説明資料を作ったり、誰かに操作方法を教えるときに欠かせないスクリーンショット機能。
Mac標準のスクショ機能には編集機能も備わっていますが、できることが限定的なため、こんな悩みを感じていました。
- スクショした画像を別ツールで加工する手間を解消したい…
- スクショした画像をさくっといい感じに整えたい…
最近そんなスクショに関する悩みを一発で吹き飛ばしてくれる神アプリに出会いました!
それが今回紹介するCleanShot X for Macです。
ただの画面キャプチャにとどまらず、動画録画やGIF作成、便利な注釈ツールまでオールインワン。スクショ後の画像編集が驚くほどスムーズになり、業務効率がぐんとアップしました。
この記事では、そんなCleanShot Xの魅力をじっくりお伝えしていきます!
タップできる目次
CleanShot X for Macとは
CleanShot Xは、Mac標準のスクリーンショット機能を完全に置き換える高機能キャプチャツールです。
撮影から編集、共有までの一連の作業をスムーズに行うことができるため非常に利便性が高く、神アプリとおすすめしているインフルエンサーさんも多いです。
CleanShot Xのできること
- スクリーンショット機能
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- 多様なキャプチャ: 画面全体、選択範囲、ウィンドウなど柔軟に撮影
- スクロールキャプチャ: ページ全体を1枚の画像として保存
- タイマー付きキャプチャ: 自動撮影設定が可能
- ピン留め: 撮影した画像を画面に常時表示
- アノテーション: 矢印、テキスト、モザイクなどを簡単に追加
- 背景カスタマイズ: ウィンドウキャプチャ時の背景を変更
- 画面録画・GIF作成機能
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- 高品質な画面録画: 画面の一部または全体を高画質で録画
- 音声の同時録音: マイクやシステム音声を一緒に録音
- ウェブカメラの録画: ウェブカメラ映像も同時に記録・表示
- クリック/キー入力の可視化: 操作を視覚的に分かりやすく表示
- GIFアニメーション: 画面の動きを短いGIFとして作成
- その他の便利機能
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- OCR(文字認識): 画像内の文字をテキストとしてコピー
- クラウドアップロード: 専用クラウドにアップロードし、共有リンクを生成
- 履歴機能: 過去に撮影したキャプチャに簡単にアクセス
- ショートカットのカスタマイズ: 各機能のショートカットキーを設定
CleanShot X for Macの料金体系
CleanShot X for Macは下記の通り買い切りプランとサブスクリプションプランが用意されていて、僕は買い切りプランで利用しています。
項目 | 買い切りプラン | サブスクリプションプラン |
---|---|---|
価格 | 29ドル | 年間8ドル(月額10ドル) |
アップデート | 1年間無料 | 常に最新版 |
クラウドストレージ | 1GB | 無制限 |
インストール台数 | 1台 | 1台 |
返金保証 | 30日間 | 30日間 |
買い切り方の場合、ライセンスは永続ですが、アップデートが受けられるのは1年間のみ。
1年後も引き続き製品は利用できますが、新機能の追加や不具合修正などのアップデートは停止します。(アップデート継続の場合は、19ドルで1年間の更新が可能)
macOSのアップデートによって製品が動作しなくなる可能性もあるため、継続的なアップデートが必要になる場合があることをご留意ください。
CleanShot X for Macのおすすめ機能
CleanShot X for Macの機能はめちゃくちゃ多機能なのですが、その中から個人的にとても気に入っている機能をざっと紹介していきます。
①自動スクロールで画面外まで同時にスクショできる

CleanShot Xでは任意の位置まで自動でスクロールして縦長の画像などを1枚のスクショにしてくれる機能があります。
今までは分割してスクショしていた作業がなくなるのでとても業務効率が上がります。
Chromeの拡張機能のFireShotなどで全画面のスクショを撮ると画像が荒くて使い物にならない時も多いんですよね…。
②散らかったデスクトップでも綺麗なスクショが取れる

CleanShot Xは撮影時に自動でアイコンを隠すかどうか指定することができます。また、他のアプリが重なっていても透明化して、きれいなスクリーンショットを撮影可能。
これでもうデスクトップ画面がファイルが散らかっていても恥ずかしがらずにスクショが取れます!
③優秀なナンバリング機能

