PCデスク環境の構築に欠かせないマウスやキーボード。
世にあるアイテムはシンプルな形状で黒やシルバーなどシンプルな配色のモノが一般的で下記のようなことを感じる方も多いのではないでしょうか?
タカヒロ
そんな方におすすめしたいのが、ロジクールから発売されているPOP KEYSというメカニカルキーボード。
個性的なデザインが魅力的で、キーボードとしての機能性も素晴らしい。
見た目にこだわってデスク環境を構築したい方におすすめのキーボードだったので、本記事にて紹介したいと思います。
- 個性的なプロダクトデザイン
- メカニカルキーボードならではの心地よい打鍵感
- テンキーレスでコンパクト
- 電池式でバッテリー寿命ナシ
- マルチペアリング対応
- Logi Bolt対応
- キー軸は茶軸のみ
- 快適に操作できるようになるまでは慣れが必要
- 日本ではJIS配列のみの販売
- 有線接続できない
本記事はメーカーに製品提供いただき、作成しています。
タップできる目次
ロジクール POP KEYSの外観
今回提供いただいたPOP KEYS。
様々なPC周辺機器を手掛けるロジクールから発売されているメカニカルキーボードです。
さっそくパッケージを開封すると同梱品がずらり。
- キーボード本体
- Logi Boltレシーバー
- 単四乾電池 × 4
- 追加キー × 4
- 説明書類
- 製品保証書
こちらが製品本体。タイプライター風のデザインがとても可愛い印象です。
4つのカラーバリエーションの中から2023年1月に新たに登場したグレージュを選びました。
- パープル
- イエロー
- ローズ
- グレージュー
同梱物の中には絵文字がプリントされた追加キーも。
よく使う絵文字をキーに割り当てる独自カスタマイズをする際に使用します。キーボードのサイズは32.1 x 13.8 x 3.5cm。
テンキーレスなのでコンパクトな仕上がりになっていますが、MacBookのキーボードと比べるとちょっとサイズは少し大きいです。
若干キー配列が異なる点やキー数がPOP KEYSのほうが多い点が理由です。
ロジクール POP KEYSのメリット
ここからは実際にロジクール POP KEYSを使用して感じたメリットを4つ紹介していきます。
ポップなデザイン
なんといってもこの個性的なプロダクトデザインが本製品最大のメリット。
タイプライター風の丸みのあるキー形状はほかのシンプルなキーボードとは一線を画しています。
2021年10月の発売で発表されたカラーバリエーションは名前の通りポップな印象が強い配色でした。
僕は正直この色味は自分のデスクには合わないなぁと思っていたのですが、新色のグレージュは程よく落ち着いた配色でかなり好みです。
きっと従来とは違うユーザー層にとても刺さるデザインだと思います。
引用:ロジクール公式サイト
同時期に発売されている姉妹アイテムのPOP MOUSEもセットで導入すればデスク上がより魅力的になること間違いなしです。
心地よい打鍵感
POP KEYSはメカニカル構造のキーボードで心地よい打鍵感を味わうことができます。
スコスコという軽快なクリック音が鳴るとタイピングがリズミカルにできて楽しいです。
メカニカルキーボード POP KEYS の打鍵感、とても心地よい😊 pic.twitter.com/fmzKrUDcQH
— タカヒロ / ガジェットブロガー (@takahiro_mono) February 12, 2023
POP KEYSのキー軸は茶軸のみ
メカニカルキーボードは三種類のキー軸(赤・茶・青)が一般的ですが、POP KEYSは茶軸を採用しています。
各軸の違いを簡単にまとめると以下の通り。茶軸はキーの軽さやクリックのバランスがよい万能型のキー軸といった特徴を持っています。
軸 | 音の大きさ | キーの軽さ | クリック感 |
---|---|---|---|
赤軸 | ★★★(小さい) | ★★★(軽い) | × |
茶軸 | ★★★(小さい) | ★★★(軽い) | △ |
青軸 | ★★★(大きい) | ★★★(重い) | 〇 |
もしも赤軸や青軸のキーボードが欲しい場合は好みのキー軸を選べるMX MECHANICAL MINIを検討するのがおすすめ。
