2021年11月に1Kの部屋から1LDKの部屋に住み替えて約3ヶ月が経ちました。
部屋の間取りに合わせていくつか家具も買い替え、ようやく落ち着いて生活できるようになっています。
今回、そんな新居をより好みの空間に近づけるためにかねてから憧れてたコンクリート調の壁紙を自分で張ってみることにしました!
タカヒロ
壁紙は部屋の印象を大きく左右する要素!コンクリート調の壁紙でより洗練された雰囲気の部屋に仕上げるプランです。
結果は大満足。1万円ほどの予算で見違えるほど部屋の雰囲気を変えることができました。
そこで本記事では、壁紙を張り替えるために購入したものや具体的手順などを紹介したいと思います。
記事後半では「賃貸部屋の壁紙を張りかえるために調べたこと」もまとめています。
賃貸物件だけど、部屋をもっと自分好みにアレンジしたい!と思っている方はぜひチェックしていってください!
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壁紙を張り替えるために購入したアイテム
今回、ダイニング兼書斎として使っているスペースの壁紙を原状回復することを念頭に自分で貼り替えてみることにしました。
壁の面積は縦305cm × 横230cmほど。複雑な凹凸や障害物はなく、初めて壁紙を貼るにうってつけのスペースです。
それではさっそく、壁紙を貼り替えるために購入したものをまとめて紹介していきます。
アクセントクロス
今回の記事の主役であるアクセントクロスは複数のサンプルで取り寄せてじっくり比較したのちに、サンゲツ FE6210(のりなり)に決めました。
1メートル400円の壁紙を10メートル分購入したので、4,000円の買い物です。意外と安くてびっくり。
壁紙の色はネットの画像と実物は印象がだいぶ違うことがあります。
なので、いきなり壁紙を必要なメートル分購入するのではなく、ちょっと面倒に感じても事前にサンプル壁紙で実物を確認するのをおすすめします。
なぜのりなしの壁紙を選んだかは記事後半の「のり付き・のりなし・シール型壁紙どれがおすすめ?」で解説しています。
壁紙を張り替えるための道具一式
壁紙を張り替えるための道具は数が地味に多いので、セット売りされているものを中心に揃えました。
下記のアイテムがあれば取り合えず必要なものが揃います。購入金額は大体6,000円ほどでした。
刷毛は必須ではないのですが、壁際に糊を塗る際にあると便利といろいろな記事に書かれていたので、おまけで購入しました。
【賃貸DIY】壁紙を張り替える手順
壁紙の貼り替えに必要なものを全て揃えたら、さっそく貼り替え作業を開始していきます。
工程は大きく分けて6ステップ。各工程ごとに注意ポイントも記載しながら手順を紹介していきます。
寸法を計算した上で壁紙を必要枚数分にカットしておきます。
コンクリートのように繰り返し柄の壁紙の場合は、はじまりが同じ柄になるようにカットしていきましょう。
準備ができたらローラーとハケを使って壁にのりをつけていきます。
ノリがついていない箇所があると壁紙が浮く原因になるので、たっぷり満遍なくのりをつけていきましょう。
一枚目の壁一面に糊を満遍なくつけたら水平・垂直に壁紙を貼っていきます。
壁紙を貼ったらなでハケを使って壁と壁紙の間にある空気を抜いていきます。
余った壁紙は地ベラとカッターを用いてカットしていきます。
事前に木ヘラで壁紙のカット部分を押しながら癖づけしておくと綺麗にカットすることができます。
壁紙を切っているとすぐにカッターの刃の切れ味が悪くなるので、数回使用したら新しい刃に取り替えるのがおすすめ。
2枚目も同じように壁紙を貼っていきます。
繋ぎ目を綺麗に合わせることや、繋ぎ目を圧着ローラーで綺麗に処理していくことを意識しましょう。
上記の作業を繰り返せば作業は完了!今回初めて壁紙を張りましたが、だいたい3時間ほどの所要時間で作業を行うことができました。
壁紙同志の継ぎ目も目立たなく張ることができました。本物のコンクリート壁に見える満足の仕上がりです。
作業イメージは動画の方がわかりやすいと思うので、参考にさせてもらった動画も紹介します。
アクセントクロスを張った後の部屋の雰囲気
ということで、全ての壁紙を張り終えた後の部屋の雰囲気はこんな感じ!コンクリート調の壁紙にしたことで、ぐっと洗練された空間になったのではないかと思います。
大好きなデスクスペースもかっこいい…!
コンクリート調の壁を背景にすることによって、物撮りした際に商品がより魅力的に映るようにもなりました。これは物撮りが楽しくなる予感。
初めてのアクセントクロス張り、大成功です!