スクショを撮るとったあとに画像に対してナンバリングした時ってあると思います。
こんな時に便利なのがナンバリング機能。任意の場所をクリックしていくと自動で数字がついたラベルを貼ることができるので、手順を説明したいときに重宝します。
④矢印やテキストも加えられる

CleanShot Xではナンバリング以外にも矢印やテキスト情報をさっと加えることも可能です。
この機能のおかげでSlackベースで業務に関するコミュニケーションを取るのがかなり捗るようになりました。
⑤スクショ画像の背景をオシャレにできる

記事や動画などを作成するときにスクショで撮った画像を使おうとするとサイズが中途半端になって困ることがよくあります。
そんなときに便利なのが背景の編集機能です。
いい感じの背景を敷いて、スクショした画像のサイズ感や色味を整えてくれるので別の画像編集ソフトで整える手間を減らせます。
⑥編集したスクショ画像の移動が簡単

CleanShot Xは、スクリーンショットの編集後、画像を直接ドラッグ&ドロップで移動させることができます。
標準アプリでもコピー&ペーストは可能ですが、すぐに消えてしまうなど使い勝手はイマイチ。CleanShot Xでは、編集後の画像が左下に表示され続けるため、慌てずにドラッグ&ドロップ操作ができるのが特徴です。
⑦画面録画でGIFとVideoを選択可能

伝えたい情報によっては画像よりも動画・GIF画像の方が適している場合もあると思います。
そんなときには動画やGIF画像の生成が便利なのが背景の編集機能です。
いい感じの背景を敷いて、スクショした画像のサイズ感や色味を整えてくれるので別の画像編集ソフトで整える手間を減らせます。
⑧OCR機能搭載で選択範囲の文字情報をコピーできる

CleanShot XはOCR機能を搭載しており、選択した領域にある文字情報を認識して、クリップボードに保存してくれます。
日本語の識別精度それなりに性能が高いので、画像内の文字をそのままコピーしたい時にとても重宝しています。
CleanShot X for Macの使い方
CleanShot X for Macは基本的に下記のコマンドで立ち上げることができます。
- ⌘ + Shift + 3:全画面キャプチャ
- ⌘ + Shift + 4:範囲指定キャプチャ
- ⌘ + Shift + 5:スクロールキャプチャ
CleanShot X for Macのおすすめ設定
最後にCleanShot X for Macを使いこなすために、ぜひ実施しておきたい設定項目をご紹介します。
CleanShot Xにはたくさんの機能がありますが、今回は特に重要なものをピックアップしているのぜひチェックしてみてください。
画像の保存形式を選ぶ(JPGまたはPNG)

アプリ設定画面の「Screenshots」タブの中で撮影したスクリーンショットを保存・共有する際のファイル形式を、JPGとPNGのどちらにするか選びましょう。画像容量をなるべく抑えたい方はjpegがおすすめです。
デスクトップアイコンを非表示にするか決める

Generalタブの中の「Hide While capturing」にチェックを打つとスクリーンショットを撮る際にデスクトップ上のアイコンを自動的に非表示にすることができます。
通常はONにしておくのがおすすめですが、デスクトップが散らかった状態のまま撮影したい場合はOFFにしましょう。
スクリーンショット撮影後の動作を設定する

GeneralタブのAfter Captureの設定項目をいじるとスクリーンショットを撮った直後に何をするかを細かくカスタマイズできます。
例えば、撮った画像をすぐにクリップボードにコピーしたり、保存したり、クラウドにアップロードしてリンクを共有したり、編集ツールを開いたりといった動作を選ぶことが可能です。好みの設定をしておくと繰り返しの作業が楽になるので設定しておきましょう。
左側のスクショ履歴の動作を決める

