モニターの位置を自由に変更でき、モニター下のスペースを確保するのに便利なモニターアーム。
多様な製品が市場にはありますが、商品を比較する際には下記の3点をしっかりチェックするのが重要です。
- 動きの滑らかさ
- 耐荷重
- 取り付けやすさ
今回は上記のポイントを高いレベルで備えているCOFO無重力モニターアームPro を紹介します。
モニターアームの購入を検討している方はぜひチェックしてみてください!
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COFO無重力モニターアームProの外観
今回提供いただいたCOFO無重力モニターアーム。
電動昇降デスクやデスクチェアなどを手掛けるCOFOから新たに販売されたモニターアームです。
早速パッケージを開封してみると付属品がずらり。
- モニターアーム本体(ベース、アーム上部・下部)× 各1
- VESAアダプター ×1
- 取付工具・金具 ×1セット
- ケーブル固定用テープ ×1
- 取扱説明書類
モニターアームのカラーは黒と白の2色展開。今回はその中から前者を選びました。マットな質感で高級感を感じられるアームです。
パッケージは各種パーツが取り出しやすいように丁寧に梱包されているのが印象的でした。
ネジなどの細かいパーツにはちゃんと記号が割り振られていて、組み立てやすいようになっているのが好感を待てます。
COFO無重力モニターアームProの取り付け方法
内容物を確認したらさっそくCOFO無重力モニターアームProを取り付けていきます。
取り付け方法は一般的なモニターアームと同様に下記2種類に対応しており、今回はクランプ式で設置をしています。
- クランプ式
- クランプでデスク天板に挟み込んで固定する方法
- グロメット式
- デスク天板に穴を空けて固定する方法
ざっくり5ステップで取り付けることができ、10分ほどの所要時間で完了しました。
まずは天板中央にベースを取り付けます。付属の工具をつかってしっかり固定していきましょう。
次にベースへベアリングを設置します。こちらは差し込む向きによってアームが回転する角度をを180°に制限するのか360°回転するのか設定する役割があります。
次にアームの下段を取り付けます。ベースに差し込むだけで簡単にセット完了。
同じ容量でアーム(上段)を取り付けたら六角レンチでネジを固定します。
最後にVESAブラケットをモニターを取り付けたら、モニターアームに設置すればセットアップ完了!
COFO無重力モニターアームProのメリット
ここからは実際にCOFO無重力モニターアームProを使用してみて感じたメリットを4つに分けて紹介していきます。
すいすい動く
まずはPCモニターを軽い力ですいすい動かせるのが本製品の大きな魅力です。
この軽い動作感はダブルメカニカルスプリング式を採用していることで実現しているそう。
指一歩で動かすことができるし、指を離せばピタッと止まる。看板に偽りなしって感じでとても使いやすいです。
なお、COFOモニターアームは最大重量14kg、最大40インチクラスの大型ディスプレイまで対応しているとのこと。
他社製品と比べてもとてもパワフルなので、大型ディスプレイをしっかり支えたいという方にもおすすめ。
トルクの調整がネジ無しで可能
通常のPCモニターアームの場合、アームの動きが固すぎたり、柔らかすぎる場合、六角ランチなどを使ってトルクを調整する必要があります。
しかし、COFOモニターアームはアーム部にあるノブを回転するだけでトルクの調整もが可能となっています。
工具なしでトルクの調整ができるモニターアームは初めて使いましたが、この機能はすごく便利だと思いました。
ケーブルマネジメントしやすい
以前にamazonベーシックのモニターアームを使っていた時はケーブルが目立たないようにするためにケーブル固定用テープが必須でした。
COFOモニターアームはケーブルを倒すレールがあるので、簡単にケーブルマネジメントを行うことができます。
付属品にケーブル固定用テープが付いてきますが、それを使用せずともスッキリした見た目を整えることができると思います。
モニターの着脱がしやすい
COFO無重力モニターアームProはモニターアームとVESAアダプターが分離する構造を採用しているので着脱が簡単にできます。
一度セッティングしてしまえば、あまりちゃくだすることはないかもしれませんが、下記ようなシーンで恩恵を感じることができるはず。
- 部屋の模様替えでデスクを移動させたい時
- 新しいモニターへ買い換える時
細かな点までしっかり作り込まれていて長く愛用するのに最適なモニターアームだと思います。
COFO無重力モニターアームProのデメリット
次にCOFO無重力モニターアームProを使用してみて感じたイマイチな点を1つ紹介していきます。
アーム部分がやや太くてロゴが目立つ
今まで使っていたFlo モニターアームはアームが細く、ロゴの刻印もなくスタイリッシュなデザインでした。
COFO無重力モニターアームProもカッコイイデザインだとは思いますが、アームの細さやシンプルな佇まいはFlo モニターアームに比べるともう一つかなと。
PCデスクを壁付けして使う分にはアームのデザインを気にするシーンは少ないと思います。
しかし、アイランド型で使う方はアームの形状もしっかりチェックしておくと良いでしょう。
人気モニターアームとのスペック比較表
最後に根強い人気があるエルゴトロン XLとFlo モニターアームとの違いをまとめた表をご紹介。
耐荷重や対応モニターサイズを見てみるとかなりパワフルであることがわかります。
COFO 無重力モニターアーム Pro | エルゴトロン XL | Flo モニターアーム | |
---|---|---|---|
イメージ | |||
耐荷重 | 2.5〜14kg | 3.2〜11.3kg | 3〜9kg |
対応モニターサイズ | 17〜40インチ | 〜34インチ | 9kgまでのモニター |
チルト(縦) | +80° / −80° | +5° / -70° | ±48.5° |
パン(横) | +90° / −90° | +90° / −90° | +90° / −90° |
回転 | 360° | 360° | 360° |
構造タイプ | ダブルメカニカルスプリング式 | メカニカルスプリング式 | フロースプリング方式 |
VESA規格 | 75×75mm
100×100mm |
75×75mm
100×100mm |
75×75mm
100×100mm |
クランプ式 対応天板 |
10〜50mm | 10〜60mm | 13〜65mm |
グロメット式 対応天板 |
10〜55mm | 8〜51mm | 10〜35mm |
カラー | マットブラック マットホワイト |
アルミニウム マットブラック ホワイト |
ブラック シルバー ホワイト |
本体重量 | 3.4kg | 3.6kg | 1.8kg |
価格 | 21,999円(税込) | 19,500円(税込) | 48,400円(税込) |
リンク | 価格を見る | 価格を見る | 価格を見る |
COFO無重力モニターアームPro レビューまとめ
COFO無重力モニターアームProを使用した感想をまとめてきました。
実際に使用してみて感じたメリット・デメリットを改めてまとめると下記の通り。
- すいすい動く
- トルクの調整がネジ無しで可能
- 配線がしやすい
- モニターの着脱がしやすい
- アーム部分がやや太くてロゴが目立つ
本製品の特徴はなんといっても重量のあるモニターも軽々動かせるという点。
さらにケーブルマネジメントのしやすさやトルクの調整のしやすさなど日々の運用で気になる点もしっかり対策が練られているのが好印象でした。
2万円弱で購入できるモニターアームの決定版と言えるアイテムだと思うので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
製品名 | COFO無重力モニターアーム Pro |
---|---|
定価 | シングル: 21,999円(税込) |
耐荷重 | 2.5 〜 14kg |
対応モニターサイズ | 17 〜 40インチ |
カラバリ | マットブラック/マットホワイト |
素材 | アルミニウム(メイン)、 スチール、プラスチック |
成形方法(鋳造方法) | マット仕上げ |
VESA規格 | 75×75
100×100 |
上アームの上下スライド機能 | 255mm |
クランプ式の天板対応幅 | 10 〜 50mm |
グロメット式の天板対応幅 | 10 〜 55mm |
本体重量 | 3.4kg |
チルト(縦) | プラス 80°〜マイナス 80° |
パン(横) | プラス 90°〜マイナス 90° |
回転 | プラス 180°〜マイナス 180° |
構造タイプ | [業界初] ダブルメカニカルスプリング式
細やかな操作性+安定性UP! |
モニターのトルク(保持力)調整 | [業界初] 手でトルク調整が可能に!
上下調整のストレスをゼロに |
角度ロックの仕組み | [業界初] 好きな角度を指一本でピタッと止まる操作感
アーム内部に8つのテーパー構造で、より少ない力でよりピタッと止まる独自設計) ※COFO独自技術、特許出願中 |
VESAのアタッチメント方法 | クイックアタッチメント
スムーズな操作感・モニターとの一体感が向上 | |