おすすめのガジェットまとめ

iPad ProをノートPC化!Magic KeyBoardのメリット・デメリットまとめ【レビュー】

iPad ProをノートPC化!Magic KeyBoardのメリット・デメリットまとめ

iPad ProをMacBoookのように扱うことができるようになるMagic Keyboard。

iPad Proを所有している多くのユーザーが気になっているであろう周辺機器な一つですよね。

しかし、Magic Keyboardは非常に高価なアイテムなので、気になってはいるけど購入して後悔しないか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事ではMagic Keyboardを1ヶ月使用してわかったメリット・デメリットをまとめようと思います。

記事後半にはMagic KeyBoardと同等の機能を備えていながら安い価格帯の「ロジクール Touch Combo」も紹介しています。

Magic Keyboardを購入するか悩んでいる方には有益な情報となっているので、ぜひ最後までお付き合いください!

この記事の著者

ガジェットブロガー・タカヒロのアイコン

タカヒロ

ガジェットブロガー

買ってよかったモノについて発信する月間45万PVの個人ブログです。「正直なレビュー」をモットーに2015年のブログ開設から300以上の商品を紹介しています!

運営者情報・メディア掲載

Magic keyboard(ipad pro11インチ用)の外観

今回購入したMagic Keyboard(US配列)。Appleから発売されているiPadPro用のトラックパッド付きキーボードです。

Magic Keyboardの商品パッケージ

パッケージを開封するとMagic Keyboard本体の登場。薄く刻印されているAppleのロゴがかっこいいです。

Magic Keyboardを俯瞰撮影した様子

製品本体には滑りづらいラバー素材が使用されています。

Magic Keyboardをアップで撮影した様子

キー数は63。MacbookではTouchBarで操作できるファンクションキーやショートカットキーはありません。

Magic Keyboardのキーボードを撮影した写真

iPad本体との接続にはSmart Connectorを採用。マグネットの力で簡単に着脱することができ、iPad Pro本体から電力を供給できるようになっています。

Magic KeyboardのSmart Connector接続端子を撮影した写真

Magic keyboardのメリット

ここからは1ヶ月使用してみてわかったMagic keyboardのメリットを5つ紹介していきます。

良好な打鍵感を得ることができるキーボード

Magic keyboardをタイピングする様子

Magic keyboardのキーボードにはシザー構造と呼ばれる機構が採用されています。

これはMacBookにも搭載されている機構で、MacBookにとても近い打鍵感を得ることが可能。高速なタイピングも遅滞なく入力できるため、プロレベルの作業においても問題なく使用できます。

また、打鍵音は比較的静かなため、カフェや図書館など比較的静かな場所で使っても迷惑になることはありません。

バックライトを使用することもできる

Magic Keyboardのバックライト機能を使う様子

Magic KeyBoardはバックライト機能も搭載しています。

iPad Proの環境光センサーで自動的にオン・オフされる仕組みを採用しており、暗い場所でも問題なくタイピングすることができることが可能です。

ただし、バックライトを使うとiPad本体の電池持ちが悪くなってしまうので、ブラインドタッチが身についていて、とくにキーを見ることがない場合は下記の設定でバックライトをOFFにしておくのがおすすめ。

Magic KeyboardのバックライトをOFFにする方法
  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「キーボード」を選択
  4. [ハードウェアキーボード」の中の輝度調整をゼロに変更

Magic KeyboardのバックライトをOFFにする方法

トラックパッドの操作性も良好

Magic Keyboardのトラックパッドを操作する様子

Magic Keyboardのトラックパッドはマルチタッチジェスチャーに対応しており、MacBookのトラックパッドと同じような操作感を体験することができます。

MacBookに慣れ親しんでいる方なら最初からとても快適に使用することができるはず。

ちなみにデフォルトの設定だとトラックパッドを操作すると慣性が効いてMacBookとは若干操作感がずれるので、下記の設定をしておくのがおすすめです。

Magic Keyboardトラックパッドの慣性をオフにする方法
  1. 「MagicKeyboard」をiPad Pro本体に接続
  2. 「設定」アプリを開く
  3. 「設定」アプリの 「アクセシビリティ」を選択
  4. 「ポインタコントロール」を選択
  5. 「トラックパッドの慣性」をオフにする

Magic Keyboardトラックパッドの慣性をオフにする方法

デバイス本体へ充電する必要がない

iPad Proのバッテリーマークを撮影した写真

Magic KeyboardはiPad Proからのバッテリー供給を受けて動作する仕組みになっています。

そのため、個別にバッテリーを充電する必要がなく、使いたいときにさっと使うことが可能です。

ただし、Magic Keyboardを装着時とそれ以外ではiPad Proのバッテリー持ちが悪くなるのは注意ポイント。

Magic Keyboard経由でiPadへ充電することも可能

Magic keyboardのヒンジ部分にあるUSB−Cポート

Magic Keyboardのヒンジ部分にはUSB Type-Cポートが搭載されています。このポートを使えばiPad Proへパススルー充電する事が可能です。

MagicKeyboardを使用中はiPad ProのUSBポートが右側に来るのに対して、ヒンジ部分のUSB-Cポートは左側にあるので、左右どちらも充電することができるのが便利。