【打鍵感が最高】MXシリーズ初のメカニカルキーボード!MX MECHANICAL MINI レビュー電池式でバッテリー寿命ナシ
キーボードはUSB充電できる製品と電池で駆動するタイプの2つに別れますが、POP KEYSは後者を採用しています。
電池式はバッテリー内蔵式のUSB充電タイプに比べるとバッテリー寿命を気にせず長く使い続けられるメリットがあります。
一回電池を交換してしまえば最大36ヶ月は使用できるとのことですので、取り替えの頻度もかなり少な目に済みます。
また、POP KEYSは5,000万回のキーストロークテストをクリアした高い耐久性も誇っているので、その点からも長く愛用できそうです。
マルチペアリングが可能
Apple純正のMagic keyboardは Bluetooth接続できるデバイスが一台のみとなっており、使いが勝手がいまいちです。
しかし、POP KEYSはマルチペアリングに対応しており、最大3台のデバイスにBluetooth接続が可能。
MacBookを始めiPad miniなどでもたまにタイピングしたい機会があるので、マルチペアリングはとても嬉しい仕様です。
Logi Bolt対応
POP KEYSはロジクール独自の「Logi Bolt」接続もサポートしています。
従来のUnifyingレシーバーの上位互換となるロジクール独自の無線通信規格。
より安全でクローズドな接続ができるようになっているのが特徴。
POP KEYSと同時期に発売されたPOP MOUSEもLogiBoltに対応しているので、この2つのデバイスを組み合わせれば、キーボートとマウスどちらもより快適に無線接続することが可能です。
ロジクール POP KEYSのデメリット
次にPOP KEYSを実際に使用してみて感じたデメリットを2つ紹介していきます。
操作感になれるには慣れが必要
デザインや打鍵感はかなりのクオリティなのですが、慣れるまでは打ち間違いが多く起こる印象を受けました。
分析してみると主な要因は以下の3つ。
- MacBookとは若干キー配列が違う
- キートップにくぼみがない
- キーボードの厚みがある
個人的に特に大きいのは①のキー配列が独特ということ。
MacBookや普段使っているMX Keys miniには一番端の絵文字キーがありません。
なので、ブラインドタッチすると若干指の感覚が合わずタイピングミスが発生してしました。
POP Keys (JIS配列)
MX Keys mini (JIS配列)
慣れれば問題ないのですが、この点は念の為注意しておくと良いかと思います。
日本で購入できるのはJIS配列キーボードのみ
POP KEYSは海外向けにはUS配列のモデルが発売されているのですが、残念ながら日本国内で購入できるのはJIS配列の製品のみとなっています。
僕はUS配列のキーボードを愛用しているので、なんとかUS配列キーボードも扱ってほしいです。
いい製品だけに実に惜しい…。
US配列のキーボードがほしいという方はMX Keys mini for Macの購入を検討するのがおすすめ。
ロジクール POP KEYS レビューまとめ
ロジクール POP KEYS(グレージュ)を使用してみた感想を紹介してきました。
名前の通り可愛らしいデザインが評判のキーボードでしたが、2023年1月発売のグレージュはレトロな雰囲気を味わえる配色でこれまでとは違うユーザー層を獲得できると思いました。
僕もこれまでのポップな配色だとちょっと自分のデスクの雰囲気には合わないかなと思ってましたが、このプロダクトデザインなら大歓迎。
またデザインだけでなく機能面も充実しており、上位モデルのMX Mechanicalと比べてもあまり見劣りする部分はないのではないかと思います。
キー軸に強いこだわりがない方やデザインにこだわりたい方にとてもおすすめできるキーボードです!
- 個性的なプロダクトデザイン
- メカニカルキーボードならではの心地よい打鍵感
- テンキーレスでコンパクト
- 電池式でバッテリー寿命ナシ
- マルチペアリング対応
- Logi Bolt対応
- キー軸は茶軸のみ
- 快適に操作できるようになるまでは慣れが必要
- 日本ではJIS配列のみの販売
- 有線接続できない