1年ほど前に自宅のテレビを手放して、動画視聴する時はパソコンやタブレットを活用する生活を送っています。
このようなライフスタイルに至った理由は下記の通り。
- テレビ番組を見る機会がグッと減った
- テレビを置くとインテリアのレイアウトが固定されて楽しみづらくなる
ただ最近休みの日に映画を見る機会が増えてきたこともあり、大画面でコンテンツ視聴をしたい欲が沸々と高まっていました。
こんな経緯から寝室の天井にある備え付けのダクトレールにプロジェクターを吊るして大画面で動画を楽しめる環境づくりにトライしてみました。
色々とこだわって必要なものを買い集めたし、実際にプロジェクターを吊るしてみてわかったメリット・デメリットがあったので、本記事にてシェアしたいと思います!
タップできる目次
寝室を映画館にする計画の概要
まずは簡単に今回の計画の概要を紹介。
最近引っ越した1LDKの我が家は各部屋にライティングレールが備え付けられています。
今回はそれを活用して寝室の天井にデスクライトを吊るすことにしました。
また寝室には映像を映すのにちょうど良い壁がないため、スライド式ドアの前に突っ張り棒+プロジェクタースクリーンを設置して視聴環境を整えていきます。
ダクトレールにプロジェクターを吊るすために買ったもの
今回のプロジェクトを実行するために購入したアイテムをざっと紹介していきます。Amazonセールを活かして10万円ぐらいで買い揃えることができました。
XGIMI MoGo 2 Pro
今回の試みの主役となるホームプロジェクターはXGIMI MoGo 2 Proを採用。
下記の条件を満たすアイテムを探したところ、合致したのがこのアイテムでした。
- 軽量コンパクトなホームプロジェクター
- 200~400ルーメンの明るさ
- フルHDの映像を投影できる
- デザインがカッコよくインテリア映えする
ホームプロジェクターは大きな映像を映し出すほど強い光を投影できる必要があります。
しかし、今回はそこまで大きな映像を投影する予定ではないですし、4Kの解像度も必要ないと考え、コスパ重視で本アイテムを選びました。
ダクトレールフィクサー DR-31
ダクトレールからXGIMI MoGo 2 Proを吊るすために使用するダクトレールフィクサー DR-31。
ホームプロジェクターと統一感を出すためにシルバーカラーのアイテムが欲しいと思い、こちらのアイテムを採用しました。
三脚なども手掛けるカメラメーカーのケンコートキナー社製ということもあり、プロジェクターを吊るしたあとの安定感もいい感じで買って良かったです。
充電器ライティングレール用抜止コンセント
ライティングレールに吊るしたプロジェクターに電力を供給するためにはライティングレール用コンセントが必要です。
白のライティングレールの色に合わせて、下記のコンセントを購入しました。
あまりこだわりはなかったのですが、Amazonの口コミがまぁまぁ高くお手頃なアイテムだったのが購入の決め手。
CIO NovaPort SOLO 65W GaN & USB-Cケーブル15cm
XGIMIのプロジェクターに付属しているACアダプタはサイズが大きく、ケーブルも天井から吊るすには長すぎます。
どうせ取り付けるなら見た目のすっきりさにもこだわりたい…!