パススルー充電の場合はワット数が落ちるので給電効率が下がりますが、充電しながらUSB−Cハブを利用したりと幅広い使い方ができるのが魅力です。

ポート最大出力
iPad Pro本体約30W
Magic Keyboard約20W

Magic keyboardのデメリット

次にMagic Keyboardを1ヶ月使用してみて感じたデメリットを5つ紹介していきます。

数字キーが打ちづらい

Magickeyboardの数字キーをタイピングする様子

Magic KeyBoardはiPadをフローティングさせて使用します。

見た目はとてもかっこいいのですが、傾斜をつけた状態だとタブレットの下部がキーボード上部に重なってしまいます。

このため数字キーを入力した場合に指があたってしまうことが頻発してしまい、キーが打ちづらいんです。

数字キーを頻繁に入力するような方は注意しましょう。

iPadと一緒に使うとMacより重くなる

Magic Keyboadは製品自体の重量がそこそこ重いです。iPad本体と合計すると11インチ、12.9インチそれぞれ下記のような重量になります。

製品 ipad Pro(11インチ) Magic Keyboard (11インチ) ipad Pro(12.9インチ) Magic Keyboard(12.9インチ)
単体 470g 600g 600g 700g
合計 1,070g 1,300g

MacBook Air13インチの重量は1.29kgなので、iPad12.9インチ + MagicKeyboardの組み合わせはほぼMacBookと同じ重さになります。

iPad Proを軽量なノートPCのように扱いたいという方は期待に添えない部分が出てきてしまうと思うので注意しましょう。

Apple Pencilを使いづらい

Magic Keyboardは角度調整できる範囲があまり広くありません。

最大限に傾斜をつけてもApple Pencilを使って絵を書いたり、メモを取ったりするのは厳しいです。

Magic Keyboardの角度を比較
Magic Keyboardの角度を比較

Magic Keyboardに装着したままApple Pencilを使いたいと思っていた方は注意しましょう。

iPadに少しの傾斜をつけてApple Pencilを使用したい方は、Magsafeのように着脱できる「MOFT Snap-On タブレットスタンド」を併用するのがおすすめです。

MOFT Snap-On タブレットスタンド

着脱可能のiPad用スタンド!MOFT Snap-On タブレットスタンド レビュー 着脱可能のiPadスタンド!MOFT Snap-On タブレットスタンド レビュー

11インチモデル用はキー配置が少し窮屈

Magic Keyboardのキーを撮影した写真

Magic Keyboard11インチ用は12.9インチ用と比べるとキーの配置が少し窮屈です。

エンターキーが小さかったり 「-」 や 「+」 キーが狭くなっているのが特に窮屈に感じる箇所

MacBook13インチのキーボードに慣れている方は、使い始めたばかりのタイミングでは入力ミスしやすくなるかもしれません。

価格が高い

Magic Keyboardの値段は11インチ用、12.9インチ用でそれぞれ下記のようになっています。

11インチ用 12インチ用
¥34,980 ¥41,580

3万あれば高級キーボードが買えてしまうし、やはり値段はかなり高い印象があります。

タカヒロ

3万円もあれば高級キーボードのHHKBとかリアルフォースが買えてしまいます・・。

Magic Keyboardに関わらずApple純正品は値段設定が高めなので、下記の記事を参考にして購入価格を安くできるよう工夫できるといいと思います。

見なきゃ損!Apple製品を安く買う方法まとめ【常時3.5%~15%OFF】 Apple製品を安く買う方法まとめ!常時3.5%~15%OFF

Touch Comboも併せて検討するのがおすすめ

ロジクールTouch Comboを使用している様子

MagicKeyboardのデメリットとしてあげた部分が気になる場合は、ロジクールから発売されているTouchComboを検討するのがおすすめです。

キーボードやトラックパッドの操作感は純正品と遜色なく、下記のようなメリットがあります。

Combo TouchがMagic Keyboardより優れている点
  • MagicKeyboardよりも1万~1.5万ほど安い
  • 数字キーも打ちやすい
  • トラックパッドがより大きく、使いやすい
  • ショートカットキーがついており、効率よく作業できる
  • タブレットケース単体でも使えるからApple Pencilと併用しやすい

気になった方は下記の記事でMagic Keyboardとの比較をしているので、ぜひチェックしてみて下さい!

ロジクール Combo Touch レビュー!MagicKeyboardと比較してわかったメリット・デメリットまとめ ロジクール Combo Touch レビュー!MagicKeyboardと比較してわかったメリット・デメリットまとめ

Magic KeyBoardレビューまとめ

Magic keyboardとApple製品

Magic keyboard(ipad pro11インチ用)を使用してみた感想を書いてきました。

メリット・デメリットを再度上げると以下の通り。

Magic Keyboardのメリット
  • 良好な打鍵感を得ることができるキーボード
  • バックライトを使用することもできる
  • トラックパッドの操作性が◎
  • デバイス本体へ充電する必要がない
  • Magic Keyboard経由でiPadへ充電することも可能
Magic Keyboardのデメリット
  • 数字キーが打ちづらい
  • iPadと一緒に使うとMacより重くなる
  • Apple Pencilを使いづらい
  • 11インチモデル用はキー配置が少し窮屈
  • 価格が高い

辛口でレビューしてきたので、デメリットも多くお伝えしましたが、総合的な満足度はそこそこ高いです。

値段がネックになってくるかと思いますが下記のような方にはおすすめのデバイスだと思います。

  • iPadをメイン機として本格的に使いたい人
  • iPadでタイピングだけでなく様々なソフトをアプリを使いたい方

また、個人的にはMagic Keyboardを購入したことによって下記のようにMacBookとiPad Proを使い分けることができるようになり、デジタルライフが一段快適なりました。

  • 一人で黙々と作業したいときはMacBook
  • ミーティングするようなときはiPad Pro

タカヒロ

今後もMagic KeyboardとiPad Proの組み合わせでどんどんアウトレットしていきたいと思います!

コメントを残す