一つ前の記事でNothing Phone(1)というスマホをブログで紹介しました。
斬新なデザインや遊び心のある工夫が随所に散りばめられた話題のスマホです。
タカヒロ
発売と同時に即購入し実機を触ってみた結果、すっかりNothingのファンになってしまいました。
こうなってくると、同社が手掛ける他製品もつい欲しくなってしまい、Nothing Ear(1)という完全ワイヤレスイヤホンを購入してみました。
結果は大満足。Nothing Phoneと同様に素晴らしいプロダクトデザインで音質も良好。
1万円台で購入できる高い完成度のANCワイヤレスイヤホンだと思いました。
ということで、本記事ではNothing Ear (1)を使用してみて感じた本製品のメリット・デメリットを紹介していきます!
- 画期的なプロダクトデザイン
- 程よい効き目のACN機能
- 不自然さがないバランスのよい音質
- ワイヤレス充電が可能
- 専用アプリでボタンのカスタマイズが可能
- 1万円台で購入可能な高いコスパ
- イヤホンをケースに戻す際の収納性がいまいち
- Bluetoothの安定性がイマイチ
- スティック部分がちょっとチープな印象
製品名 | Nothing Ear (1) |
---|---|
本体サイズ(イヤホン) | 30 × 17 × 19 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 59 × 59 × 23.5 (mm) |
重さ(イヤホン) | 5 g(合計10 g) |
重さ(充電ケース) | 57 g |
ドライバー | 11.6 mm ダイナミック |
ダイヤフラム | グラフェン |
チェンバーサイズ | 0.34 cc |
チューニング | TEENAGE ENGINEERING |
コーデック | AAC、SBC |
ANC | HYBRIDアクティブノイズキャンセリング機能 |
連続再生時間 | ケース込みでANCオンの状態で24時間(ANCオフで34時間) |
充電 | USB-C、ワイヤレス |
防水性能 | IPX4 |
Bluetooth Version | 5.2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP |
タップできる目次
Nothing Ear (1)の外観
今回購入したNothing Ear (1)。
ロンドンに本社を構える新進気鋭のテックブランド、Nothingから発売されたノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンです。
さっそくパッケージを開封すると付属品がズラリ。
- イヤホン本体
- イヤーピース(S/M/L)
- 充電用USB Type-A to Cケーブル
- 取扱説明書
こちらがNothing Ear (1)本体。ホワイトとブラックのカラーバリエーションの中から、後者を選びました。
スケルトン仕様のケースがとても新鮮です…!
ケースが透明なので後ろからみてもプロダクトデザインを楽しむことが出来ます。
側面にはペアリング設定用のボタンと給電用のUSB−Cポートが搭載されています。
Nothing Ear (1)のメリット
ここからはNothing Ear (1)を実際に使用して良いと感じたポイントを5つに分けて紹介していきます!
画期的なプロダクトデザイン
完全ワイヤレスイヤホンは各社似たり寄ったりなデザインが多い印象ですが、Nothing Ear (1)は一目見てすぐに見分けがつく斬新なプロダクトデザインがとても魅力的。
ケースが透けているだけでなく、イヤホンにもクリアパーツが使われ、基盤の電子回路もデザインの一部になっていところに強いこだわりを感じます。
やはりこのデザイン性がこのプロダクト最大の特徴ですよね。眼福とはこのこと。
購入から1週間ほど立ちますが今でもイヤホンを取り出すたびに「かっこいいデザインだな…」と惚れ惚れしています。
創業者のインタビュー動画を見るとデザインに対しての考え方を知ることが出来ます▼
ほどよい効き目のアクティブノイズキャンセリング機能
アクティブノイズキャンセリング機能の効き目はそこそこといったところ。
ANCのオン/オフを切り替えるとしっかり周囲の音がかき消されているのがわかります。
ただ、電車やバスの中などでAirPods Proと聴き比べるとやはりちょっと劣っている感覚があります。
AirPods Proの静寂性が10ならNothing Ear(1)は7ぐらいという感じ。
ただ、1万円台前半でこれだけのクオリティを出せていると思えばなかなかの完成度なのではないかと思います。
不自然さがないバランスのよい音質
低価格の完全ワイヤレスイヤホンの場合、あまりにも低音が強すぎて不自然さを感じることも少なくありません。
しかしNothing Ear (1) は低音がしっかり表現されながらもと高音のバランスがよく、長時間聴いていても疲れにくいと感じました。
ボーカルとベースやハイハット・ドラムなどそれぞれの楽器の音が潰れることなく程よく聞こえてきます。
ワイヤレス充電が可能
Nothing Ear(1)はUSBCケーブルでの有線充電と、Qiワイヤレス充電の両方に対応しています。
ケースが平べったいのでワイヤレス充電したつもりが充電できていなかったということも少なく、非常に使いやすいと思いました。
ちなみにNothing Ear(1)はANCオンの状態で最大24時間、ANCオフの状態で最大34時間使用可能とのこと。
