Bambulab A1 Miniを買ってから一ヶ月ほどがたつのですが、ほぼ毎日何かしらの3Dデータを印刷しています。
ここまでハマるガジェットは久しぶりでとにかく楽しい…!
そんな3Dプリンターにどハマり中の僕ですが、SNSなどで3Dプリンター関連の情報をチェックしていたら気になるトピックに出会いました。
Gridfinity(グリッドフィニティ)という収納システムです。
色々な物の定位置を作って収納するのが大好きな僕にとって相性抜群な収納システムでぜひこれを導入してみたいと思い、我が家のワゴンをカスタマイズしてみたのでその様子を紹介します!
タップできる目次
Gridfinity(グリッドフィニティ)とは
グリッドフィニティは、42mm × 42mmのグリッドを基本単位とした収納システムです。
このグリッドに合わせて、「縦・横が42の倍数、高さが7の倍数(単位:mm)」というルールで作られた箱(bin)をはめ込む仕組みになっています。
- ものの定位置をつくることができて、収納がしやすくなる
- 使うときは箱ごと持ち出せて、作業が終わったら元のグリッドに戻すだけで片付けが完了
- 見せる収納ができるようになってかっこいい
Maker WorldやPrintablesではGridfinityに対応した3Dデータが数多く公開されているので、3Dプリンターさえあれば誰でも簡単にこの収納システムを導入することができます。
下記はGridfinity(グリッドフィニティ)を考案したクリエイターの方の動画。英語なのでちょっとわかりづらいかもしれませんが、概念を理解するのに活用ください。
自宅のワゴンをカスタマイズしてみた
ここからは我が家のワゴンの一段目にある引き出しをGridfinity対応の収納システムにカスタマイズしてみた様子を紹介します。
貴重品や細々とした日用品、よく使うガジェットなどをすっきり収納できるようにするのが今回のゴールです。
ステップ1:ベースプレートを引き出しに敷き詰める
まずはワゴンのGridfinity(グリッドフィニティ)の要となるベースプレートを印刷する工程。
ベースプレートのデータはさまざまなweb場所で入手できますが、好みのグリッド数を指定できる「グリッドフィニティジェネレーター」を使うのが一番手っ取り早いです。
僕が愛用しているBambu Lab A1 miniのサイズでは4×3マスのベースプレートが印刷できる最大サイズだったので、4回に分けて印刷を行いました。
実際に引き出しにベースプレート敷き詰めてみるとこんな感じ。綺麗なグリッドができあがって、何をどんなレイアウトで置くか考えるとテンションが上がります。
ステップ2:Gridfinity対応の収納箱を用意する
ベースプレートができあがったらあとはグリッドの数に合うようにどんどん好みの収納箱を印刷していきます。
冒頭で書いた通り、Gridfinity対応の3Dデータは膨大な数が無料公開されているので、それらをどんどん活用させてもらいましょう。
ピックアップさせていただいた無料配布いただいているデータのリンクも載せておきます。
上記のリストにない収納トレーはステップ1でも紹介したグリッドフィニティジェネレーターで用意しました。
マス目の大きさを指定してセパレートする壁なども選べるのでとても便利。
ステップ3:ベースプレートに収納箱を配置する
最後にベースプレートに印刷した収納箱たちを配置していけば、グリッド式引き出し収納の完成です!
すべてのパーツを3Dプリンターで印刷するのにかかった時間は10時間弱程度と地味に長かったので、完成したが嬉しい。
ここからは完成した引き出しの中身を紹介します!
まず引き出しの奥側には収納トレイ中(2×3)と収納トレイ大(3×4)をセットし、ここには取り出す頻度の少ない貴重品(通帳、お薬手帳、パスポート、印鑑)などを並べました。
続いて引き出しの右側。ここには各種電池類やバッテリーチャージャーを配置。
単三電池や単四電池は今までいい加減な方法で管理していましたが、すぐに取り出せるようになったし見た目もすっきりして大満足。
ちなみに単三電池とバッテリーチャージャーはAmazonベーシック製のアイテムを愛用しています。
最後に引き出しの左側。ここには愛用しているiPhoneやiPad関連のアクセサリーを収納できるエリアとしました。
特にお気に入りなのは仕切りのついた3×2の収納ボックス。
Magsafe対応のアクセサリーは重ねるとお互いが磁気の力くっついてしまいますが、仕切りすっきりとした収納が可能になりました。
まとめ
Gridfinity(グリッドフィニティ)という収納システムを導入して我が家のワゴンをカスタマイズしてみた様子を紹介しました。
過去に紹介しているペグボードDIYのようにモノの定位置を作ってすっきり収納ができる環境が整って大満足です。
自分で3Dデータを作れなくても必要なパーツが全て揃うので、3Dプリンター初心者の方もぜひトライしてみてください!
それでは今日はこの辺で。