2年ほど前から自動でカーテンを開閉してくれるSwitchBotカーテンを愛用しています。
朝起きるのが苦手な僕にとって、寝坊せずに起床するために欠かせない我が家の必需日です。
そんなSwitchBotカーテンの最新機種が2023年9月に発売されました。
お気に入りアイテムの最新バージョンということで、早速使用感をチェックしてみましたが、これはなかなかいい感じ。
静音性のアップ、取り付け方法の簡易化などのアップデートがあり、完成度がさらに上がっているのを実感できたので、SwitchBotカーテン3を使った感想を紹介していきたいと思います。
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SwitchBotカーテン3の外観
今回提供いただいたSwitchBotカーテン3。数多くのIoTデバイスを手掛けるSwitchBot社から発売されている製品です。
前モデルが発売されたのは2020年9月なので、3年ぶりにアップデートされたアイテムということになります
さっそくパッケージを開封してみると付属品がずらり。
- カーテン3本体
- フック
- マグネット(位置決めよう)
- クリーニングティッシュ
- USB-C to USB-A充電ケーブル(2m)
- フック取り付け用ロール
- ロール装着補助パーツ
- ロールアタッチメント
- リセットピン
- 取扱説明書
そしてこちらがSwitchBotカーテン3の本体。サイズは6.6 x 5.1 x 17.3cmとなっており、前モデルよりも一回り大きくなっています。
SwitchBotカーテン本体のトップ部分にはローラー。これが回転することでカーテンレールの移動しながらカーテンを開閉を行なってくれます。
SwitchBotカーテン本体の側面にはUSB-Cポート。SwitchBotカーテンは充電式になっており、約8ヶ月に一度の頻度で充電する必要があります。
SwitchBotカーテン3の設定方法・ペアリング方法
SwitchBotカーテンの外観をチェックしたらさっそく、初期設定を実施していきます。
主なステップは下記の通り。とても簡単での10分ほどでペアリング~取り付けを行うことができました。
まずは専用アプリをインストールし、アカウントを作成します。
SwitchBot
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アプリを立ち上げたら新規デバイスとしてSwitchBotカーテンを選択し、さらにペアリングを済ませます。
SwitchBotカーテンの開閉パターンを登録していきます。
SwitchBotカーテンをカーテンレールに取り付けます。開きたい方向から見て1番目2二番目のカーテンフックの間にSwitchBotカーテンを設置するのがポイント。
SwitchBotカーテンを取り付けたら、あとはカーテンを元に戻して写真のような状態にしておきます。
最後にSwitchBotカーテンを開いたときと閉じた時の移動距離を設定すれば、初期設定は完了です!
SwitchBotカーテン3の特徴
ここからはSwitchBotカーテン3の進化したポイントをまとめつつ、実際に使用してどう感じたのかを紹介していきます。
QuietDriftモード搭載で静音性がアップ
これまで愛用していた旧モデルは開閉時の音がやや気になるポイントでした。
眠りが浅いと窓から入ってくる光ではなく駆動音で目が覚めてしまい、「もう少し気持ちよく起きたかったぁ‥」ということもたまにあったり。
しかし、SwitchBot カーテン3はQuietDriftモードという開閉パターンが新たに追加されていて、この問題をすっきり解消してくれています。
秒速5㎜、運転音25dB以下で、ゆっくりと静かにカーテンを開閉してくれる機能
25dBは時計の秒針の音や、鉛筆の筆記音に相当する生活音で、実際に使ってみるとかなり静か。これはとてもいいですね。
SwitchBotカーテン3のQuietDriftモードがとても静かと評判なので実際に試してみたんだけ、これはすごい…!
— タカヒロ / ガジェットブロガー (@takahiro_mono) November 19, 2023
静かすぎてほとんど音が拾えなかった🙄
朝日で優雅に目覚めることができること間違いなし☺️ pic.twitter.com/Vk4CpvaUmn
駆動音の大きさからSwitchBotカーテンの導入を見送っていた人もSwitchBotカーテン3は購入する価値があると思います。
市販の約99%のカーテンレールに対応
Switchotカーテンは前モデル付属品にロールアタッチメントが付属してくるので、様々なカーテンレールに使うことができます。
なんと公式サイトによると市販の約99%のカーテンレールに対応しているそう。
前モデルでは付属品にロールアタッチメントがなく、対応するカーテンレールの幅が狭かったのでこれは嬉しい改善ポイントですね。
別売りのソーラーパネルで使い勝手がさらにアップ
SwitchBotカーテン3は充電式なのでバッテリーが切れたら、一度本体をカーテンレールから取り外して給電をする手間が発生します。
バッテリーは最大8ヶ月持つので、そこまで頻度は高くありませんが、毎回取り外すのはやや煩わしく感じる方もいると思います。
そんな方におすすめなのが姉妹アイテムのソーラーパネルです。
太陽光で電気をつくりSwitchBotカーテンへの給電を行えるようになるアイテムで、SwitchBotカーテンを充電のたびにカーテンレールから取り外す手間を解消できます。
設置方法はシンプル。下記写真のようにSwitchBotカーテン3のUSB-Cポートにソーラーパネルの脚を接続し、吊り下げるだけです。
僕の家は天井が高く、脚立に乗らないとカーテンレールからSwitchBotカーテン3を取り外せないので、充電不要なのはめちゃくちゃ嬉しいポイント。
SwitchBotカーテン3の使い勝手を最大限まで高めたい方はぜひこちらもチェックしてみてください。
SwitchBot Hub2との連携で利用シーンが広がる
SwitchBotカーテン3は姉妹アイテムのSwitchBotハブ2と連携することで操作性がぐっとアップします。
SwitchBotハブ2との連携あり・なしの差は以下の通り。最大限にSwitchBotカーテン3の力を引き出したい方はハブ2の導入もぜひ検討してみてください。
機能 | 連携あり | 連携なし |
---|---|---|
アプリ操作 | ◯ | ◯ |
遅延実行 | ◯ | ◯ |
タッチ&ゴー | ◯ | ◯ |
QuietDrift | ◯ | ◯ |
スケジュール | 無制限 | 最大5つまで |
リモートボタン | ◯ | × |
Matter対応 | ◯ | × |
アレクサ対応 | ◯ | × |
Googleアシスタント | ◯ | × |
IFTTT | ◯ | × |
Siriショートカット | ◯ | × |
照度センサー | ◯ | × |
温度センサー | ◯ | × |
スマートボタン | ◯ | × |
SwitchBotエコシステム | ◯ | × |
SwitchBotカーテン3に関するよくある質問
- 通常モードとQuietDriftモードのノイズはどれくらいの大きさ?
- 駆動時の音の大きさは通常モードでは42dB、QuietDriftモードでは25dBとなっています。
- カーテンレールの長さは最大何メートルまで対応している?
- 最大3メートルの長さまで対応しています。3mを超える場合は2台SwitchBotを使用することをおすすめします。
- ソーラーパネルで永続的に給電を行うのに必要な条件は?
- Switchbotカーテン3専用ソーラーパネルは1日約3時間の日光照射で、ほぼ永続的な給電が可能です。
SwitchBotカーテン3 レビューまとめ
SwitchBotカーテン2を約2年愛用してきた僕がSwitchBotカーテン3を使用してみた感想を紹介しました。
複数のアップデートの中でも一番良いなと思ったのはQuietDriftモードを搭載したこと。
駆動音に驚かずに、朝日を浴びて優雅に目を覚ますことができるようになって大満足です。
SwitchBotカーテン完成形と呼べるようなクオリティーに仕上がっているので、朝目覚めるのが苦手な方はぜひ導入してみてください!