプリから確認できるわけではなく、Bluetooth接続が最後に切れた場所を記録して、落とした場所のあたりをつけるというのが正しい利用イメージになります。
MAMORIOなどほかの紛失防止タグもリアルタイムの位置を把握できるGPS機能を持っていません。
ただし、この弱点を補完するために、Tile Mateにはクラウドトラッキング(簡易GPS機能)があります。
これはモノをなくしたとき、Tileの製品を持っている方がタグの近くを通れば、そのタイミングでタグの現在地を更新してアプリに通知してくれるというもの。
これによって、簡易的なGPS機能を実現することができ、落し物を発見できる可能性を高めることができます。
Tile mateとMamorioの比較
紛失防止タグの2大人気アイテムといえばTile MateとMamorioです。Tile Mateの使い方や特徴をあげてきたので、そのうえで両者にどんな違いがあるか表にまとめたいと思います。
結論をいうとコスパ重視ならTile Mate、とにかく落し物を発見できる可能性を重視したいならMamorioがおすすめです。
Tile Mate | MAMORIO(マモリオ) | |
---|---|---|
イメージ | ||
サイズ | 縦35mm × 横35mm× 厚さ6.2mm | 縦35.5mm ×横19mm× 厚さ3.5mm |
重さ | 7.5g | 3g |
電池交換 | ○ | × |
音を鳴らす機能 | ○ | × |
アラート通知 | × | ○ |
みんなで探す機能 | ○ | ○ |
公共交通機関との連携 | × | ○ |
Tile Mateがおすすめの方
Tile Mateの一番の魅力は電池交換が可能で運用がしやすいという点です。またスマホとタグ相互に音を鳴らして呼び出すことができるなどBluetooth接続の有効範囲内であれば、探しやすさも抜群。
安い運用コストである程度の落し物発見確立をカバーしたい方にはTile Mateがおすすめです。
MAMORIO(マモリオ)がおすすめの方
MAMORIOは国産紛失防止タグの利点を活かしてJRなどの公共交通機関と連携していたり、一定以上離れるとスマホに通知が行くようになっているのがTile Mateにはないメリットです。
電池交換できないので寿命が来たら買い直さなければならないデメリットがありますが、落し物を未然に防ぐことや紛失物を発見できる精度の高さをより重視したい方にはMAMORIOがおすすめです。
MAMORIO 第3世代 レビュー!軽量コンパクトで使いやすい紛失防止タグTile MateとTile Proの違い
Tile社が発売から発売されている紛失防止タグには今回紹介したTile Mate以外にも上位版にあたるTile Proやカード型のTile slimなど複数の商品ラインナップがあります。
どのシリーズも使い方は同じですが、少しずつ特徴が異なるので主要なアイテムを4つ紹介していきます。
Tile Mate(電池交換版)レビューまとめ
Tile Mateは紛失物を発見するために下記の3つの機能を搭載したとても便利なアイテムでした。
- スマホとタグの相互呼び出し機能
- 紛失防止タグの位置を記録
- みんなで探す機能(クラウドトラッキング)
さらに、電池寿命が来たら使い捨ての商品が多い中で、TileMateは電池交換可能となっており、長く運用できるのが最大の強みです。
品質、運用面どちらもバランスがとれているとてもおすすめの商品ですので気になった方は是非チェックしてみてください!
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