目に優しくて睡眠の質を下げない点や大量の電子書籍データを持ち歩くことができるのが魅力のKindleデバイス。
このデバイスの使用感が大好きで過去に複数の端末をレビューしてきています。
そんなkindle端末、2024年に4機種の製品ラインナップがまとめてリニューアルとなりました!
今回そんなラインナップの中から人気No1のPaperWhite第12世代を購入してみたので、進化した点や使用感をまとめたいと思います!
Kindle端末のセール情報
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Kindle PaperWhite(第12世代)の外観
今回購入したkindle paperwhite第12世代。約3年ぶりにアップデートされたkindle端末です。
早速パッケージを開封すると付属品がずらり。
- Kidle本体
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
そしてこちらがKindle PaperWhite(第12世代)の本体。
サイズは76 x 127 x 7.8mmとなっており、iPad miniを一回り小さくしたサイズ感となっています。
左右や上部には特に操作周りに使うものはなく、底面に充電用のUSB-Cポートと電源ボタンが搭載されているのみというシンプルな構成です。
Kindle PaperWhite(第12世代)のメリット
ここからはKindle PaperWhite(第12世代)を使用してみた感想を3つに分けて紹介していきます。
ページ送り速度が25%アップ
進化したポイントの一つめはページ送りの早さが25%アップしたという点。
実際に第11世代のpaperwhlteとページ送りの速さを比べてみると体感できるレベルで描画速度が上がっているのを感じました。
Kindle PaperWhite第12世代が届いたので早速試してる!
— タカヒロ / ガジェットブロガー (@takahiro_mono) November 29, 2024
ページ送りの速度が前モデルから25%アップしてるのは見比べてみると確かにといった感じ。
そのほかの機能面はアップデート少な目な印象だけど、なかなかいい感じ。 pic.twitter.com/IZXVpqp4UE
小説やビジネス本などを読む場合はそこまで恩恵を感じるとこはありませんが、漫画のようにさくさくページを読み進める書籍ではかなり便利さを体感できます。
iPadなどの端末と比べると画面の書き換わりが遅いのでkindle端末を嫌煙していた方にもぜひ試して欲しいと思いました。
画面が6.8インチから7インチへと大画面化
2つ目の進化点は画面サイズが6.8インチから7インチへとアップしたこと。
0.2インチの差なので実際に使ってみてそこまで大きな差は感じなかったです。
ただ画面の描写速度が上がったのに加え、画面も大きくなったことで漫画などのコンテンツをより楽しめるように進化していると思います。
バッテリー持続時間が最大10週間から12週間へアップ
進化した点の3つ目はバッテリー持続時間がアップしたという点。
もともとkindle端末は通常のタブレットに比べてかなりバッテリーが長持ちしますが、さらに伸びています。
旅行の移動時間に読書をしたりすることも多いので、これだけロングバッテリーを持続してくれているととても頼りになるなーと思いました。
防水対応だからお風呂でも安心して使える
PaperWhite第12世代はIPX8等級の防水機能を搭載しているので、風呂で読書をしたいといったニーズにしっかり応えてくれます。
僕は冬場に湯船に浸かりながら本を読むのが好きなので嬉しいところ。
ちなみに2023年まではPaperWhiteとOasisが防水対応のKindle端末でしたが、2024年の全モデルフルリニューアルのタイミングでOasisは廃止となっています。
唯一の防水対応モデルとなるので、水気のある場所で読書したい方はPaperWhite一択です。
Kindle PaperWhite(第12世代)のデメリット
ここからはKindle PaperWhite(第12世代)のイマイチな点を2つ紹介します。
容量や広告の選択肢がなくなった
デメリットの一つ目は容量や広告ありなしの選択肢がなくなったということ。
Paperwhite第11世代と第12世代の違いをまとめると下記のようになっており、価格を抑えて購入することができなくなってしまいました。
価格が2倍以上になっているのはかなりきつい…!
第11世代 | 第12世代 | |
---|---|---|
広告 | あり or なし | なしのみ |
容量 | 8GB or 16GB | 16GBのみ |
最低価格 | 10,980円〜 | 27,980円〜 |
ビジネス書や小説メインでkindle端末を使うだけなら8GBで必要十分だし、広告ありでも読書体験にはあまり変化がないのでこの変化はイマイチだと思いました。
【容量別kindle端末に入る書籍の冊数の目安】
小説(4000KB) | 漫画(50000KB) | |
---|---|---|
8GB | 2,000冊 | 160冊 |
16GB | 4,000冊 | 329冊 |
32GB | 8,000冊 | 640冊 |
64GB | 16,000冊 | 1280冊 |
PaperWhite第12世代がオーバースペックに感じるなら、下記を選択肢に入れるのがおすすめです。
- 防水機能が不要なら下位機種のKindle無印(第12世代)
- 防水機能が必要なら中古のkindle PaperWhite(第11世代)
ベゼルの厚さなどは前モデルからアップデートなし
PaperWhite第10世代から第11世代へアップデートされた際はベゼルの幅がスリムになってよりスタイリッシュな端末になった印象がありました。
しかし今回の第12世代は前回のような大幅な変化はありませんでした。よりベゼルが薄くなることにちょっと期待していたのでちょっと寂しい印象です。
Kindle PaperWhite(第11世代)シグネチャーモデルの違い
2024年に発売されたKindlePaperWhiteには2つのモデルが存在します。両者の違いをまとめてみると下記の通り▼
両者の価格の違いは約5,000円。
PaperWhiteのバッテリー持ちは最大12週間で充電する機会が少ないことを考えると、ワイヤレス充電の魅力度は薄い気がします。
大量の書籍を持ち歩きたくて32GBのPaperWhiteが欲しいという方はシグネチャーモデルを購入するのが良いと思います。
ちなみにシグネチャーモデルにはワイヤレス充電器は付属しておらず、別途Ankerから発売されているワイヤレス充電器を購入する必要があるので注意。
Kindle PaperWhite 第12世代レビューまとめ
2024年に発売されたKindle PaperWhite 第12世代を実際に使用してみた感想を紹介しました。
改めてメリット・デメリットをまとめると下記の通り。
- ページ送り速度が25%アップ
- 画面が6.8インチから7インチへと大画面化
- バッテリー持続時間が最大10週間から12週間へアップ
- お風呂で安心して使えるのが便利
- 容量が8or16GBから16GBのみへ変更
- 広告ありモデル廃止
- ベゼルの厚さなどは前モデルからアップデートなし
買い替えてみて一番良かったと思うのはページ送りの速度が体感できるレベルで早くなった点。
漫画をさくさく読み進めることができるようになって、読書体験が向上したと思います。
容量が16GBのみになったり広告ありモデルが廃止されたことで、購入価格が前モデルからぐっと上がっているのがイマイチですが、端末のクオリティは間違いなしです。
気になった方はぜひ「読書体験が変わる!Kindle端末のメリット・デメリットを徹底解説」も読んでいただき、購入をご検討ください!