鍵や財布などの貴重品をなくすリスクを下げたり、子供やペットの迷子防止に便利な紛失防止タグ(スマートタグ)。
私は日々の貴重品の管理にAmazonや楽天でも人気が高い「Tile Mate」というアイテムを利用しています。
精度も高く便利なアイテムなんですが、ひとつ難点があるんです。それはタグに厚みがあり、財布の中などにしまいづらいなど、管理できるアイテムに制限があることです。
そこで今回、Tile Mateの姉妹アイテムにあたるTile Slimを購入してみました。下記のような特徴をもつおすすめの紛失防止タグだったので、紹介したいと思います。
- クレジットカードサイズのカードタイプの紛失防止タグ
- 薄さ2.7㎜で財布やパスポートケースなどしまっておくのに最適
- 電池寿命3年のロングバッテリー(電池交換はできない)
- スマホとタグ相互に音で呼び出せる
- クラウドトラッキング(簡易GPS機能)対応
- スマートスピーカー(Google Assistant、Amazon Alexa)に対応
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Tile slimの外観
今回購入した紛失防止タグのTile slim。230の国と地域で利用されており全米No.1を獲得しているTile社から発売されているアイテムです。
パッケージを開封すると、とても薄い紛失防止タグの登場。名前の通りめっちゃスリムですね。
Tile slimは電池交換ができないアイテムなので、タグの裏側はとてもすっきりしています。
Tile slimのサイズ感
Tile Slimの一番の特徴はカードタイプの紛失防止タグであるということ。タグの大きさは85.5㎜ x 53.9㎜となっており、免許書やクレジットカードとほぼ同じ大きさです。
厚みは2.7mmとなっており、クレジットカードを2~3枚ほど重ねたぐらいの厚みとなっております。ちなみに14gと軽量です。
タカヒロ
Tile slimを様々なアイテムに収納してみる
Tile slimの外観をチェックしたら、実際に普段利用しているアイテムに収納してみます。
まずは財布。レザー財布のカードポケットには2.5枚分くらいの厚さのタグを収納するのはちょっと厳しいですが、お札入れのスペースであれば問題なく収納可能。
パスポートケースのように一枚一枚のカードポケットにゆとりがある場合は問題なく収まります。
また、両面テープを使用すれば、ノートパソコンスタンドなどにも貼ることが可能です。
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Tile slimのペアリング方法
Tile slimがどんなアイテムに使えるかをチェックしたらさっそくスマホとペアリング設定を行っていきましょう。ペアリング設定は下記の3ステップでおこなうことができます。
まずはお手持ちのOSの種類に合わせて、専用アプリをスマホにインストール。
Tile – Find lost keys & phone
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インストールが完了したらアプリを立ち上げて、アカウント登録をしていきます。facebookアカウントを利用するか、メールアドレスとパスワードを入力することでアカウント登録が可能です。
アカウント登録を完了したらTileアプリの管理画面左上にある「+」ボタンをタップし、タグの登録に進みます。
あとは管理画面の案内に従ってTile Mateの登録をすませば、ペアリング設定完了です!
Tile slimのセットアップ方法は下記のPDFファイルで詳しく確認することができます▼
Tile slimの使い方・特徴
ペアリングが完了したら、Tile slimでできることをチェックしていきましょう!このデバイスで実施できるのは下記の3つです。
- タグの位置情報をアプリから確認する
- スマホとタグを相互に呼び出す
- クラウドトラッキング(簡易GPS機能)
タグの位置情報をアプリから確認する
Tile slimとスマホが60m以上離れて、Bluetooth接続が切れると、下記のように最後に接続が切れた位置がアプリ上に記録されるので、落とした場所のあたりをつけることができます。
管理画面を開くと、有効範囲内にないことがすぐわかりますし、落とした場所のマーカーをタップすると地図案内が開始され、迷わず移動できるので使いやすいです。
Apple Watchからも操作可能
TileのアプリはApple Watchからも操作することができます。iPhoneを取り出さなくても、タグの位置を確認することができ、便利です。
クラウドトラッキング(簡易GPS機能)
リアルタイムにタグの位置を特定することが出来ない弱点を補完するクラウドトラッキング(簡易GPS機能)。
タグ紛失時に、自分と同じタグを使っている人が近くを通ると、最新のタグの位置をお知らせしてくれるので、簡易的なGPS機能として利用できます。
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スマホとタグを相互に呼び出す
Tile slimの有効距離内であれば、スマホとタグを相互に呼び出すことが可能です。
この機能があれば、タグやスマホが手元にないと気づいたときにすぐに自分の近くにあるか確認することができるので、効率よくタグを探すことができるようになります。
タグの中央にあるボタンをクリックするとスマホが呼び出せる▼
アプリを立ち上げて「呼び出すボタン」をタップすれば、タグの音が鳴ります。(Amazon Alexa、Google アシスタントとも連携できるので声でモノを探すことも可能)
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Tile SlimとOrbit Cardを比較
カードタイプの紛失防止タグ購入を検討しているなら、Orbit Cardもおすすめです。
Tile Slimよりも薄く、充電可能で離れると音が鳴る分離アラート機能も搭載しています。
Tile slimレビューまとめ
Tile slimはキーホルダー型のTile Mateではつけづらいアイテムを管理するのに最適な紛失防止タグでした。
残念ながら電池交換はできませんが、電池寿命は3年とパワフルですし、お得に運用することができるアイテムだと思います。
購入から1年の製品保証もあるので、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。