財布や鍵などの貴重品をなくしてしまうリスクや子供やペットの迷子防止に役立つ紛失防止タグ(スマートタグ)。
私は日々の貴重品の管理にAmazonや楽天でも人気が高い「MAMORIO」というアイテムを利用しています。
精度も高くて満足できるアイテムなんですが、ひとつ難点があるんです。それはキーホルダーやポケットがないアイテムを管理することができないということ。
そこで今回、MAMORIOの姉妹アイテムであるシール型の紛失防止タグのMAMORIO FUDA(フューダ)というアイテムを購入してみました。下記のような特徴をもつおすすめの紛失防止タグだったので、紹介したいと思います。
- シール型の紛失防止タグ
- MAMORIOと同じくらいコンパクト
- 通常カラー以外にディズニーやスターウォーズとのコラボ商品あり
- 電池交換はできないけど、製品交換プログラムによりお得に運用可能
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MAMORIO FUDA(フューダ)の外観
今回購入したMAMORIO FUDA。日本発の紛失防止タグメーカーであるMAMORIOから発売されているシール型の紛失防止タグです。
パッケージを開封すると、コンパクトで薄い紛失防止タグの登場。
MAMORIO FUDAには2つのカラーバリエーションがあり、その中からブラックを選択しました。
また通常のカラー以外にもMAMORIOは様々な企業とのコラボ商品を出しており、遊び心のある柄モノも発売されています。
MAMORIO FUDAのサイズ感
MAMORIO FUDAの大きさは縦24mm × 横36.2mmとなっており、とてもコンパクト。
キーホルダー型のMAMORIOと比較するとこんな感じ▼
MAMORIO FUDAの使用例
MAMORIO FUDAはキーホルダー型のMAMORIOでつけることができないアイテムに貼って使うために作られたアイテムです。
メーカーの公式サイトによると、MAMORIO FUDAを貼るのに推奨されている貼り場所と、そうでない場所は下記の通りです。
- 平らな面
- 凹凸が少ない滑らかな面
- FUDAの四辺が対象からはみ出さない大きさの面
- 曲面
- 織目が荒い布帛、ニット
- アルミ
- 金属に三方ないし四方を囲まれた面
上記の条件を満たしたアイテムだと、下記のようなアイテムに貼って管理するのが良いと思います。
- パソコン・タブレットなどの電子機器
- デジタルカメラ
- 社員証
- パスポートケース
- リモコン
今回ぼくはMAMORIO FUDAを会社の社員証に貼ってみました。粘着力もいい感じで簡単に取れる心配はなさそうです。
会社の社員証紛失してしまうと、割と大変なことになってしまうんですが、過去になんどかなくしかけたりヒヤッとした場面があったので、これで安心できるはず!
一番多いのは会社についてカバンから社員証を取り出そうとしたらカバンなくて焦るケース。
だいたい退勤時にコートに入れっぱなしで家に帰ってしまうことで起こっているのですが、これで忘れてしまっても家にあるのか、本当になくしてしまったのかことはすぐに確認できます。
MAMORIO FUDA(フューダ)のペアリング方法
MAMORIO FUDAの外観や使用例をチェックしたら、さっそくスマホで使えるように準備をしていきましょう。スマホでの設定は下記の3ステップで簡単に済ますことができます。
専用アプリをスマホにインストールしたら、アカウント登録。アプリを立ち上げ、メールアドレス、パスワードを入力し説明に従って進みます。
アカウント登録が完了したら、購入したMAMORIO FUDAをスマホに近づけて、タグとアプリを紐づける作業に進みましょう。
MAMORIOは複数のタグのアプリ内で一括管理することができるので、タグをつけたいアイテムの名前を登録しましょう。これで、MAMORIO FUDAを使う準備が整いました!
