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Apple watchの常時点灯はいらない?使ってみてわかったメリット・デメリットまとめ

Apple watchの常時点灯は必要?使ってみてわかったメリット・デメリットまとめ

Apple Watchを選ぶ際の大きな分岐点といえば、ディスプレイ常時点灯ありとなしどっちを選ぶ?ということが真っ先に浮かびます。

この機能の有無で価格帯も大きく変わりますし、使用感にも大きな影響を与えるからです。

そこで本記事では、Apple Watch歴5年の僕がディスプレイ常時点灯のメリット・デメリットを解説します。

これを読めば、ディスプレイ常時点灯ありモデルが必要かどうか判断できるようになるので、是非チェックして行ってください!

この記事の著者

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タカヒロ

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Apple watch ディスプレイ常時点灯のメリット

まずはApple Watchを常時点灯できるメリットを3つに分けて紹介します。

腕をあげなくても画面の確認ができる

常時点灯しているApple Watch 6

常時点灯機能がないApple Watchの場合、しっかり腕を持ち上げ手首をひねる動作をしないと画面が点灯しません。

これが意外と不便に感じることが多くあります。例えば下記のようなシーン。

  • 電車でつり革に手をかけた状態で時計を見たい
  • 会議中に来た通知をこそっと確認したい
  • 会話を楽しんでいる最中さっと時刻を確認したい
  • 買い物袋をぶら下げていて、手を動かせないけど時計が見たい

シーンを問わず、ぱっとApple Watchの画面を確認したいときがよくある方は常時点灯ありモデルがおすすめです。

ファッション性が高くなる

常時点灯ありのApple

時計は時刻を確認する以外にもファッションアイテムとしても利用されますよね。

一日のうち自分で時計を見る機会よりも人に見られている数のほうが多いんじゃないかなと思います。

ファッション性という軸で常時点灯ありなしを比較すると下記のような違いがあります。

常時点灯あり
常に画面が表示されるのでファッションの一部として機能する
常時点灯なし
基本画面が真っ暗なのでファッション性はイマイチ

時計を機能的な価値だけでなく、ファッションとしても楽しみたいなら、常時点灯ディスプレイのApple Watchがおすすめです。

時計を見たときのエフェクトが心地よい

常時点灯ありと常時点灯なしのApple Watchで時計を見た時のエフェクトの違いを比較

常時点灯のApple Watchは常に画面が見えているとはいえ、通常は画面の輝度が下がり、控えめに点灯されている状態になります。

なので、手を持ち上げたときには輝度が低い状態から高い状態に切り替わるのですが、このときのエフェクトがなんとも心地よいです。

常時点灯あり
ふわっと明るく画面が切り替わる
常時点灯なし
真っ暗な画面から一気に画面が明るくなる

Apple watch ディスプレイ常時点灯のデメリット

次にディスプレイ常時点灯のデメリットを2つ紹介していきます。

電池持ちが悪くなる

Apple Watch 6を手に持った写真

アップルウォッチをディスプレイ常時点灯ありで使用すると体感できるレベルでバッテリーの減りが早くなります。

本記事の執筆にあたり、下記の条件でバッテリーの減りがどれくらい違うか検証してみました。

検証環境

  • 検証端末:Apple Watch 7(GPSモデル) and Apple Watch 4(GPSモデル)
  • 壁紙:インフォグラフ
  • 朝6時に100%の状態からスタートし12:00まで2時間おきにバッテリー状態(%)を計測

結果は以下の通り。

丸一日常時点灯オンで過ごした場合と常時点灯オフで過ごした場合を比べると、後者のほうが1.6倍も電池が長持ちしました。

常時点灯 オン 常時点灯 オフ
6:00 100% 100%
8:00 90% 95%
10:00 83% 90%
12:00 78% 85%
14:00 70% 79%
16:00 64% 72%
18:00 52% 66%
20:00 45% 60%
22:00 38% 53%
0:00 29% 48%