そこでライティングレールから綺麗にプロジェクターを吊るすために65W出力ができる小型充電器と長さ15cmのミニマムなUSB-Cケーブルを別途購入しました。
OSスクリーン MT-77
冒頭にも書いた通り、寝室にはプロジェクターの映像を投影できる真っ白な壁がないので、スクリーンを用意しました。
実際に調べてみるとスクリーンは非常に種類が豊富だったのですが、その中で今回はOSスクリーン MT-77というアイテムを購入。
- S字フックで吊るせる
- 本体重量が約2kgと軽量である
- 安価な価格で購入できる(1万円以下)
他のプロジェクターと比較したわけではありませんが、質感もよく綺麗に映像を映してくれるいいスクリーンだと思っています。
HEIAN SHINDO つっぱり棒
プロジェクター用スクリーンを寝室のドアに設置するための突っ張り棒。
今回は数あるアイテムの中から、DRAW A LINEで有名な平安伸銅工業から販売されているアイテムを購入しました。
- 幅178~283cmまで対応している
- ポールを最大に伸ばしても耐荷重が12kgあり、安定感抜群
- ポールの直径が3.5cmと太めなので、スクリーンを吊るすのに最適
実際取り付けてみるとびっくりするぐらい強力に固定できるアイテムだったので、スクリーンを吊るすならこれを買っておけば間違いなしだと思います。
S字フック
HEIAN SHINDO つっぱり棒はポールの直径が3.5cmと太めなので、それにフィットするS字フックを別途買いました。
こちらは特にこだわりがないので価格重視で。
購入したアイテムの設置手順
買ったアイテムは下記のような手順で設置していきました。簡単に流れを紹介していきます。
まずはホームプロジェクターの三脚穴にダクトレールフィクサーを取り付けます。
ホームプロジェクターを取り付けたらダクトレールフィクサーをライティングレール設置。
ライティングレールコンセント、充電器、USB-Cケーブルで繋いで電力を確保。
純正の電源アダプターを使用した場合と比較するとケーブルがぶら下がらずにスッキリした見た目に整えることができました▼


HEIAN SHINDOのつっぱり棒をスライド式ドアの前に設置。両端のグリップは凹凸のあるラバーでずり落ちにいので簡単に取り付けることができました。
最後に突っ張り棒にプロジェクターのS字フックを引っ掛けて、プロジェクタースクリーンを設置すれば寝室を映画館にする準備は完了!
ダクトレールにプロジェクターを吊るすメリット
ここからはダクトレールにプロジェクターを吊るして良かったと思う点を2つ紹介します。
置き場所に困らない
プロジェクターをテーブルなどに置く場合、複数の用途での兼用が必要になることが多いと思います。
必要な時に取り出して毎回セットアップするのは面倒だし、それが原因でプロジェクターの利用頻度が減っていくことも考えられます。
しかし、プロジェクターを天井から吊り下げておけば置き場所に困ることもないですし、使いたい時にすぐ映像を映すことができます。
位置が決まって入れば立ち上げるたびに台形補正などを調整も発生しないし、すぐにコンテンツ視聴が開始できて最高です。
真正面から投影できる
プロジェクターを机などに置く場合、部屋のレイアウトによっては壁に整体する形で映像を投影するのがむずかしい場合が出てくると思います。
最近のプロジェクターは台形補正が優秀なので斜めから投影してもある程度自然な映りになりますが、やっぱり真正面から投影したのに比べるとイマイチ。
しかし、天井からプロジェクターを吊るす場合、設置位置が部屋のレイアウトに依存しないので壁に正体して映像を投影しやすいです。
ダクトレールにプロジェクターを吊るすデメリット
ここからはダクトレールにプロジェクターを吊るしてイマイチと思った点を2つ紹介します。
スマート電球の導入が必須
ダクトレールにプロジェクターを設置する場合、壁スイッチをONにして電力を供給する状態を作る必要があります。
しかし、シンプルなライティングレール用のライトを設置していると部屋を暗くすることができません。
調光できるスマート電球などを取り付けて、壁スイッチがONの状態でも部屋を暗くできる環境を整えましょう。
用意すべきものが多い
天井にプロジェクターを吊るす場合、机に置いて使用するのに比べて事前に買い揃えるべきアイテムが多く、予算が高くなってしまいがち。
プロジェクター本体以外のアイテムも必要になることを念頭に置いて予算を考えるようにしましょう。
まとめ
ダクトレールにプロジェクターを吊るして、寝室を映画館にするために買ったものを紹介しました。
購入点数も多く、総額10万円ほどかかりましたが、理想の視聴環境を整えることができて大満足です。
毎日ベッドに寝そべりながら動画鑑賞するのが至福のひとときになっています。
自宅にライティングレールがある方やプロジェクターの映像を投影するのにちょうど良い壁がないとお困りの方はぜひ本記事の内容を参考にプロジェクターを導入してみてください!