Quick Accessタブを項目を編集すると撮影したスクショデータの扱いについて細かくカスタマイズができます。
使ったら自動で消えるようにしたり、クラウドにアップロードしたら消えるようにしたりといった設定をしておくとより自分の手に馴染むようなっていくと思います。
CleanShot X for Macの口コミ・評判
X(旧Twitter)上で投稿されたCleanShot X for Macユーザーの口コミを一部紹介します。
SNS投稿の切り出し、サクっとPhotoshopでやっちゃうんだけど、CleanShot Xの Background Toolを使うと激早!!!!@CleanShot #mac効率化 pic.twitter.com/FXC8kXrZl9
— 鷹野 雅弘 Masahiro Takano (@swwwitch) August 8, 2025
CleanShot X が神すぎて、おそらく今年買ったソフトウェアでナンバーワンかも…https://t.co/j4I3a6IbKt pic.twitter.com/AqKeewHoHF
— codehex.bsky(へっくす) (@codehex) February 1, 2024
Mac デビューする人に「何か入れておいた方が良いアプリありますか?」って聞かれた時に必ずオススメしてるのがこれ。スクショが綺麗に撮れて、加工のプリセット登録、動画撮影、そしてクラウドにもアップして他の人に URL 共有もできるという最強のスクショツール。しかも買い切り。実質無料(?) pic.twitter.com/nOQa8kBZ3x
— 円谷 | Notion公式アンバサダー (@___35d) February 17, 2025
私は CleanShot X 買い切りで使っています。これなくしては仕事が捗らないレベル。
— Kinopee / きのぴー (@kinopee_ai) June 4, 2025
OCR とか、セルフタイマーとか、スクローリングキャプチャとか、毎日空気を吸うように使ってる。
CleanShot X for Macのよくある質問
最後にCleanShot X for Macの購入を検討している方が悩むであろう項目をよくある質問としてまとめました。
- CleanShot Xはどんなことができるアプリですか?
- CleanShot XはMac専用のスクリーンショット&画面録画ツールで、撮影後すぐに注釈追加、モザイク加工、スクロールキャプチャ、クラウド共有など多機能を備えています。
- CleanShot Xは無料で使えますか?
- 一部機能は無料トライアルで試せますが、全機能を利用するには有料ライセンスが必要です。買い切りとサブスクリプションの2種類のプランが用意されています。
- CleanShot Xは日本語に対応していますか?
- はい、CleanShot Xは日本語に対応しています。メニューや設定画面は日本語で表示されますので、安心して利用できます。
- 買い切りプランとサブスクリプションプランの違いは何ですか?
- 買い切りプランは一度購入すれば永続的に利用できますが、無償アップデートは1年間のみです。一方、サブスクリプションプランは契約期間中は常に最新版を利用でき、クラウドストレージも利用できます。
- Windowsでも使えますか?
- いいえ、CleanShot XはMac専用のアプリケーションです。Windowsで同様の機能を探す場合は、代替となるツールを探す必要があります。
- スクリーンショットの保存先は変更できますか?
- はい、設定から保存先のフォルダを自由に指定できます。撮影後にデスクトップに保存するか、特定のフォルダに自動で振り分けるかなど、細かく設定可能です。
- 撮影した画像にモザイクをかけることはできますか?
- はい、撮影後の編集ツールでモザイク処理やぼかしを入れることができます。個人情報や隠したい部分を簡単にマスクすることが可能です。
- CleanShot Cloudとは何ですか?
- CleanShot Cloudは撮影した画像や動画を即座にオンラインにアップロードし、共有リンクを発行できるクラウドサービスです。
- 他のキャプチャツールとの違いは何ですか?
- CleanShot Xはスクリーンショットと録画の機能に加え、編集・共有・クラウド保存までを一元管理できる点が特徴です。標準のMac機能や他社製ツールよりも作業フローが短縮でき、効率的にコンテンツを作成できます。
CleanShot X for Macのできること&魅力 まとめ
CleanShot Xは、Mac標準のスクリーンショット機能を大幅に上回る多機能性と使いやすさを兼ね備えたツールです。
29ドルという価格は決して安くありませんが、作業効率の向上と時間短縮を考えれば、投資する価値は十分にあると思います。
スクショをよく使う人や、資料作成・情報共有が多い方にとっては手放せない存在となるでしょう。
僕はもうこのツールなしでは仕事ができない…!というぐらい超お気に入りになっている一人です。
本記事を読んでビビッと来た方はぜひCleanShot X for Mac、ぜひ一度試してみてください。