webディレクター兼ガジェットブロガーとして活動していることもあり、自宅のデスクで過ごす時間がとても長い。
そんな経緯もあって仕事が効率的になるガジェットには積極的に投資するようにしています。
過去に様々なデスク周りの便利グッズを紹介する中でもお気に入りの一つにツアーボックスという左手デバイスがあるのですが、最近そのシリーズの最新作が登場しました!
それが今回紹介するTourBox Liteというアイテム。
早速使用感を確かめてみたので、本記事にてその感想を紹介していきます。
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TourBox Liteの外観
今回新たに導入してみたTourBox Lite。
左手デバイスのパイオニア的な存在であるTourBox Tech社から2024年に発売された最新デバイスです。
カラフルなパッケージを開封してみると付属品がずらり。
- TourBox Lite本体
- USBーCケーブル
- 取扱説明書
こちらがTourBox Liteの本体。サイズは111×106×39mm、329gとなっており、手のひらに覆い被さるぐらいのコンパクトなサイズ感。
TourBox Liteは有線接続して使用する左手デバイス。背面にはUSB-Cポートを搭載しています。
こちらは付属のUSB-Cケーブル。高耐久ナイロンを採用しているかつ、L字型になのでスマートに有線接続できるようになっています。
付属品まで丁寧に設計されているのが好印象です。
TourBox Liteの特徴
ここからは実際にTourBox Liteを使用して感じた本製品の特徴を4つに分けて紹介していきます。
操作類がコンパクトにまとまっていて使いやすい
これまで使用していたTourBox Eliteはボタンが14個あり、アプリケーションごとにかなり細かく機能を割り当てることができる設計になっていました。
それ故に操作感に慣れるまでには多少時間が必要でしたし、人によっては豊富な機能を使いこなせてないと感じる場合もあったと思います。
それに対してTourBox Liteはボタンの数が8個となっており、よりシンプルな使い勝手を実現しています。
簡単に使いこなせるようになったし、機能を絞った分価格も安く仕上がっているので、従来のTourBoxではオーバースペックすぎると感じていた方にうってつけのアイテムだと感じました。
直感的な画像・動画編集が可能に
これまで使ってきたTourBoxシリーズと同様に画像編集・動画編集の作業効率がアップするのももちろん本製品の魅力。
アプリ毎によく使用するショートカットなどを割り当てておけば一発でそれらを呼びだせるので、サクサク作業を進めることができます。
例えば僕はLightroom Clasicで画像編集をする機会がとても多いのですが、下記のような機能をさくっと呼び出せるので、TourBoxだけでほぼ編集が完了してしまいます。
- 画像の書き出し
- 各写真へのプリセットの適用
- 露光量など各種パラメータの操作
最初は少し操作ににぎこちなさが出るかもしれませんが慣れてこればなくてはならない存在になっていくはず。
従来の製品よりボタンの数が少ないので、慣れるまでの時間もそう長くないと思います。
ちなみにTourBoxに対応しているソフトは下記のように非常に豊富。
メジャーなアプリはほぼ網羅されていると思うので、全てのクリエイターのワークフローをアップデートしてくれるデバイスだと思います。
- Photoshop
- LightroomClassic
- AffinityPhoto
- Illustrator
- CaptureOne
- CoreIDRAW
- affinityDesigner
- CaptureNX
- DxOPhotolab
- Luminar/li>
- AffinityPublisher
- InDesign
- Sketch
- Figma
- Gimp
- Robofont
- FinalCutPro
- Premiere AfterEffects
- DavinciResolve
- Nuke
- Hitfilm
- PowetDirector
- Edius
- FilmoraPro
- Vegaspro
- ScreenFlow
- Pinnaclestudio
- CSP(ClipStudioPaint)
- Sai
- MediBangPaintPro
- Painter
- Krita
- Corelpainter
- Rebelle
- tvpaint
- sketchbook
- Blender
- Sketchup
- Solidworks
- Inventor
- Keyshot
- Twinmotion
- Rhino
- MAYA
- Fuson360
- CAD
- Unity
- 3DMAX
- C4D
- Zbrush
- Houdini
- SubstancePainter
- OnShape
- ChiefArchitectPremierX12
- ToonBoomharmony
キーの割当も自由自在
TourBox Liteはデフォルトでも各ボタンに頻繁に使う機能が割り当てられていますが、専用アプリからカスタマイズを自由に行うことができます。
各ボタンにどんな機能を割り当てるのかも数クリックでポチポチっと選ぶだけの明瞭なUIなので迷うこともありません。
普段、頻繁に扱う機能を振り返りながら一つ一つのボタンに機能を割り当てていきましょう。
ワイヤレス接続できないのが惜しい
TourBoxの最上位モデルであるToutBoxEliteはワイヤレス接続が可能でしたが、TourBox Liteは有線接続のみの対応となっています。
僕は普段MacBookをクラムシェルモードで使用するのが基本スタイルということもあってこの点は少し惜しいなと感じました。
ワイヤレス接続が必須という方はToutBoxEliteを購入した方が後悔がないと思います。
TourBoxシリーズの違い比較
TourBoxシリーズは今回紹介した製品以外にも2つの製品ラインナップが存在します。
各シリーズの違いを比較表形式でご紹介したいと思います。
TourBox Lite レビューまとめ
2024年に発売されたTourBox Liteを使用してみた様子を紹介してきました。
ボタンの数が少なくなった分、軽量コンパクトに仕上がっていて価格も一万円台前半で購入できるのが本製品の魅力。
従来のTourBoxシリーズは「自分にはちょっとオーバースペックかも…」と感じていた方にぜひ導入してみて欲しい一台です。
気になった方はぜひチェックしてみてください!