Youtubeはじめました

LINDY モニターアームレビュー!PCデスク周りが省スペースに整う多機能アイテム

評価: 4.8

リモートワークでWebディレクターとして働きつつ、ブログやYoutubeで情報発信していることもあり、デスク周りは様々な撮影機材が置かれています。

クイックに撮影できる環境を作ろうと思うとしょうがないのですが、「シンプルですっきりとしたワークスペースを構築したい…。」と感じることもしばしば。

そこでLINDY モニターアームを導入したんだけど、結果は大満足

PCモニターアームと俯瞰撮影用カメラアームをまとめ設置できるアイテムで、作業スペースをスッキリさせるのにとても有効だったからです。

ということで、本記事ではLINDY モニターアームを使用してみた感想をじっくり紹介していきたいと思います。

この記事の著者

ガジェットブロガー・タカヒロのアイコン

タカヒロ

ガジェットブロガー

買ってよかったモノについて発信する月間45万PVの個人ブログです。「正直なレビュー」をモットーに2015年のブログ開設から300以上の商品を紹介しています!

運営者情報・メディア掲載

LINDY モニターアームの外観

今回導入してみたモニターアーム。創業90年を超えるドイツ老舗パソコン周辺機器ブランド、LINDYから発売されているアイテムです。

3つの製品をメーカー様に送っていただいたこともあり、やや大きめな梱包でしたが、開封してみるとこんな感じ。

こちらはモニターアーム用 C型クランプ式ポール / 70cm(型番:40693)。

高品質なサンドブラスト表面処理がなされており、非常に高級感のある質感。さらに耐荷重24kgとなっており、複数のアーム設置にも耐えられる仕様です。

こちらはC型クランプ式ポールに設置する水平多関節液晶 モニターアーム(型番:40696)。

13‐32インチのPCモニターに対応するアームでVESA規格(75×75mm / 100×100mm)に対応しています。

最大荷重量は10kgとパワフルですし、水平多関節式なのモニターの位置を柔軟に調整できます。

こちらは撮影用ロングカンチレバーアーム(型番:40945)。

最大荷重量5kgとなっており、そこそこ重いカメラボディとレンズの組み合わせでも撮影が可能ですし、4ヶ所の関節があってアングル調整もしやすいです。

LINDY モニターアームの設置方法

内容物をチェックしたら早速自宅のPCデスク環境に本製品をセットアップしていきましょう。

下記のステップで簡単に設置ができました。

STEP.1
C型クランプ式ポールを天板に固定

まずはC型クランプ式ポールを天板に固定していきます。モニターアームの構造を考えるとPCデスクの右端 or 左端に置くのがベスト。

LINDY モニターアームの設置方法

STEP.2
水平多関節液晶 モニターアームにPCモニターを固定

次に、水平多関節液晶モニターアームのVESAマウントへPCモニターを取り付けます。

LINDY モニターアームの設置方法

STEP.3
水平多関節液晶モニターアームをC型クランプ式ポールに設置

次に水平多関節液晶モニターアームをC型クランプ式ポールに通して好みの位置で固定します。

LINDY モニターアームの設置方法

STEP.4
水平多関節液晶モニターアームにケーブルホルダーを設置

次に水平多関節液晶モニターアームに付属しているケーブル用ホルダーを設置してPCモニター周辺の配線を整えます。こういったパーツが用意されているの嬉しい。

LINDY モニターアームの設置方法

STEP.5
撮影用ロングカンチレバーアームを固定

最後に撮影用ロングカンチレバーアームをC型クランプ式ポールに通して任意の場所で固定。これでセットアップは完了です!