MAMORIO FUDA(フューダ)の使い方
MAMORIO FUDAとスマホの連携が完了したら、さっそく使い方やできることをチェックしていきましょう。
- アプリからタグの位置を探す
- みんなで探す機能(捜索協力モード)
- タグから一定距離離れたらスマホに通知を送る
タグをアプリから探す
タグの位置を記録してくれる紛失防止タグのベーシックな機能。
スマホとタグのBluetooth接続が切れた時の場所を記録してくれるので、貴重品が手元にないと気づいたときに、どこで落としたのかあたりをつけることができるようになります。
リアルタイムのタグの位置を常に確認するGPS機能が備わっているのではなく、あくまで最後にタグとスマホが離れた場所が記録されるだけという点に、注意しましょう。
公共交通機関との連携サービスも大きな魅力
MAMORIOは日本製の紛失防止タグという強みを活かし、様々なサービスを展開しています。その1つがMAMORIO Spotという公共交通機関と連携したサービスです。
MAMORIO Spotに対応した公共交通機関や、商業施設内で落とし物をすると、アプリに通知してくれるサービス。JR東日本、JR西日本、京急電鉄、東京都交通局、京成電鉄などで利用可能。
忘れ物が多く発生しやすい交通機関と連携しているのは心強いです。このようなサービスを展開しているのはMamorioだけなので、かなり魅力的なポイントです。
みんなで探す機能(捜索協力モード)
リアルタイムにタグの位置を特定することが出来ない弱点を補完する「みんなで探す機能」。
これはモノを紛失したときに、他のMAMORIOユーザーがタグの近くを通れば、そのタイミングでタグの現在地を更新してアプリに通知してくれるというものです。
これによって、簡易的なGPS機能を実現することができ、落し物を発見できる可能性を高めることができます。
MAMORIOは国内のシェアが高い製品なので、頼りになる機能です。ほかのメーカーのアイテムにも大体似たような機能がありますが、ユーザー数が少なすぎて使い物になりません。。
お忘れスマホ自動通知
スマホとタグが一定以上離れるとスマホやApple Watchなどにプッシュ通知を送ってくれる「お忘れスマホ自動通知」機能。
貴重品を置き忘れた時にすぐに気が付くことができる、とても頼りになる機能です。
タグとスマホがどれくらい離れたら通知を送るかの調整ができたり、指定したWi-Fi環境下では通知が来ないようにも設定ができるなど、細かい調整もできていて優秀です。
MAMORIO FUDAとMAMORIOの違いを比較
最後に今回紹介したMAMORIO FUDAとキーホルダー型のMAMORIOの違いを表にまとめました。
タグの形状がキーホルダー型かシール型である点と、AR技術を用いた「カメラで探す機能」の有無以外は、ほとんど違いがないと思っていいです。
MAMORIO FUDA | MAMORIO | |
---|---|---|
イメージ | ||
みんなで探す | 〇 | 〇 |
置忘れ防止通知 | 〇 | 〇 |
カメラで探す | × | 〇 |
大きさ (縦・横・厚さ) |
24mm × 36.2mm × 3.4mm | 35.5mm x 19mm x 3.4mm |
重さ | 3.4g | 3g |
有効距離 | 約60m | 約60m |
電池交換 | × | × |
電池寿命 | 約1年 | 約1年 |
防水機能 | ○ | ○ |
特徴 | シール型の紛失防止タグ | ベーシックなMAMORIO |
口コミ・評判 | MAMORIO FUDAの口コミを見る | MAMORIOの口コミを見る |
2019年に発売されたMAMORIOに搭載されている新機能。カメラをかざしてタグを落としてしまった周辺を散策すれば、タグの位置を視覚的に把握することができる
MMAMORIO FUDA(フューダ)レビューまとめ
MAMORIO FUDAはキーホルダー型のMAMORIOの弱点をカバーし、様々なアイテムを管理することができる便利なシール型の紛失防止タグでした。
MAMORIOとMAMORIO FUDAを組み合わせれば、なくしたくないものを一元的にアプリから管理することができるようになります。
電池交換ができないデメリットはありますが、MAMORIOには電池寿命がきた製品を半額で交換してくれる「OTAKIAGE」という制度があるので、これを活用すればお得な値段で運用が可能ですし、年間数千円の保険だと思えば高いものではないはず。
使用開始から180日の製品保証もあるので、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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