少し前にSESAME4というスマートロックをご紹介しました。
鍵を持つ必要がなくなり、身軽に外出できるようになってQOLが爆上がりしたと感じています。
こうなってくると他社のスマートロックの使用感も気になるのがガジェットブロガーの性。
そんな経緯から今回、SADIOT LOCK2の使用感をチェックしてみました。
100年続く鍵屋が作ったスマートロックということだけあって使用感も良好。
とてもおすすめできるスマートロックだったので紹介したいと思います。
- 施錠・解錠の反応も良好
- 豊富な施錠・解錠パターンに対応
- 駆動音が小さい
- 豊富なカラーバリエーション
- Bluetooth接続が早い
- 値段がやや高い
- SADIOT LOCK Hubのサイズが大きい
本記事はミネベアミツミ株式会社様に製品提供いただき、作成しています。
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SADIOT LOCK2の外観
今回紹介するSADIOT LOCK2。
2021年2月に発売されたSADIOT LOCKの後継機として2022年11月に登場したスマートロックです。
さっそくパッケージを開封すると付属品がずらり。
- SADIOT LOCK2 本体
- CR123Aリチウム電池x2
- サムターンホルダー(S/M/L)各x1
- スペーサー(大/中/小)各x1
- スペーサー用ネジ各種
- オートロック用マグネット
- NFCタグ
- LOCK用両面テープx2
- マグネット用両面テープx2
- 取扱説明書 等
こちらがSADIOT LOCK2の本体。全体的にマットな質感で高級感があるのが良い。
サイズは、横幅61mm、高さ124mm、奥行き70 mmとなっており、他社製品と比べると少し大きめな印象。
カラーバリエーションは5種類。今回はその中からストーングレイを選びました。
これだけのカラバリがあればドアの色に合うものを選んだり組み合わせの幅が広がります。
- ホワイト
- ブラック
- ショコラブラウン
- ストーングレイ
- クレイベージュ
バッテリーは4本入れることが可能。2本で半年、4本で1年持つようになっています。
本体の横側からバッテリーを取り出すことができるので、ドアに取り付けたあとも電池交換しやすいのが好印象。
SADIOT LOCK2の設定方法
SADIOT LOCK2の外観や付属品を確認したら早速、自宅のドアに設置して使用できるようにしていきます。
サムターンホルダー(S、M、L)を自宅のドアノブにあてがい、最適なサイズを取り付ける。
高さが足らない場合は同封されている3つの土台の中から適切なサイズを選び、高さを調整。
SADIOT LOCK2本体とオートロック用マグネットに両面テープを貼り、ドアに設置。
SADIOT LOCK2のアプリ初期設定
無事玄関ドアにSADIOT LOCK2を取り付けたら、専用アプリをインストールして初期設定を行います。
ステップはざっくり4つ。とても簡単なのでササッと紹介していきます。
アプリのユーザー登録が済んだらさっそく、画面の案内にしたがって前に進みます。
アプリがSADIOT LOCK2を検知したら、名称を決定して次へ進みます。
最後に解錠・施錠位置を合わせれば初期設定終了です!
SADIOT LOCK2の特徴
ここからは実際にSADIOT LOCK2を使用して感じた、本製品の特徴を紹介していきます。
豊富な施錠・解錠パターンに対応
SADIOT LOCK2は豊富な施錠・解錠のパターンが用意されており、ユーザーの好みに合わせた運用をおこなうことができます。
- アプリでの施錠・解錠
- オート施錠
- ハンズフリー解錠
- AppleWatchでの施錠・解錠
- NFCタグを使った施錠・解錠
- 音声アシスタントによる施錠・解錠
今回は個人的に使いやすいと感じた施錠・解錠パターンを2つ詳しく解説します
アプリでの施錠・解錠
まずは一番ベーシックな専用アプリでの施錠・解錠。
アプリ立ち上げから実際に施錠・解錠できるまでのスピードはまずまず。
これぐらいの速度でつながってくれるなら、ストレスなく使用することができそうです。
オート施錠
家を出入りしたタイミングで指定の秒数後に自動で鍵が閉めてくれるオートロック施錠。
戸締りを忘れるリスクを防止できるし、施錠のワンアクションを減らせて便利。
ただし、スマホを出ずに玄関の外に出てしまうと締め出されてしまうので運用には注意が必要です。
SADIOT LOCK Keyでの施錠・解錠
SADIOT LOCK2はオプションパーツのSADIOT LOCK Keyを購入することで、まるで車のドアを開けるような感覚で鍵の施錠・解錠が可能に。
スマートロックを検討中の方の中にはオートロックのマンションに住んでいて、鍵を持ち歩かざるを得ないという方もいると思います。
そんな場合、鍵と一緒にSADIOT LOCK Key携帯すれば玄関ドアの解錠がスピーディーに行えるようになるので便利。
実際の使用感は以下の通り。反応も良好でとても実用的だと感じました。
SADIOT LOCK Hubがあるとリモートでの操作が可能に
SADIOT LOCK2はオプションパーツのSADIOT LOCK Hubを購入することで、ネット経由でどこにいても鍵の施錠・解錠が可能になります。
外出時に両親や子供帰ってきたときにすぐに解錠できるようになるので、ご家庭を持っている 方には重宝するアイテムだと思います。
唯一気になったのはハブのサイズ感。
もう少し小さく作られていると、他の機器との干渉を気にせずに運用できてさらに使いやすいと思いました。
駆動音が小さい
SADIOT LOCK2を初めて操作したときの印象は「モーター音すごく静かだなぁ」ということでした。
SESAME4、SwitchBotロックと2種類のスマートロックを使用してきていますが、施錠・解錠時の駆動音はSADIOT LOCK2が一番小さいです。
特に筐体が小さいSESAME4と駆動音を聴き比べると、体感では半分ぐらいの小ささに感じます。
複数の人が頻繁に出入りする場所では結構駆動音の大きさが気になると思うので、静音設計なのはとても嬉しいポイント。
SADIOT LOCK2の駆動音▼
SESAME4の駆動音▼
初代SADIOT LOCKから進化したポイント
SADIOT LOCK2とSADIOT LOCKの主な違いは以下の通り。
SADIOT LOCK2 | SADIOT LOCK | |
---|---|---|
イメージ | ||
オートロック | ・ドア開閉検知 ・タイマー式 | ・タイマー式 |
NFC | 対応 | アップデートで対応 |
音声アシスタント Amazon Alexa | 対応 | アップデートで対応 |
施解錠反応速度 | 初代よりさらにスムーズに | – |
電池持ち | 約6ヶ月 | 約3~6ヶ月 |
初代SADIOT LOCKはNFCタグやAlexaでの施錠・解錠ができませんでしたが、アップデートによって対応可能になります。
なので、進化したのは下記のような点になります。
- ドア開閉検知によるオートロックが可能に
- 電波強度がパワーアップし、よりスムーズにスマホとスマートロックの接続性が向上
- 電池持ちが改善(※電池持ちは使用する環境や利用状況により異なる場合があります。)
スマートロックのスペック比較表
最後に人気のスマートロック4機種の製品性能を簡単に表にまとめた結果をご紹介。
SADIOLOCKはサイズが大きい分、モーター音が小さく抑えられているのが魅力。
また、表には載せてませんが、リモコンによる独自の施錠解除パターンを搭載しているのがメリットです。
SADIOT LOCK2 レビューまとめ
2022年11月に発売されたSADIOT LOCK 2をご紹介しました。
施錠解錠パターンは他社製品と比べて遜色がなく使いやすいですし、下記のような点がとても高評価でした。
- 静音性に優れいている
- リモコンから施錠・解錠ができる
- スマートロック本体、周辺機器のカラーバリエーションが豊富
他社製品と比べると若干値段が張りますが、それにふさわしい完成度のスマートロックだと思います。
見た目も機能も妥協したくないという方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?
- 施錠・解錠の反応も良好
- 豊富な施錠・解錠パターンに対応
- 駆動音が小さい
- 豊富なカラーバリエーション
- Bluetooth接続が早い
- 値段がやや高い
- SADIOT LOCK Hubのサイズが大きい