2021年10月に引越しをして半年が経とうとしています。
旧居で使っていた家具も色々と入れ替えたりしながら、理想の部屋を構築していったら、あっという間に時間が過ぎていってしまいました。
そんなインテリア好きの僕が、部屋の中でも一番こだわっているのがデスクスペース。
本業もリモートで行っていますし、ガジェットブロガーとしても活動もあるので一週間を通して一番過ごしている時間が長いからです。
今回、理想の部屋作りの集大成としてデスクスペースを「アイランド型×インダストリアルテイスト」をコンセプトに構築しました。
とても好みの作業空間が出来上がったと満足しているので、本記事にて紹介していきたいと思います!
タップできる目次
アイランド型×インダストリアルテイストの書斎スペース全体像
まずは書斎スペースの全体像から紹介していきます。
デスクスペースを設けているのは、対面式キッチンがあるリビングスペースの一角。
食事をするスペースは分けたかったので、ダイニングテーブルとPCデスクが2つ並ぶレイアウトを採用しました。
今回のデスクセットアップ、1つ目のキーワードはアイランド型レイアウトの採用。
アイランド(Island = 島)」という言葉の通り、壁から離れた場所に「島」のように配置されているのが特徴です。
デスクからの眺めはこんな感じ。壁付け型のレイアウトよりも開放感があって、作業に集中できる感覚があるのがお気に入り。
デスクの上にはメインPCであるMacBook Proをクラムシェルモードで使用するためのマウスやキーボードたちが並びます。
アイランド型のデスクはケーブルが目立ちやすいのがデメリット。
そこでスッキリとした印象のデスクに仕上げるために、デスクへ電力を共有する電源タップはテーブルの横に設置したケーブルトレーに収納しました。
また天板の裏に両面テープで取り付けることができるケーブルクリップ設置し、各種ケーブルが必要以上に垂れないようにケアをしました。
今回のデスクセットアップの2つ目のキーワードは「インダストリアルテイスト」。
全体的に黒のアイアン素材でできたアイテムを積極的に取り入れたり、壁紙をDIYでコンクリート調のものに変更するなどして理想の空間を目指しました。
あたり一面に好みのアイテムが配置されていて、とても満足度が高いです。
理想の書斎を作るために買ったガジェット・インテリア
ここからは今回のワークスペースを構築するために導入したインテリア・ガジェットたちをじっくりと紹介していきます!
LOWYA パイン無垢材 ダイニングテーブル
デスクはLOWYAのパイン無垢材 ダイニングテーブルを使用しています。
このデスクを購入した理由は以下の通り。
- 無垢の天板を使っていて質感が良く、脚のデザインもおしゃれ
- 天板が140 × 70cmとそこそこ広い(横幅は120、140、160cmの3タイプがある)
- 天板の厚みが3cmあり、モニターアームの取り付けにも十分耐えられる
これだけの条件が揃っていて値段は2万円台前半なのでコスパも非常に優れているデスクだと思います。
オカムラコンテッサセコンダ
デスクチェアはオカムラコンテッサセコンダを愛用中。
座面位置や肘掛けの高さなど7つのパーツを様々なパーツを好みの位置に調整することができ、正しい姿勢での作業を協力にサポートしてくれる頼れる相棒です。
メッシュ素材で長時間座っても蒸れない点や、かっこいいデザインもお気に入り。この先も当分この椅子にお世話になっていくつもり。
最近肘掛けの部分の損耗がひどいので交換パーツを買わなければと思っています。
MacBook Pro 14インチ
メインPCとして愛用しているのはMacBook Pro 14インチ。
出先で作業をすることも多く、扱うデバイスは最小限に留めたいという理由から、もう10年近くMacBook Proがメイン機です。
2020年Intel製MBPからM1Proチップ搭載MBP買い替えたことで下記のような恩恵があり、すごく気に入っています。
- M1Proチップ搭載で処理が爆速
- SDカードスロットやHDMI端子搭載の充実したインターフェイス
- ベゼルレスの大画面なディスプレイ
- ProMotion対応(リフレッシュレート)
- 全然熱を発しないからクラムシェルモードを安心して使える
Huawei Mate View 28.2インチ
アイランド型デスクはモニター背面のデザインがとても目立ちます。なので、モニター選びは機能だけでなくデザイン性も大事。
そこで新調したのがHuawei Mate View 28です。
アルミ削り出しのボディは質感がとてもよく、デスクに洗練された印象を与えてくれます。モニターとスタンドの接合部分の作り込みもすごく好み。
