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コスパ抜群5Kモニター!ASUS ProArt PA27JCVのメリット・デメリットまとめ【レビュー】

5Kモニター・ASUS ProArt Display PA27JCVのメリット・デメリットまとめ【1ヶ月使用レビュー】

評価: 4.5

約3年間メインで活躍してくれたDellの4Kモニターが不調に陥り、モニターの買い替えを検討することに。

次も4Kで十分かと思いましたが、毎日使う道具だからこそ「体感できるほどの変化」が欲しい…そんなこだわりを持って辿り着いたのが、5K解像度という選択肢でした。

最終的に購入したのはASUS ProArt PA27JCVというアイテム。

高画質な5Kモニターでありながら、手に取りやすい価格設定が魅力の一台です。実際に2ヶ月使用して見えてきた、スペック表だけでは分からないリアルな使用感を詳しく紹介していきます。

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買ってよかったモノについて発信する月間45万PVの個人ブログです。「正直なレビュー」をモットーに2015年のブログ開設から300以上の商品を紹介しています!

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ASUS ProArt Display PA27JCVの概要

ASUS ProArt Display PA27JCVの外観

ASUSの「ProArt」は、プロのクリエイター向けに展開されているプレミアムシリーズです。

正確な色再現性と信頼性を最優先し、デザインや映像制作に特化した立ち位置を確立しています。

その中でもPA27JCVは、27インチで5Kという超高解像度を実現した意欲作。

独自のLuxPixel技術により、映り込みを抑えつつ極めて鮮明な描写を可能にしています。圧倒的な作業領域と高いコストパフォーマンスを両立した、最新のプロ仕様モニターです。

ASUS ProArt Display PA27JCV 基本スペック
パネルサイズ 27 インチ(218PPI)
パネル方式 IPS
バックライト LED
コントラスト比 1500:1(標準)/ 3000:1(ピーク)
モニター表面処理 AGLR(アンチグレア)
色域カバー率 sRGB: 100% / DCI-P3: 99%
輝度 400nits(標準)/ 500nits(ピーク)
外形寸法 W612.2 x H362.9 x D44.1mm(スタンドを除く)
重量 8.73kg(スタンドも含む)

ASUS ProArt Display PA27JCVのメリット

それでは早速、ASUS ProArt Display PA27JCVを使用して感じたメリットを6つに分けて紹介していきます。

MacBookのモニターをそのまま広げたような美しさ

ASUS ProArt Display PA27JCVにMacBookの映像を出力

初めて5Kモニターを導入しましたが、27インチの4Kモニターと比較しても、その差は一目瞭然です。

MacBookのRetinaディスプレイと同じ画素密度(218ppi)を実現しているため、文字やUIの輪郭が驚くほど滑らか。

まるでMacBookの画面がそのまま広がったかのような自然な描写で、長時間の作業でも目が疲れにくくなりました。

一度この快適さを知ってしまうと、もう元の環境には戻れません。

4K動画の編集効率が格段に上がる

ASUS ProArt Display PA27JCVで4K映像を動画編集

5Kの真価は動画編集の現場でこそ発揮されます。

27インチの4Kモニターでは、4K動画を等倍表示すると編集ソフトのメニューやタイムラインが重なってしまいます。

しかし5Kであれば、4K映像を中央に100%で表示したまま、周囲にすべてのツールを余裕を持って配置できます。

この「ドット・バイ・ドット」でプレビューしながら作業できるストレスフリーな感覚は、4Kとは比較にならないほどの効率をもたらしてくれます。

LuxPixel技術による画質の進化

ASUS ProArt Display PA27JCVのLuxPixel技術を体感

これまでのモニターは大きく分けて以下の2ついずれかのタイプに分類ができます。それぞれメリット・デメリットがあり、どちらを選ぶかは悩ましい問題でした。

光沢タイプ(グレア)
色が鮮やかで黒が引き締まって見える反面、鏡のように反射が強く、自分の顔や背景が映り込んで集中を妨げやすい
非光沢タイプ(アンチグレア)
反射や映り込みを抑えて目は疲れにくいものの、表面の加工によって全体的に色が白っぽく、ぼやけて見えてしまう

しかし、このモデルに搭載された「LuxPixel(ルクスピクセル)技術」は、この両方の問題を同時に解決しています。

光の反射をしっかり抑えつつも、色の鮮やかさや、色のメリハリ(明暗の差)を損なうことがありません。

夜景のような暗いシーンでも「真っ黒」が浮き沈みなくきれいに表現され、質感まで細かく再現されます。

この画質の進化も、実際に一目見て体感できるレベルで差を感じることができたので、導入して本当に良かったと思えるポイントでした。

届いてすぐ「プロの正確な色」で作業ができる

「買ってすぐ、最高の状態で使い始められる」という点も、このモニターを選んで良かった理由の一つです。

通常、モニターには色の個体差がありますが、このモデルは工場から出荷される前に、1台ずつプロの手で色のズレがないかチェックと調整が行われています。そのため、自分であれこれと面倒な色合わせをする手間が一切かかりません。

世界基準の厳しい検査をクリアした正確な色であることが保証されているので、写真や動画の編集でも「どの色が正しいのか」と迷うことなく、自信を持って作業を進めることができます。

ケーブル1本でデスクがすっきり、作業開始もスムーズ

ASUS ProArt Display PA27JCVにUSB-Cケーブルを接続してモニター出力&給電を実施

USB-Cケーブル1本で「画面出力」と「ノートPCへの給電」が同時にできる点も大きな魅力です。

最大96Wというハイパワーな電力供給ができるので、パワーが必要なMacBook Proなどを使っている場合でも、バッテリー残量を気にせず快適に作業ができます。

さらに、モニター背面の接続ポート(端子)もまずまず充実しています。

マウスやハードディスクなどの周辺機器をモニターに直接つなげるため、別途ドッキングステーションなどを用意しなくても、これ1台でスッキリと整理されたワークスペースが構築可能です。

安価で導入しやすい

ASUS ProArt Display PA27JCVを使用する様子

今回、5Kモニターの導入にあたっていくつかの製品を比較しました。

まず候補に挙がったのは、5Kモニターの代表格であるAppleの「Studio Display」です。しかし、価格は20万円超えと非常に高価。他メーカーの5K製品もチェックしましたが、その多くが10万円台後半という価格帯でした。

そんな中で、ASUSの「ProArt Display PA27JCV」は12万円台で購入が可能です。これほど手頃な価格で、プロ仕様の5K環境を手に入れられるのは非常に魅力的。スペックと予算のバランスを考えたとき、これ以上の選択肢はないと感じました。

ASUS ProArt Display PA27JCVのデメリット

ここまで良い点ばかりを挙げてきましたが、実際に使ってみて「ここは惜しい」と感じたポイントも正直にお伝えします。

内蔵スピーカーの音質は期待できない

ASUS ProArt Display PA27JCVのスピーカー部分

まず、内蔵スピーカーの音質については正直かなり厳しいと感じました。初めて音を鳴らしたとき、あまりの軽さに「クラムシェルモードのMacBookから音が漏れているのかな?」と勘違いしてしまったほどです。