上記の表をグラフにするとこんな感じ。

バッテリー残量が減っていくごとに差が大きく開いていったことがわかります。

Apple watchの常時点灯ON/OFFで一日過ごした場合の電池持ちを比較

ただし常時点灯あり・なしに関わらずApple Watchは毎日充電する必要があることに変わりがありません。

そう考えるとバッテリーの減りはそこまで気にしなくても良いかも知れません。

映画を見に行ったときにシアターモード切り替えが必須

常時点灯ありのアップルウォッチを身に着けて映画館に行った際はシアターモードへの切り替えが必要です。

常時点灯していると周りの方に迷惑をかけるためです。

5秒ぐらいの設定なので大きなデメリットではありませんが念のためデメリットの一つとしてあげておきます。

ディスプレイ常時点灯をオフにする設定方法

ディスプレイ常時点灯をオフにしたApple Watch

Apple Watchの常時点灯はバッテリー消費が早くなってしまうのがデメリットとお伝えしました。

旅行中などでバッテリー消費を抑えたいといった場合は常時点灯をOFFにすることが可能なので、紹介しておきます。

Apple Watchから設定を変える

アップルウォッチ本体から設定する場合は、Apple Watchのアプリを開き、下記3ステップを行います。

設定方法
  1. 設定画面を開き「画面表示と明るさ」をタップ
  2. 「常にON」を選択
  3. 「常にオン」の設定をOFFにする

iPhoneから設定を変える

iPhoneから設定する場合は、Apple Watchのアプリを開き、下記3ステップを行います。

設定方法
  1. Apple Watchで「設定App」を開く
  2. 「画面の表示と明るさ」を選択
  3. 「常にオン」をタップして設定をOFFにする

Apple Watch SEで常時点灯に近づける裏ワザ

Apple Watch SEなどの常時点灯なしモデルはしっかり手首をあげないと画面が表示しないのがデメリットです。

ただし、常時点灯なしのモデルでもちょっとした裏技を駆使すれば、常時点灯ありモデルの使用感に近づくことができます。

ここではちょっとした裏技を2つ紹介したいと思います。

AssistiveTouchを使う

Watch OS8から搭載されているAssistiveTouchを使用すると、手首をあげなくてもApple Watchを操作することが可能です。

AssistiveTouch

手や指の動きだけでApple Watch SEの操作ができる機能。

具体的な動作は「人差し指を親指に1回タップする」、「人差し指を親指に2回タップする」など。

参考

Apple Watch で AssistiveTouch を使う
設定方法
  1. Apple Watchで「設定App」を開く
  2. 「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」をタップ
  3. 「AssistiveTouch」をタップしてオンに切り替える

少しだけ長く点灯させる

アップルウォッチを身に着けてPC作業をする様子

Apple Watch SEで設定できる点灯時間は、15秒間と70秒間のどちらかになります。

これを70秒間に設定すれば、頻繁に時計を見るようなタイミングで画面が表示されるタイムラグを感じずに済みます。

設定方法
  1. iPhoneのホーム画面にある「Watchアプリ」を開く
  2. 「一般」→「画面をスリープ解除」をタップ
  3. 「70秒間スリープ解除」にチェックを入れる

ディスプレイ常時点灯を搭載しているモデル一覧

ディスプレイ常時点灯のapplewatch8を着用する様子

Apple Watchは型落ちモデルも人気が高いアイテムです。

読者の方の中には現行モデルではなく、中古のアイテムを安く購入したいと考えている方も多いハズ。

下記は歴代Apple Watchのディスプレイ常時点灯の有無をまとめた表なので、参考にしてみてください。

モデル 常時点灯 イオシス
Ultra2 中古価格
Ultra 中古価格
Series 10 中古価格
Series 9 中古価格
Series 8 中古価格
SE 第2世代 × 中古価格
Series 7 中古価格
SE 第1世代 × 中古価格
Series 6 中古価格
Series 5 中古価格
Series 4 × 中古価格
Series 3 ×
Series 2 ×
初代 ×

※ Apple Watch シリーズ3,2,1はサポート対象外

関連

アップルウォッチの常時点灯に関するよくある質問

Apple Watchで常時点灯に対応しているモデルは?
Apple Watchシリーズ5以降のモデルは常時点灯に対応しています。(SEシリーズは除く)
アップルウォッチの常時点灯ありなしでバッテリー持ち(消費スピード)にはどれくらいの差が出ますか?
常時点灯ありとなしのモデルを着用して一日を過ごした所、常時点灯ありのApple Watchは1.5倍ほど早くバッテリー消費されました。
Apple Watchの常時点灯をONにして使い続けると画面の焼き付きが発生しますか?
有機ELディスプレイを使用しているため、長く使っていると画面の焼付きが発生する可能性があります。同じ時計デザインを長期間使わない、ディスプレイの輝度を下げる、といった方法を取ることである程度防止することができます。

Apple Watch ディスプレイ常時点灯のメリット・デメリットまとめ

Apple Watch歴7年の僕がが常時点灯のメリット・デメリットを解説してきました。

今回紹介した内容を簡単にまとめると以下の通り。

アップルウォッチ 常時点灯のメリット
  • 腕を持ち上げないでも画面を確認できる
  • ファッションの一部として機能する
  • 時計を見たときのエフェクトが心地よい
アップルウォッチ 常時点灯のデメリット
  • 電池持ちが若干下がる
  • 映画館に行ったときにシネマモード変更対応が必須

デメリットとしてあげたポイントは常時点灯ありのモデルを買っても電池を節約したい場合に設定をオフにすれば問題なし。

手首をいちいちひねって確認すること煩わしさを感じないか、時計をファッションとして楽しみたいか、といったポイントを軸にどちらを選ぶか決めれば後悔しないと思います。

2 COMMENTS

通りすがり

映画館に行った場合は常時点灯じゃないモデルでもシアターモードにしてください。
上映中に腕を動かすたびにウォッチの画面がピカピカするのは非常に迷惑なんですよ!

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