気軽に立ち姿勢でデスク作業ができることで、体の負担を軽減や作業効率の向上など様々なメリットがある電動昇降デスクのFlexiSpot。
テレワークが一般化したこともあり、自宅のデスク環境に導入したいという方も多いと思います。
そんなFlexiSpot、ECサイトでチェックしてみると下記のような疑問を感じる方も多いのではないでしょうか?
- 種類が複数あるけどそれぞれの違いがわからない
- 高い買い物だから失敗したくない
そこで本記事では過去に実際に2つの型番のFlexiSpotを愛用してきた僕が、各シリーズの違いをわかりやすく解説していきます。
記事の後半では「FlexiSpotを安く購入する方法」や「FlexiSpotを購入する際によくある質問」についても紹介しています。
FlexiSpotが欲しい方に役立つ情報が詰まっていると思うので、是非チェックしてみて下さい!
FlexiPotのセール情報
タップできる目次
フレキシスポット8機種の比較&選び方
FlexiSpotの電動昇降デスクは僅かな商品スペックの差で細かく型番が分かれており、20種類ほどの製品ラインナップがあります。
ここではその中から人気の高い主要モデル8種類の仕様の違いや選ぶ際のポイントを解説していきます。
E8 | E7 Pro | E7 | EJ2 2.0 | EF1 | EG8 | EG1 | E9 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イメージ | ||||||||
昇降スピード | 38mm/s | 38mm/s | 38mm/s | 38mm/s | 25mm/s | 25mm/s | 25mm/s | 25mm/s |
耐荷重 | 125kg | 125kg | 125kg | 100kg | 70kg | 50kg | 70kg | 50kg |
本体重量 | 32.7kg | 33.6kg | 35.6kg | 31.6kg | 19.6kg | 38kg | 19.3kg | 30.5kg |
脚幅調整範囲 | 110~190cm | 110~190cm | 110~190cm | 110~180cm | 85~129cm | 116.4cm | 85~129cm | 116.4cm |
昇降範囲 | 62〜127cm | 60〜125cm | 58〜123cm | 69〜118cm | 71-121cm | 72-121cm | 71-121cm | 73-123cm |
パネル | タッチボタン | タッチボタン | タッチボタン | タッチボタン | 押しボタン | タッチパネル | 押しボタン | 押しボタン |
機能 | メモリ USB |
メモリ USB |
メモリ | メモリ | メモリ | メモリ USB |
– | – |
脚段階 | 3段 ピラミッド |
3段 ピラミッド |
3段 ピラミッド |
2段 ピラミッド |
2段 逆ピラミッド |
2段階 ピラミッド |
2段 逆ピラミッド |
2段階 ピラミッド |
参考価格 | 66,000円 | 61,600円 | 57,200円 | 53,900円 | 30,800円 | 46,750円 | 28,380円 | 39,600円 | リンク | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
昇降スピード
FlexiSpotの電動昇降デスクはデュアルモーターとシングルモーターを搭載されているモデルがあり、昇降スピードが異なります。
上記動画の通り体感できるレベルで昇降スピードが違うので、一日に何度か立ったり座ったりを繰り返して作業をする方はデュアルモーター搭載のモデルを選ぶのが吉です。
モーターの種類 | 対応モデル |
---|---|
デュアルモーター 昇降スピード38mm/s |
Q8 E8 E7 Pro E7 EJ2(2.0) |
シングルモーター 昇降スピード25mm/s |
EF1 EG8 EG1 E9 |
メモリ機能の有無
電動昇降デスクを選ぶ際はメモリ機能を搭載しているかどうかも重要な比較項目です。メモリ機能の有無で書きのような差があります。
- メモリ機能あり
- ワンタッチで記録した高さに調整できるので、立ち座りの切り替えがスムーズ
- メモリ機能なし
- 毎回手動で高さ調整が必要になるので、好みの高さを覚えておく必要がある
多くのモデルがメモリ機能を搭載していますが、廉価モデルでは搭載してないモデルもあるので、しっかり確認しておきましょう。
対応モデル | |
---|---|
メモリ機能あり | Q8 E8 E7 Pro E7 EJ2(2.0) EF1 EG8 |
メモリ機能なし | EG1 E9 |
脚幅調整範囲
FlexiSpotは型番ごとに調整できる脚フレームの幅が異なります。
天板の大きさはどれくらいを希望しているのか、今後より大きな天板を導入する可能性があるのかを考えた上で、モデルを選びましょう。
脚幅調整範囲 | 対応モデル |
---|---|
110~190cm | Q8 E8 E7 Pro E7 |
110~180cm | EJ2(2.0) |
85~129cm | EF1 EG1 |
116.4cm | EG8 E9 |
耐荷重
FlexiSpotの耐荷重は下記4つがあり、ハイエンドモデルでは125kgの物を天板の上に載せてもデスクを上げ下げすることができます。
一般的な使い方をする分には125kgの耐荷重が活躍するシーンはないと思うので、この点は優先度を低く見積もっていいと思います。
耐荷重 | 対応モデル |
---|---|
125kg | E8 / E7 |
100kg | Q8 / E7 Pro / EJ2(2.0) |
70kg | EF1 / EG1 |
50kg | EG8 |
おすすめのFlexiSpotはコレ!