専用アプリでボタンのカスタマイズが可能
Nothing Ear(1)には専用アプリが用意されており、下記のような事が可能です。
- バッテリー残量の確認
- イコライザーやタッチコントロールをカスタマイズ
- 設定の変更(外部音取り込み/ノイズキャンセリング/OFF)
- ファームウェアのアップデート
- イヤホンを探す(イヤホンから音が鳴る)
ワイヤレスイヤホンの各種設定状況が可視化されているとすごく操作しやすいです。
利用頻度はめちゃくちゃ高いわけではないですが、購入したらぜひインストールしてみてください。
また、専用アプリはシンプルなUIや操作しときの独特なクリック音はNothingの世界観を見事に表現しておりその点も触っていて好感を持ちました。
ear (1)
Nothing Technology Limited無料posted withアプリーチ
Nothing Ear (1)のデメリット
次にNothing Ear (1)を使用して感じたデメリットを3点紹介していきます。
イヤホンをケースに戻す際の収納性がいまいち
メインで使っているAirPods Proはケースにしまうときにイヤホンをスポッと穴にいれるだけだったので収納しやすい構造でした。
それに対してNothing ear (1)は収納する際にイヤホンを充電接点にあてなきゃいけないのがちょっち面倒です。
ちなみに購入当初は左右どちらのケースに収めたらいいか直感的にわからない…と思ってました。
しかし右のイヤホンと右の収納部分にはそれぞれ赤いマークが付いており、これを目印にすればこの問題はスッキリ解消できます。
慣れてしまえば問題ないのですが、最初は割と収納に手間取るかもしれません。
Bluetoothの安定性がイマイチ
購入から一週間、Nothing Ear(1)をつけて様々な場所に出かけた、人が多いところでたまに音飛びする傾向があるのが気になりました。
他の方のレビュー記事を見ても同じような意見があったので、個体差ってことではないのかなぁ…。
AirPods Proを利用していたときはこういったケースは一回もなかったので、ここは残念!
スティック部分がちょっとチープな印象
最初にNothing Ear(1)を見た際、スティック部分の文字はディスプレイになっていて曲名が表示されたりするのかな?と思っていました。
しかし実際にはこちらはただのロゴが印字されているだけです。
勝手に期待してしまっていただけなのですが、ここがディスプレイになっていたら最高だったなぁという印象です。
【追記】Nothing Ear (2)が発売されました!
2023年3月にNothing Ear(1)の後継機であるNothing Ear(2)が発売となりました!
外観の大きな変化はありませんが、今回デメリットとしてあげたポイントがしっかり改善されており、音質もさらに高いクオリティに仕上がっています。
ぜひこちらもチェックしてみてください!
Nothing Ear (2) レビュー!音質・デザイン文句なしの完全ワイヤレスイヤホンNothing Ear (1)レビューまとめ
Nothing ear (1)を一週間ほど使用してみて感じたメリット・デメリットを紹介してきました。
Nothing Phone(1)と同様に素晴らしいプロダクトデザインで音質も良好。
これだけのクオリティでありながら、12,000円程度で購入可能なのは非常にコスパが高いと感じました。
かっこいいデザインのノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホンがほしい方にとてもおすすめです。
ちなみにNothingはAppleのように様々なデバイスが連携できるエコシステムを作るのが目標とのことで、今後も新たなデバイスが登場予定。
すっかりこのブランドのファンになってしまった僕は次はどんな製品が発売されるのかとても楽しみ!
それでは今日はこの辺で。
- 画期的なプロダクトデザイン
- 程よい効き目のACN機能
- 不自然さがないバランスのよい音質
- ワイヤレス充電が可能
- 専用アプリでボタンのカスタマイズが可能
- 1万円台で購入可能な高いコスパ
- イヤホンをケースに戻す際の収納性がいまいち
- Bluetoothの安定性がイマイチ
- スティック部分がちょっとチープな印象
製品名 | Nothing ear (1) |
---|---|
本体サイズ(イヤホン) | 30 × 17 × 19 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 59 × 59 × 23.5 (mm) |
重さ(イヤホン) | 5 g(合計10 g) |
重さ(充電ケース) | 57 g |
ドライバー | 11.6 mm ダイナミック |
ダイヤフラム | グラフェン |
チェンバーサイズ | 0.34 cc |
チューニング | TEENAGE ENGINEERING |
コーデック | AAC、SBC |
ANC | HYBRIDアクティブノイズキャンセリング機能 |
連続再生時間 | ケース込みでANCオンの状態で24時間(ANCオフで34時間) |
充電 | USB-C、ワイヤレス |
防水性能 | IPX4 |
Bluetooth Version | 5.2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP |