本業がリモートワークで、個人でもブログを複数運営しているため、自宅のデスクで過ごす時間が長いです。
なので快適に仕事ができるようデスク周りのものは慎重に選んでいるのですが、その際のこだわりの1つが「多機能である」こと。
1つのモノで複数のタスクがこなせれば、デスク周りがすっきりして仕事に集中しやすくなるからです。
そんな僕の心をくすぐるwebカメラに最近出会いました。BenQのideaCam S1 Plusというアイテムです。
様々な機能を有した面白いwebカメラだったので、本記事にてその魅力をお伝えしていきます!
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BenQ ideaCam S1 Plusの外観
今回紹介するideaCam S1 Plus。
デスクライト、モニターなど数多くのPC周辺機器を手掛けるBenQから発売されているwebカメラです。
パッケージを開封すると付属品がずらり。
- webカメラ本体
- 15倍拡大レンズ
- レンズカバー
- 土台
- 説明書
- 保証書
そしてこちらがBenQ ideaCam S1 Plusのカメラ本体。シンプルな色使いで洗練された印象を持つプロダクトデザイン。
BenQ ideaCam S1 Plusはさまざまな機能を持っている多機能カメラ。土台外して使用することも考慮していて、すぐに着脱できる構造を採用しています。
モニターにカメラを引っ掛けてみるとこんな感じ。
ちょうど頂上に来る位置に電源ボタンと照明ボタンが搭載されており、ワンタッチで切り替えることができます。
BenQ ideaCam S1 Plusのメリット
BenQ ideaCam S1 Plusの外観を簡単にチェックしたあとは実際に使用してみて感じた本製品のメリットを4つに分けて紹介していきます。
高画質な映像でオンラインMTGができる
まずはなんといっても画質が素晴らしいです。MacBookの内蔵カメラでみる映像とは明らかな差を感じました。
いつもzoom越しにコミュニケーションをとっているメンバー数名からも「カメラすごく綺麗ですね!」という声があがったので、この印象は間違いありません。
8メガピクセルのソニー製CMOSイメージセンサーが高画質な映像を届けるのに寄与してくれています。
また、ideaCam S1 Plusには照明ボタンがあって顔を正面から明るく照らすことも可能です。
僕の家は部屋のレイアウト的に夕方頃にzoomでMTGなどをすると顔が暗く写りがちなので、少しでも光量を確保できるのは便利だと感じました。
EnSpireソフトで動画静止画の撮影も可能
ideaCamはEnSpireという専用ソフトが用意されており、これによって写真や動画撮影を手軽に行うことができるようになります。
下記は専用アプリの画面。UIもシンプルで使いやすく、とても実用的に感じました。
普段、iPhoneで撮影をした写真をMacに送って作業したりするシーンがよくあります。
このアイテムがあれば、データの転送といった手間なく、必要な写真・動画をMacに取り込めるのでとてもありがたい。
個人的にはメルカリの出品作業をする時なんかに使えそうだなと思っています。
EnSpireを使用する場合、最新のファームウェアへアップデートを行うと、フォーカス速度などが改善されるので忘れずに実行しましょう。
手元映像の撮影や配信が簡単にできる
ideaCam S1 Plusはレンズを下方向に向けると自動で画面を反転してくれる機能を搭載しており、手元動画の撮影や映像の共有を簡単に行うことができます。
- WEB会議中に手元の資料を映したい
- 絵やイラストを描いている様子を配信したい
- youtubeで手元動画を撮りたい
切り替えの速度も早くてストレスがありませんし、普通なら三脚を使う必要がある手元動画を簡単に撮れるのも便利です。
モニターに引っ掛けるwebカメラとの相性の高さが光ります。
倍率15倍のマクロ撮影が可能
ideaCam S1 Plusは付属のマクロレンズを装着すると、倍率15倍のマクロ撮影を行うことが可能になります。
今までマクロ撮影の経験は一度もなかったのですが、「普段見ている物の細かな要素がこんなに綺麗に捉えられるんだ!」とびっくりしました。
下記はいつも使っているブランケットをマクロ撮影したものなのですが、糸の一本一本がくっきり撮影できています。
僕の普段の仕事の中ではあまり実用的な使い道が見当たりませんでしたが、アイデア次第で様々なことに活用できそうです。
BenQ ideaCam S1 Plusのデメリット
次にBenQ ideaCam S1 Plusを使用して感じた本製品のデメリットを2点紹介していきます。
スクリーンバーと干渉するのは注意
BenQといえばモニターに引っ掛けて手元を明るくしてくれるスクリーンバーが代表的なプロダクトの一つです。
省スペースで手元を照らしてくれる人気アイテムですが、このアイテムを使用しているとBenQ ideaCam S1 Plusを引っ掛けることができません。
それ以外にもモニターに引っ掛けて使うアイテムを利用している場合は注意が必要です。
ケーブルがUSB Type-A端子なのが惜しい…!
僕は普段MacBookProを愛用しているのですが、このデバイスにはUSB Type-Aポートがありません。
なので、直接MacBookに接続しようと思うとUSBハブを噛ませる必要があります。
PCモニターにUSB Type-Aポートがあるのでそこまで大きな問題ではありませんが、USB Type-C端子の方が使いやすいのでは?というのが正直なところ。
ideaCam S1 PlusとideaCam S1 Proの違い
今回紹介したideaCam S1 Plusには上位モデルにあたるideaCam S1 Proという製品があります。
両者の違いはリモコンが付属するかどうかの一点のみで価格差は3,000円。
個人的にはideaCam S1 Plusの購入で十分という印象を持ちました。
ideaCam S1 Plus | ideaCam S1 Pro | |
---|---|---|
イメージ | ||
静止画最大解像度 | 3264×2448 | 3264×2448 |
有効画素数 | 3264 x 2448, 4:3 | 3264 x 2448, 4:3 |
焦点距離 | 10cm~無限遠 | 10cm~無限遠 |
15倍拡大レンズ | あり | あり |
リモコン | あり | なし |
BenQ ideaCam S1 Plus レビューまとめ
BenQから発売されているwebカメラのideaCam S1 Plusを実際に使用して感じたメリット・デメリットをご紹介しました。
改めてまとめると以下の通り▼
- 高画質な映像でオンラインMTGができる
- EnSpireソフトで動画静止画の撮影も可能
- 手元映像の撮影や配信が簡単にできる
- 倍率15倍のマクロ撮影が可能
- スクリーンバーと干渉するのは注意
- ケーブルがUSB Type-Aなのが惜しい…!
非常に多機能がゆえに価格も3万円弱と高価。
ただ、このアイテムがあればもうwebカメラで悩むことはないと自信を持って言えるようなクオリティでした。
ビビッときた方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?