ここからは主要9モデルの中でタイプ別におすすめの機種を2つ厳選して紹介していきます。
コスパ重視なら「E7」がおすすめ
まず最もおすすめしたいのが「FlexiSpot E7」です。
下記のような特徴があってコスパが非常に高いので万人におすすめできるモデルとなっているのが魅力です。
- デュアルモーター搭載で昇降スピードが早い
- 脚幅調整範囲が110~190cmで多様な天板に対応
- メモリ機能搭載で立ち座りの切り替えもラクラク
- 耐荷重125kgとパワフル
E7よりもハイエンドモデルである機種は3種類ありますが、見比べてみると機能的に優位な点は僅かです。
EJ2はE7より安いものの全体的に1段スペックが劣るので、せっかく5万円の買い物をするなら、4,000円多く払っておいたほうが良いという所感。
E7 | E8 | |
---|---|---|
UAB-Aポート | ✕ | ◯ |
脚のデザイン | 直線的 | 曲線的 |
昇降範囲 | 58〜123cm | 60〜125cm |
価格 | 57,200円 | 66,000円 |
E7 | E7 Pro | |
---|---|---|
昇降範囲 | 58-123cm | 60-125cm |
UAB-Aポート | ✕ | ◯ |
耐荷重 | 125kg | 100kg |
フレーム形状 | エの字 | コの字 |
購入先 | 主要ECサイト | 公式サイト限定 |
価格 | 57,200円 | 61,600円 |
E7 | E8 | |
---|---|---|
UAB-Aポート | ✕ | ◯ |
ワイヤレス充電 | ✕ | ◯ |
ケーブルトレー | ✕ | ◯ |
脚のデザイン | 直線的 | 曲線的 |
昇降範囲 | 58〜123cm | 61〜125cm |
価格 | 57,200円 | 96,800円 |
E7 | EJ2 | |
---|---|---|
耐荷重 | 125kg | 100kg |
足幅調整範囲 | 110~190cm | 110~180cm |
脚段階 | 3段ピラミッド | 2段ピラミッド |
昇降範囲 | 58〜123cm | 69〜118cm |
価格 | 57,200円 | 53,900円 |
E7を軸にして、プラスαのスペックが価格差に見合うか見比べながら購入するモデルを判断しましょう。
上位モデルであるFlexispot E8のレビュー記事も是非参考にしてみて下さい。
価格重視なら「EF1」がおすすめ
価格重視ならおすすめのモデルは「EF1」です。
E7を始めとしたハイエンドモデルと比べるとスペック面は劣りますが、最低限の使いやすさは維持できているかつ安価なので選出しました。
- シングルモーター搭載なので昇降スピードがやや遅め
- 脚幅調整範囲が85~129cmで使用できる天板は制限がやや大きい
- 耐荷重は70kgとなっておりそこそこパワフル
- メモリ機能搭載で立ち座りの切り替えもラクラク
4万円以下で購入できるエントリーモデルとの比較はこちら▼
FE1 | EG1 | |
---|---|---|
メモリ | ◯ | ✕ |
価格 | 30,800円 | 28,380円 |
FE1 | E9 | |
---|---|---|
昇降範囲 | 71-121cm | 73-123cm |
メモリ | ◯ | ✕ |
耐荷重 | 70kg | 50kg |
フレーム形状 | エの字 | コの字 |
価格 | 30,800円 | 39,600円 |
FE1 | EG8 | |
---|---|---|
UABポート | ✕ | ◯ |
引き出し | ✕ | ◯ |
脚幅 | 85~129cm | 116.4cm |
耐荷重 | 70kg | 50kg |
価格 | 30,800円 | 46,750円 |
EF1を軸にして、プラスαのスペックが価格差に見合うか見比べながら購入するモデルを判断しましょう。
個人的にはこれ以上低いスペックのモデルは購入後に後悔する可能性もあるので、あまりお薦めはできません。
FlexiSpotを安く購入する方法
FlexiSpotは頻繁にセールを実施しているので、値引きが実施されているタイミングで購入するのがおすすめです。
FLEXISPOTを購入できるサイトは次の4つ。
- 公式サイト
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
4つともFLEXISPOT社が運営するストアなので価格・納期・保証は横並びですが、セールの開催時期と割引率はバラバラ。
下記の記事では4つのECサイトごとのセール時期や割引額などをまとめているので、「少しでもFlesiSpotを安く買いたい」という方はぜひチェックしてみて下さい!
公式サイト | Amazon | 楽天 | Yahoo | |
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1月 | – | – | 初売りセール | – |
2月 | – | – | – | – |
3月 | 新春セール | – | スーパーセール | – |
4月 | – | – | – | – |
5月 | ○周年記念セール | – | GWセール | – |
6月 | – | プライムデー | スーパーセール | – |
7月 | – | – | – | 超PayPay祭 |
8月 | – | – | – | – |
9月 | – | – | スーパーセール | – |
10月 | ハロウィンセール | – | – | 超PayPay祭 |
11月 | ブラックフライデー | ブラックフライデー | – | – |
12月 | クリスマスセール | – | スーパーセール | 年末大感謝祭 |
Flexispotを購入する際によくある質問
- FlexiSpotはどこの国のメーカーですか?
- 中国に本社を構える楽歌Locteckというメーカーが手掛けるブランドです。
- FlexiSpotは脚だけ購入することは可能ですか?
- FlexiSpotは脚と天板をそれぞれ分けて購入することが可能です。
- FlexiSpotの組み立て代行サービスはある?
- ANYTIMESというサイトからスタンディングデスク組み立て代行を依頼できます。
- FlexiSpotの実物が見れる店舗やショールームはある?
- ビックカメラやヨドバシカメラのいくつかの店舗で実物を見ることができるようです。詳しくは「取扱店舗(公式サイト)」をご確認下さい。
- FlexiSpotの天板を自作するにはどうしたらいい?
- 「FlexiSpotの天板を自作してみた」という記事の中で、DIYする方法を詳しく解説してるのでぜひチェックしてみて下さい。
FlexiSpot(フレキシスポット)のメリット・デメリット
FlexiSpotは高価な製品なので、金額に見合うメリットを感じられるの?と疑問をお持ちの方もいるかも知れません。
FlexiSpotを一年以上使っている僕が考えるリット・デメリットはざっくり以下のとおりです。
- スタンディングデスク導入で腰痛から開放された
- 立って仕事をすることで集中力が上がる
- 眠気防止に役立つ
- 正しい姿勢で座り作業がしやすくなった
- 製品が重いから移動させるのが大変
- 高さが可変するからデスク周りの収納が制限される
更に詳細が知りたい方は「FlexiSpotの長期使用レビュー記事」を是非チェックしてみて下さい。
また、FlexiSpotの電動昇降デスクを用いて構築したデスクの「デスクツアー記事」もおすすめです!
Flexispot8種類の比較&おすすめモデルまとめ
FlexiSpotの主な電動昇降デスク8種類のスペックを比較した上でタイプ別におすすめのモデルを3つ紹介していきました。
イチオシはFlexiSpot E7。様々な機能がバランス良く搭載されており、コストパフォーマンスが高い一台に仕上がっているからです。
FlexiSpotは頻繁にセールが実施されているので、タイミングを見計らってぜひ自宅の作業環境に導入してみて下さい!