もちろん見た目だけでなく、機能面もかなり充実。下記のような特徴があり、非常に買ってよかったと思っています。
- USB-Cケーブル一本でモニター表示&MacBookProの給電が可能
- スタンドに複数のポートがありドッキングステーションとして利用できる
- 画面占有率94%のベゼルレスディスプレイ
- 画面比率3:2の縦長ディスプレイで情報取得効率が高い
これを超えるモニターはしばらく出てこないんじゃないか?というぐらい気に入っているのでしばらく愛用していきたいと思います。
デスクライト / KUHMO(クフモ)
モニター横にはKUHMOのテーブルライトを設置。
今回のテーマであるインダストリアル感のあるPCデスクを作る上でとても重要な役割を担ってくれているアイテムです。
シェードの角度やアームの高さを好みに合わせて調節できるので、使い勝手も良好。
価格も15,000円ほどで、同じようなデザインのライトの中では比較的購入しやすかったです。
Apple Magic TrackPad 2
MacBookProをクラムシェルモードで使用する際のマウス操作はApple純正TrackPadで。
MBPのトラックパッドによる直感的な操作感が大好きなので、マウスよりもTrackPad派です。
下記のように使い勝手がいまいちな点もあるのですが、これ以外に選択肢がないのでしばらくはこのアイテムにお世話になっていきます。
- マルチペアリングできない
- 充電端子がLihgtning
Satechi Slim X1 Bluetooth Backlit Keyboard
外付けキーボードにはSatechi Slim X1 Bluetooth Backlit Keyboardを採用。下記のような点がお気に入りです。
- テンキーレスでMacBookProと同じ感覚でタイピングできる
- US配列を採用している
- カラーがダークグレー
- USB-C端子で充電可能
以前にレビューしたMX keys miniも非常に素晴らしい商品なのですが、日本国内ではJIS配列のものしか発売されていないのがネック。
米AmazonでUS配列の製品を購入することも検討していますが、今のところはSatechi Slim X1 Bluetooth Backlit Keyboardが一軍キーボード。
Mx keys mini レビュー!省スペースで使いやすいおすすめテンキーレスキーボードTourBox Elite
Satechiのキーボードの隣にはTourBox Eliteを設置。
LightroomやPhotoshopを使用するときの作業効率をあげるために大活躍している左手デバイスです。
自分好みにすればするほどどんどん作業が快適になっていくので、日々使用方法をアップデートしています。
TourBox Eliteレビュー!全クリエイターにおすすめの最強左手デバイス。Satechi レザーデスクマット
トラックパッドとキーボードの下には基本Satechiのレザーデスクマットを敷いています。
デスクマットがあると、コーヒーなどをテーブルに置いた時にできる輪じみ防止になりますし、マウスが使いやすくなるといったメリットもあります。
天板をきれいな状態で使うためにマットは必須かなという感じ。
物撮りも捗るお洒落デスクマット!MIWAX The Desk Mat レビューSatechi バーティカルラップトップスタンド
MacBook Proを縦置きするためのスタンドはSatechi バーティカルラップトップスタンドを採用。下記の3点がお気に入りのポイント。
- アルミ削り出しのボディ
- スペースグレーのカラー
- スタンドの幅を調整できる
Anker powerport strip pd 6(電源タップ)
デスクスペースへ電力供給するための電源タップはAnker powerport strip pd 6を使っています。
下記のような魅力がある、とても使い勝手に優れたアイテムです。デスク周りに使用する電源タップはこれ一択なんじゃないかと思うほど素晴らしい。
- PD対応のUSB-Cポート(最大30W)を1つ搭載
- USB-Aポート(最大12W)を2つ搭載
- プラグが干渉
- ほこり防止シャッターを搭載
- 3Pプラグ対応
- コンセント同士が干渉しないように、差込口は間隔が広めの設計
使用するガジェットを考えると差し込み口の数は3つある姉妹製品のAnker PowerPort Strip PD 3で十分。
しかし、こちらの製品はケーブルの長さが若干短くアイランド型デスクには不向きだったので、PowerPort Strip PD 6を採用しました。
配線がスッキリする最強電源タップ!Anker PowerPort Strip PD 3レビュープラスGarage ワイヤーケーブルトレー Sサイズ