LINDY モニターアームの設置方法

LINDY モニターアームの特徴

ここからはさっそくLINDY モニターアームを使用してみて感じた本製品の特徴を紹介していきます。

俯瞰撮影アームとPCモニターアームが一つにまとまる

ブログやYoutube用に商品写真を撮る際、PCデスクで俯瞰撮影を行う場合がよくあります。

これまでは天板に設置していたクランプ式のモニターアームにカメラをセットして撮影を行っていたんですが、この運用あまり好きじゃなかったんですよね…。

俯瞰撮影してない時はアームを折りたたんでいますが、それでも結構な存在感が出てしまうからです。

しかし、LINDY モニターアームがあればそんな悩みもすっきり解消。

未使用時はコンパクトに折りたためるうえ、PCモニターと同じクランプを共有できるため、見た目も非常にすっきり。

必要なときだけ俯瞰撮影ができ、不要なときは気にならない。そんな理想的な使い勝手を実現できました。

白デスクにフィットするミニマルなデザイン

これまで使っていた俯瞰撮影用アームが目立っていたのは、黒いカラーによる存在感の強さでした。

白い天板や壁の前ではどうしても浮いてしまい、デスク全体の統一感を損ねていたんです。

しかしLINDY モニターアームはホワイトの配色で背景や天板に自然に溶け込み、良い意味で存在感を感じさせません。

質感も高級感があり、無駄のないミニマルさが際立つので、デザイン面でもとても気に入っています。

俯瞰撮影のしやすさも抜群

撮影用ロングカンチレバーアームは最大荷重量5kgなのでフルサイズの一眼カメラ+そこそこ重たいレンズの組み合わせでも問題なく設置できます。

α7Ⅳ+ Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO(約1.3kg)など複数の組み合わせを設置してみましたが、ぐらつきなどなく安定して撮影ができました。

可動域の自由度は非常に高くて撮影がとても快適になります。

なお、撮影用ロングカンチレバーアームの1/4インチネジに直接カメラを設置するのは取り外しの手間を考えると運用しづらいです。

別途ボールヘッド付き雲台などを購入して、楽に着脱できる環境を整えてあげましょう。

何はともあれさくっと俯瞰撮影できる環境が整うのは本当に嬉しい…!

PCモニターがすいすい動く

PCモニターアームは軽い力ですいすいモニターの位置を調整することができます。

今回27インチの4Kモニターを設置してみましたが、さくっと動かすことができて、指を離せばピタッと止まる、とてもよい操作感です。

今回はシングルアームの製品を送っていただいていますが、姉妹製品にはデュアルアームのモデルもあるので、モニターを2枚並べたい方はこちらがおすすめ。

唯一気になったのはアームとVESAアダプターが一体型になっているという点。

モニターアームとVESAアダプターが分離する構造を採用していると、モニターを新しいモデルに取り替えるときの着脱が簡単にできるのですが、この点ややや不便です。

年に一回あるかどうかのことなので、そこまでシビアに捉える必要はないですが、念のためシェアします。

タブレット用アームも用意されている

今回は導入しませんでしたが、LIDYにはC型クランプ式ポールに設置できるノートPC/タブレットアームという製品もあります。

これを導入すると複数のPCやタブレットなどを同時に使用したり、iPadをサブモニターとして使いやすい環境を構築することが可能です。

デスク周りにiPadやサブのノートパソコンを省スペースに設置位したい方におすすめです。

LINDY モニターアーム レビューまとめ

本記事ではLINDY モニターアームを使用してみて感じたメリット・デメリットを紹介してきました。

改めてまとめると下記の通り。

メリット
  • 省スペースに複数のアームを設置できる
  • カメラ用アームを未使用時はコンパクトに折りたためる
  • ホワイト基調のミニマルデザイン
  • 撮影時の安定性が高い
  • モニター操作感が軽快
  • 拡張性が高い
デメリット
  • カメラ取り外しの手間なので雲台の導入がおすすめ
  • アームとVESAアダプターが一体型なのでモニターの着脱がややしづらい

LINDY モニターアームを導入して特に良いと感じたのはデスクの見た目と使い勝手が一気に向上するという点です。

これまで別々に用意していた俯瞰撮影用アームとモニターアームを一本化でき、未使用時もすっきり収まるので作業スペースの快適さが格段にアップしました。

デザイン面でも白デスクに違和感なく馴染み、撮影も作業もスムーズにこなせる理想的な環境が整います。

細かな部分に改善の余地はあるものの、PC作業と撮影を両立したい方には大きなメリットを感じられるアイテムだと思います。

気になったかはぜひチェックしてみてください!

コメントを残す