出張や外出先での作業で、マウスは手放せません。トラックパッドでもある程度は戦えるのですが、細かい操作や長時間の作業になると、やっぱりマウスがある方が圧倒的に快適だからです。
長年愛用してきたのがロジクール MX AnyWhere3という製品なのですが、最近ちょっと気になる商品に出会いました。
それがロジクール初の折りたたみ式マウス「Mobi Fold」です。
使うときは展開して、持ち運ぶときはギュッと折りたむことができる、これまでにない発想の商品で一目惚れしたのが購入の決め手。
ということで本記事では、そんなMobi Foldを使って感じたメリット・デメリットを詳しく紹介します。
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ロジクール Mobi Fold の概要

ロジクールは、言わずと知れたマウス・キーボードの定番ブランドです。
信頼性の高さから長年愛用している方も多いと思いますが、その同社から「初」となる折りたたみ式のモバイルマウスとして登場したのがMobi Fold。
最大の特徴は、名前の通り「折りたたみ」構造。使うときは展開して手を添え、持ち運ぶときはギュッと二つ折りにしてコンパクトにできます。折りたたんだときの厚さは約21mmと薄型なので、バッグの隙間はもちろん、ポケットにもすっと収まってくれます。
手のひら側には防塵性のシリコン素材、折りたたみ部分はジャバラのような見た目になっているのも特徴的。
| 製品名 | Mobi Fold(MF900/法人向け MF900B) |
|---|---|
| メーカー | ロジクール(Logicool / Logitech) |
| タイプ | 折りたたみ式ワイヤレスマウス |
| 接続方式 | Bluetooth / Logi Bolt(2.4GHz 独自無線) |
| マルチペアリング | 最大3台(Easy-Switch) |
| センサー | 光学式(400〜4,000dpi) |
| ボタン数 | 4個 |
| バッテリー | 内蔵充電式/最長約30日(1分の急速充電で約22時間) |
| 充電端子 | USB Type-C(有線接続は非対応) |
| サイズ(展開時) | 57 x 122 x 33 mm |
| サイズ(折りたたみ時) | 57 x 66 x 21 mm |
| 重量 | 約 79 g |
| カラー | グラファイト/オフホワイト/ライラック(直販限定) |
| 対応OS | Windows 10/11以降、macOS 12以降、iPadOS 15以降、ChromeOS、Android 12以降、Linux |
| 直販価格 | 14,850円(MF900)/16,390円(MF900B) |
ロジクール Mobi Fold の良い点
ここからはさっそくMobi Foldの良い点を語っていきます。
折りたたむと驚くほどコンパクト

やはり一番の魅力はここ。
展開時は普通のモバイルマウスなのですが、使い終わってギュッと折りたたむと、厚さ約21mm・全長66mmまで縮んでくれます。手のひらにすっぽり収まるサイズ感で、ガジェットポーチはもちろん、ズボンのポケットにも無理なく入るのが気持ちいい。
また、折りたたむときの「カチッ」とした感触も心地よく、道具として使っていて楽しいという感覚を味わえると思います。
静かなクリックと気持ちいいタッチスクロール

左右のクリックは静音タイプで、カチカチ音がほとんどしません。カフェやコワーキング、静かなオフィスで使うことを考えると、この静かさはかなりありがたいポイントです。
また中央には指で上下になぞってスクロールするタッチセンサー式のアダプティブタッチスクロールも搭載。素早くなぞれば長いページを一気に高速スクロールできるので、縦長の資料やWebページを見るときに重宝します。
このタッチスクロール部分は、上下にボタンが内蔵されていて、デフォルトでは「進む/戻る」として機能します。ブラウジング中に前のページへ戻る、といった操作が指先ひとつで完結するのは、慣れると手放せなくなります。
充電式で最長30日。急速充電にも対応

バッテリーは内蔵の充電式で、フル充電で最長約30日使えます。モバイルマウスとしては十分すぎる持ちなので、電池切れに悩まされることはそうそうなさそうです。
嬉しいのが急速充電への対応で、1分の充電で約22時間使えます。「充電し忘れてた…」というときでも、出かける前にちょっと挿しておけばその日一日は余裕で乗り切れる。
充電端子はUSB Type-Cなので、スマホやノートPCと同じケーブルで済むのもモバイル用途では嬉しいポイント。
最大3台をボタン1つで切り替えられる

接続はBluetoothと、ロジクール独自の2.4GHz無線「Logi Bolt」に対応。最大3台のデバイスをペアリングしておいて、ボタン1つで接続先を切り替えられる「Easy-Switch」を搭載しています。
実際にMacとWindowsの両方へ繋いでみましたが、ボタンを押すだけで切り替わって、あとは接続を押すだけ。仕事用PCと個人用タブレットを行き来する、といった使い方をする人には、この切り替えのスムーズさがかなり効いてくると感じます。
ただ小型マウスかつボタンも小さいこともあってタップのしづらさはややイマイチな印象を受けました。
Logi Options+で自分好みにカスタマイズできる

ロジクール純正のユーティリティ「Logi Options+」に対応しているので、センサー解像度やタッチスクロール部分のボタン設定などを細かく調整できます。
面白いのが、ボタンに「アクションリング」を割り当てられること。設定しておくと、ボタンを押した瞬間にリング状のメニューが開いて、そこからAIの呼び出しやよく使う操作をサッと実行できます。
Smart Actionsを使えばマクロやジェスチャー操作も割り当てられるので、ボタン1つで複雑なショートカットを走らせることも可能。使い込むほど手に馴染んでいくタイプのマウスだと感じます。
ロジクール Mobi Fold のイマイチな点
次にMobi Foldのイマイチな点も紹介しておきます。かなり気に入っているので、本当に少し気になった点だけ。
形状ゆえに持ち心地にクセがある

折りたたみ構造ならではの独特な形状なので、持ち心地は人によって好みが分かれそうです。僕の手だと指が奥まで入りがちで、ガッチリ握り込もうとすると少し窮屈に感じました。ただ、深く握るのではなく、軽く手を添えるように使うと快適に操作できます。
手の大きさや握り方のクセで感じ方は変わると思うので、しっかり握って使いたい人は、最初ちょっと慣れが必要かもしれません。
とはいえ、外出先での”つなぎ”として使う分には、まったく問題ないレベルだと感じます。
アダプティブタッチスクロールの反応は物理ホイールに劣る

先ほどメリットの一つとしてタッチセンサー式のアダプティブタッチスクロールも搭載していることをあげました。
物理ホイールに比べると反応がやや遅く感じるのが気になりました。
慣れれば全く気になりませんが、こういったわずかな差も許せない場合は姉妹製品の小型マウスであるMX AnyWhereシリーズを買った方がいいかもしれません。
個人向けモデルはレシーバーが別売

Logi Boltレシーバーは、個人向けの「MF900」には同梱されていません。基本はBluetoothで使う想定で、レシーバー接続にしたい場合は別途Logi Boltレシーバーを用意する必要があります。
Bluetoothで不満なく使えるので大きな問題ではないのですが、無線の安定性を重視してレシーバー運用したい人は、この点だけ頭に入れておくといいと思います。
価格はやや高め、有線接続にも非対応

直販で14,850円という価格は、モバイルマウスとしてはやや高めの部類です。折りたたみ機構や質感、機能性を考えれば納得感はあるものの、「とりあえずの1台」として気軽に買う価格ではないかなと感じます。
また、充電式で有線接続には対応していないので、充電を切らさないよう気をつける必要はあります(急速充電があるので、実際はそこまで困らないとは思いますが)。
ロジクール Mobi Fold レビューまとめ
ロジクール初の折りたたみマウスMobi Foldを使って感じたメリット・デメリットをまとめてきました。改めて振り返ると下記の通りです。
- 折りたたむと厚さ約21mmまで縮む圧倒的なコンパクトさ
- 静かなクリックと気持ちいいアダプティブタッチスクロール
- 進む/戻るボタンを内蔵していて操作が快適
- 充電式で最長約30日、1分充電で約22時間の急速充電に対応
- 最大3台をボタン1つで切り替えられるEasy-Switch
- Logi Options+でジェスチャーやマクロを自由にカスタマイズ
- 形状ゆえに持ち心地に少しクセがある
- 個人向けモデルはレシーバーが別売
- 価格はやや高めで、有線接続には非対応
個人的には「持ち運ぶマウス」としての完成度の高さに大満足しています。折りたたんでコンパクトにできる携帯性はもちろん、静音クリックや気持ちいいタッチスクロール、充電式ならではの手軽さと、モバイル用途で欲しいものがしっかり詰まっている一台です。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!

