数年前からOuraringというスマートリングを愛用しています。
睡眠の記録や消費カロリーといった様々なデータを取得してくれるアイテムで、日々の健康管理をする上でとても重宝しています。
そんな絶大な信頼を寄せているオーラリングですが、ひとつだけ大きなデメリットがありました。
それは専用アプリの利用に月980円の利用料がかかるということ。
今回そんなデメリットを解消できるかつ、スマートリングの精度にも期待を持てそうなアイテムを見つけました…!
RingConn Gen 2というアイテムです。
2週間ほど使用してみましたが、これは乗り換えても問題なさそうと思える素晴らしいアイテムだったので本記事にて詳しく紹介していきます。
タップできる目次
RingConn 第2世代のできること
RingConn 第2世代は中国スタートアップ企業のRINGCONN (HONG KONG) LIMITED(本社 : 香港)が手掛ける指輪型の体調管理ガジェットで、下記のようなデータを取得する事が可能です。
睡眠の質や運動量を定量化することで、日々の体に変化に気が付きやすくなり、生活改善に取り組みやすくなるメリットがあります。
- 睡眠時間
- 睡眠の質
- 心拍数
- 消費カロリー
- ストレススコア
取得できるデータが豊富なので全ては紹介しきれないのですが、実際のアプリ画面をいくつか紹介するとこんな感じ。
だいたいできることはオーラリングと同じといった印象。


アプリトップ画面


睡眠に関する情報


アクティビティに関する情報


バイタルサインに関する情報
RingConn 第2世代のメリット
ここからは実際にRingConn 第2世代を使用してみて感じた本製品のメリットを5つ紹介します。
無料でアプリが使える
記事冒頭でも書いた通り、オーラリングは専用アプリを利用するのに月980円支払い続ける必要があります。
一応無料版もあるのですが、閲覧できる情報が少なすぎて、有料版を使わざるを得ないのが現状。
それに対してRingConn 第2世代はオーラリング並みに細かいデータをチェックできる専用アプリが無料で使用できます。
1年で約12,000円もサブスク料金を削減できるのはかなり嬉しい点だと思います。
指輪のサイズがコンパクト
RingConn 第2世代はOuraRingに比べるとサイズ感がコンパクトでより自然な指輪のように見えるのが嬉しい点。
同じ10号の指輪で大きさを比較してみると一回りサイズが小さいことがよくわかります。
また、リングがコンパクトなことによって日常生活でも下記のようなシーンで恩恵を感じることができます。
- 箸やスプーンを持った時に指輪が邪魔になりづらい
- 筋トレ中にバーベルを掴んだりした時に指輪の存在が気にならない
日常生活の中で厚い指輪を着用するが故に感じるちょっとしたストレスをぐっと減らすことができるようになったのも高評価です。
データの同期が早い
オーラリングはデータの同期にかかる時間がとても長いのがネックに感じていたポイントでした。
例えば朝起きてからアプリを立ち上げて睡眠記録をチェックしようとすると大体10秒ぐらいデータの同期に時間がかかります。
でもRingConn 第2世代はデータ同期にかかる時間が半分ぐらいで済むので、待ち時間が少ないのが嬉しいポイント。
ホーム画面のウェジットが便利

RingConnのホーム画面ウィジット

オーラリングのホーム画面ウィジット
オーラリングとRingConn 第2世代はどちらもiPhoneのウィジェットに対応していてアプリを開かなくてもホーム画面上からデータの一部をチェックできるようになっています。
両者のウィジェットの表示内容は下記の通りです。
- RingConn
- 睡眠、活動、ストレス、バッテリー残量を表示
- Ouraring
- 睡眠スコアを表示
個人的には活動(運動量)を見たいので、RingConn 第2世代の方が実用的に感じました。
バッテリー持ちが良い
リンコンはバッテリー持ちのよさもOuraRingに比べると優秀でした。
両者のスマートリグを丸2日着用した時のバッテリー残量は下記の通り。
- RingConn 第2世代・・・78%
- OuraRing 第3世代・・・56%
オーラリングは2年ほど使用しているアイテムでバッテリーが多少劣化していることも考えられます。
ただそれを差し引いてもリンコンのバッテリー持ちは素晴らしいものがあると思います。
RingConn 第2世代のデメリット
次にRingConn 第2世代を使用してみて感じた本製品のデメリットを2つ紹介します。
充電器が大きい
RingConn 第2世代の充電器はサイズがとても大きいです。オーラリングと比べると違いは一目瞭然。
充電器本体にバッテリーが内蔵されていて、ワイヤレスイヤホンのようにリングを充電しながら持ち運べるので、純粋な比較にはならないですが、この仕様はイマイチに感じました。
そもそもリングのバッテリー持ちがかなり良いので外出しながら充電するシーンはかなり限定的だと思うからです。
バッテリー内蔵型ではないシンプルな充電器も用意されているので、大きさが気になる方は「予備用ドッグ」を購入した方がよいでしょう。
アプリの日本語訳が間に合ってない
RingConn 第2世代の専用アプリは日本語対応となっているのですが、所々中国語で用いられる漢字が使用されていたり、翻訳に違和感があります。
大体の意味は察することができるので使用していて疑問に思うところはないのですが、こういった箇所まで丁寧に作り込まれていてほしいなと思いました。
メーカー様に問い合わせたところ、この点は日本の翻訳家の方に依頼して改善を進めているとのことでしたので、いずれ解消されそうです。
人気スマートリングの比較
今回紹介したRingConn 第2世代と主要なスマートリング3種類の出来ることや違いをまとめると下記のようになります。
SOXAI Ring 1.1 | Smart Recovery Ring | RingConn 第2世代 | Oura Ring 4 | |
---|---|---|---|---|
イメージ | ![]() |
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発売日 | 2025年5月 | 2025年5月 | 2024年後半 | 2024年10月 |
稼働時間 | 最大9日 | 最大1週間 | 最大10〜12日 | 最大8日 |
サブスク契約 | なし | なし | なし | あり(月額$5.99) |
防水性 | IP68(100m防水) | IP68(100m防水) | IP68(100m防水) | 100m防水 |
睡眠管理 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
心拍測定 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
消費カロリー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
リンク | 価格を見る | 価格を見る | 価格を見る | 価格を見る |
関連
RingConn 第2世代 レビューまとめ
OuraringGen3を2年間愛用してきた僕がRingConn 第2世代を使用してみて感じた感想をまとめました。
改めてメリット・デメリットをまとめると下記の通り。
- 無料でアプリが使える
- 指輪のサイズがコンパクト
- データの同期が早い
- ホーム画面のウェジットが便利
- バッテリー持ちが良い
- 充電器が大きい
- アプリの日本語訳が間に合ってない
多少のデメリットはあるもののサブスクなしでさまざまなデータが取得できるのはかなり魅力的だと思いました。
僕がこの2年間でOuraRingに支払ったお金はざっくり66,000円ほど。
さらにこれからも愛用し続ける限り年間12,000円払うと考えると今から買うならRingConn 第2世代の方がはるかにお得。
データの精度を比較してみても特にRingConn 第2世代に不満はなかったのでこれを気にスマートリングは乗り換える方針です。
サブスク不要で高精度なスマートリングが欲しい方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
リンカーンになっておりますぞ
ご指摘ありがとうございます!修正させていただきます。