賃貸部屋の壁紙を張りかえるために調べたこと
ここでは部屋の壁紙を貼る際に個人的に調べた疑問をまとめておきます。
きっと初めてアクセントクロスを張り替えるという方が気になることばかりだと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
アクセントクロスを張ることができる壁の見分け方
アクセントクロスを張り替える際に一番気になるのは「一度つけた壁紙を引越しなどで剥がすときにちゃんと原状回復できるのか」という点だと思います。
ここに関しては壁紙に使われている素材がビニールクロスの場合は問題ないようです。
そして、壁紙の素材がビニールクロスかどうかを見極めるには霧吹きで水をかけるのが有効。
- 水を吸い込まない場合=ビニールクロス
- 水を吸い込む場合=紙クロス・布クロス
白い壁紙の場合はビニールクロスが使われているケースが多いようですが、ここはしっかり確認しておくと安心です。
参考 ビニールクロスと紙クロス・布クロスの見分け方RESTAのり付き・のりなし・シール型壁紙どれがおすすめ?
市販されている壁紙は3つのタイプに分けられます。
それぞれのタイプのメリット・デメリットを整理すると以下の通り。
のりなし壁紙 | のりあり壁紙 | シール壁紙 | |
---|---|---|---|
メリット | 1mあたりの単価が一番安い 位置調整しやすい 原状回復できるのりを使えば賃貸でも安心 |
のりを壁に塗る作業が省ける のりを塗るための道具が不要 位置調整しやすい |
最小限の道具で張り替え作業が行える 手が汚れず作業できる |
デメリット | 作業工程が一番多い 揃える道具が一番多い |
2~3週間以内に張らないとのりが乾いてしまう 1mあたりの単価が高い ものによっては原状回復できないものもある |
位置調整するのが大変 製品バリエーションが少ない |
今回サンプル壁紙を複数取り寄せた中で気に入った製品はシール型の取り扱いがありませんでした。
なので、のりあり or のりなしどちらかを選択することになったのですが、最終的には後者を選びました。
その理由は、壁紙を張る場所を3箇所予定しているからです。
壁紙を一箇所張るだけなら、のりあり壁紙を貼ったほうがトータルのコストが安く済むのですが、複数箇所張る場合はのりなし壁紙を選んだ方がお得です。
また、今後引越した時にもきっと壁紙を張り替えたくなるだろうなと思ったので、のりを塗る道具も揃えてのりなし壁紙を購入しました。
- 複数箇所張る予定があるならのりなし壁紙がおすすめ
- 一箇所張るだけならのりあり壁紙がおすすめ
壁紙をきれいに貼るコツ
壁紙は下記のような特性があります。
- 湿度が高いと伸びる
- 湿度が低いと縮む
湿度が低い状況で壁紙を貼ると、湿度が高い状態になったときに壁紙が伸びてシワが浮きできやすくなってしまう可能性がでてきます。
なので、施工する前には部屋の中を湿度の高い状態にして壁紙を伸びた状態で施工をしましょう。
僕は壁紙が浮いてこない対策のために加湿器をつけて部屋の湿度が高い状態で壁紙を貼りました。
参考 湿度の高い日、低い日どちらに貼るのがいいですか?はがせる壁紙RILM他のスペースもアクセントクロスを張りました
今回紹介した箇所以外にもリビングスペースの壁にアクセントクロスを張りました!
アクセントクロス張るだけでぐっと部屋の雰囲気が変わるのすごいです。
【追記】壁紙の剥がし方
引っ越しに伴ってDIYで貼った壁紙を剥がしました。
綺麗に剥がれるか心配でしたが、結論単純にめくっていくだけで簡単に原状回復することができました。
壁紙が綺麗に剥がせない箇所は、霧吹きをかけるとめくりやすくなります。
さくっと剥がすことができて安心したので次の新居でも積極的に壁紙DIYを実施していきたい!
DIYで貼った壁紙を剥がしました。
— タカヒロ / ガジェットブロガー (@takahiro_mono) October 2, 2022
綺麗に取れるか少し心配だったけど、問題なくて一安心😊 pic.twitter.com/FK2toAq7xY
壁紙をおしゃれにDIYするなら漆喰壁もおすすめ
今回はアクセントクロスを貼って部屋の雰囲気を変えるのに挑戦しましたが、それ以外の手法として漆喰壁にチャレンジするのもおすすめ。
漆喰壁は独特な風合いを楽しめるだけでなく、調湿性能が高く、室内の湿度を適切に保つことができるなどのメリットもあるからです。
自宅の壁を漆喰壁にDIYできる製品はいくつかありますが、その中で一押ししたいのがNURI2(ぬりぬり)」というアイテム。
- 100%自然素材を採用
- 公式サイトではHowTo動画コンテンツが充実
- LINEでの施工サポートもあるのでやり方に困った時も安心
賃貸の物件でも貼ってはがせる ペンキ 下地用 粘着シートなどを使用すれば原状回復できるので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
【原状回復できる賃貸DIY】壁紙を張り替える手順と購入した道具 まとめ
賃貸マンションのリビングスペースの壁紙を張り替えるために購入したものや手順などをまとめて紹介しました。
予算1万円ほどで部屋の雰囲気がガラリと変わったので大満足です。
また、壁紙を張り替えるのは大変な印象があったのですが、いざ実践してみると意外に簡単で楽しんで作業することができました。
お手軽に部屋の雰囲気を変える手段として効果的だと思いますのでまだ試したことがない方はぜひ実践してみてください。