動画編集で音の細部を確認したり、映画やゲームを迫力あるサウンドで楽しんだりしたい方にとって、このスピーカーだけで済ませるのは現実的ではありません。

音質にもこだわりたいのであれば、外付けスピーカーやヘッドホンの導入は必須だと考えておいた方が良いでしょう。

画面が表示されるまでのタイムラグ

ASUS ProArt Display PA27JCVを使用する様子

MacBookにケーブルを接続してから実際に画面が映し出されるまでの「待ち時間」も少し気になりました。

以前使用していたDELLのモニターでは数秒でスッと画面が立ち上がっていましたが、このモデルはそれよりもワンテンポ遅く、数秒ほど余計に時間がかかる印象です。

デスクに座って「さあ作業を始めよう」と意気込んでいるときなどは、このわずかな空白の時間が少しだけ長く感じてしまいます。

高精細な5K映像を認識するための準備時間が必要なのかもしれませんが、ケーブル1本でスマートに繋がる快適さが素晴らしいだけに、このラグは少し惜しいポイントでした。

明るさ・音量調整がMacBookから直接できない

ASUS ProArt Display PA27JCVは音量調整がしづらい

以前使用していたDELLのモニター環境では、MacBookのキーボードからそのままモニターの音量や明るさを調整できていました。

しかし、このモニターでは、そのままの状態だとキーボードでの操作が受け付けられません。

これを解消して、Apple純正品のような快適な操作感を得るには、以下のようなソフトウェアを利用する必要があります。

MonitorControl(定番の無料アプリ)
MacBookのキーボードにある明るさ・音量キーを、そのまま外部モニターの操作に割り当てられるアプリです。「何も設定せずに使える感覚」に最も近く、直感的に操作したい方におすすめです。
DisplayWidget Center(ASUS公式アプリ)
ASUSが提供する純正ソフトです。明るさの調整だけでなく、クリエイター向けの細かな色設定(sRGBモードなど)もマウス操作で簡単に切り替えられるようになります。

少し手間に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば解決する問題です。購入を検討されている方は、この点だけ事前に覚えておくとスムーズに使い始められると思います。

ASUS ProArt Display PA27JCV と Apple Studio Display のスペック比較

最後にASUS ProArt Display PA27JCV と Apple Studio Display のスペック比較表をまとめました。

Apple Studio Displayはスピーカーのスペックも高いし、カメラ内蔵しているし、デザイン性も抜群など正直羨ましいところが多数…。

ASUS ProArt Display PA27JCV と Apple Studio Display のスペック比較
比較 ASUS ProArt Display PA27JCV Apple Studio Display
イメージ
パネルサイズ / 解像度 27型 5K (5120 x 2880) 27型 5K (5120 x 2880)
表面処理 / パネル種類 ノングレア / IPS 光沢(標準)または Nano-texture / IPS
輝度 / コントラスト比 400 cd/㎡ (最大 500) / 1500:1 600 cd/㎡ / 非公開(高コントラスト)
色域 DCI-P3 99% / Adobe RGB 95% / sRGB 100% P3(広色域)/ 10億色 / True Tone対応
入出力端子 HDMI 2.1 x1, DP 1.4 x1, USB-C (96W給電) x1 Thunderbolt 3 x1 (96W給電), USB-C x3
カメラ なし 12MP超広角カメラ(センターフレーム対応)
スピーカー / マイク 2W x2 スピーカー 6スピーカー(空間オーディオ) / 3マイクアレイ
調整機能 (スタンド) 高さ (130mm), チルト, スイーベル, ピボット チルトのみ(※高さ調整は別モデル・追加料金)
独自機能 KVMスイッチ, PIP/PBP, Calman認証 Hey Siri, Appleデバイスとのシームレスな連携
サイズ (W x H x D) 612.2 x 538.1 x 215 mm 623 x 478 x 168 mm(傾き調整のみの場合)
重量 約 5.91 kg 約 6.3 kg
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ASUS ProArt Display PA27JCV レビューまとめ

ASUS ProArt Display PA27JCVを設置したデスク環境

ASUS ProArt Display PA27JCVを2ヶ月ほど使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめてきました。

改めて振り返ると下記の通り。

メリット
  • Macの画面をそのまま広げたような高精細な美しさ
  • 4K動画を等倍で表示で作業できる
  • 映り込みを抑えつつ鮮明さを保つLuxPixel技術
  • 色調整済みで正確な色をすぐに使用可能
  • ケーブル1本で96W給電と映像出力が完結
  • 5Kモニターとして他を圧倒する低価格
デメリット
  • 内蔵スピーカーは音質が軽く、外付けが必須
  • 画面が表示されるまで数秒の待ち時間がある
  • キーボードでの輝度・音量調整にはアプリが必要

個人的には、これほど質の高い5K作業環境を12万円台で手に入れることができ、非常に満足しています。動画編集やデザイン作業の効率は、4K時代とは比べものにならないほど向上しました。

Apple純正の「Studio Display」であれば、今回デメリットとして挙げた音質や操作性も完璧に近い形で手に入ります。予算を惜しまず、細部まで徹底的にこだわりたいのであれば純正がベストな選択肢になるでしょう。

しかし、価格を抑えつつ「5Kの広大な作業領域」と「プロ基準の正確な色」を賢く手に入れたいクリエイターにとって、このPA27JCVは現時点で最高の選択肢だと言えます。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

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