デスク周りの配線を綺麗に整理するためのトレーにはプラスGarage ワイヤーケーブルトレー Sサイズを採用。
下記の条件を満たしている完璧なケーブルトレーだったため、Amazonで見つけた瞬間すぐに購入したアイテムです。
- テーブル横に設置できる40cm以下のコンパクトなアイテム
- テーブルの脚の色に合わせてカラーはブラック
このケーブルトレーのおかげでデスク正面から見た時にもあまり配線周りが目立たずに済んでいるので、とてもありがたい存在。
MAVEEK(マビーカ) ケーブルクリップ
天板裏にはMAVEEK(マビーカ) ケーブルクリップを設置。
これによってワイヤーケーブルトレーから外付けモニターへつながる配線が全く目だたず、美しい外観を保てます。
両面テープで簡単に止めることができるので気軽さがいいです。
【配線整理】PCデスク周りのケーブルをすっきり見せるための手順と買ったもの紹介無印良品 スタッキングシェル
デスクの後ろには書斎スペースで一番見どころだと思っている無印良品のスタッキングシェル2列5段。
デスクワークの際に必要なアイテムはここにまとめて収納しており、振り返れば必要なものがすぐに手に取れるようにしています。
スタッキングシェルに下記のようなカスタムパーツを組み合わせて自分好みにアレンジしています。
- FLAP(スタッキングシェルフ専用 棚カバー)
- 無印良品 スタッキングチェスト
扉カバーの中にはあまり見栄えが良くないアイテムを隠して収納しています。
見せる収納におすすめ!無印良品のスタッキングシェルフの使用例、一緒に買ったもの紹介スタッキングシェルフの上も有効活用
スタッキングシェルフの上にはお気に入りの生活雑貨や使用頻度の高いガジェットを配置しています。せっかくなので3点ほど特にお気に入りのアイテムを紹介。
ハサモ PIVOT CLOCK
一分間に一度、パタと音を立てながら時間を刻んでいくレトロな時計のPIVOT CLOCK。
ギミックもおしゃれでかっこいいし、ブラックのスチールをあしらったボディは今回のコンセプトであるインダストリアル感があってすごく好み。
MagSafe対応3in1ワイヤレス充電器
iPhone、Apple Watch、AirPodsの3つをまとめて充電できるMagSafe対応3in1ワイヤレス充電器。
見た目もおしゃれなので、充電器でありながらオブジェのような存在感を放つお気に入りアイテム。
MagSafe対応3in1ワイヤレス充電器の決定版!Belkin BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeレビュー長尾製作所 マウススタンド
普段はマウス操作をトラックパッドで行うのですが、Photoshopを使うときはスポットでMX Master 3を利用しています。
そんなワンポイントで愛用しているマウスを美しく飾りたいなと思って購入した長尾製作所 マウススタンド。
見た目もかっこいいし、マウスのサイズに合わせてピンの位置を自由に調整できるから汎用性が高いのが素晴らしいです。
山崎実業 ラダーハンガー
デスクの後ろ側には山崎実業のラダーハンガーを設置。
PCデスクの背面には背が高くてアイアン素材できたインテリアを置きたいと思い、元々リビングスペースで使用していたアイテムを移動させてきました。
アイアン素材でできた存在感のあるインテリアがあるとぐっと空間を引き締めることができるで導入してよかったです。
グローバルアローのブランケットや、niko and…のカウベルコラム6連などを引っ掛けています。
HOKUTO 防湿庫
スタッキングシェルの隣にはカメラの防湿庫を配置。
ブログを書いていると記事用に写真を撮る機会が非常に多いのですが、デスクの後ろに防湿庫があるとすぐに機材が取り出せて何かと便利。
生活動線的にこの場所に置いて大正解です。
アクセントクロス(サンゲツ / FE6210)
書斎スペースの壁には以前から憧れていたコンクリート調のアクセントクロスを貼っています。
部屋を借りた時はどこにでもある白い壁紙で少し味気なかったのですが、この壁紙のおかげで部屋の雰囲気がぐっとよくなったと思います。
アクセントクロスを張るとぐっと部屋の個性が出ていいです。
原状回復可能の壁紙を張る方法も解説しているので、気になった方は是非チェックしてみてほしいです!
アイランド型のワークスペースを構築するメリット・デメリット
人生で初めてアイランド型のワークスペースの構築に挑戦してみて感じたメリット、デメリットは以下の通り。
- デスク作業に必要な物にすぐアクセスできる
- モニター裏の配線整理がしやすい
- 開放感があって作業に集中しやすい
- 配線を隠して綺麗に見せるのが難しい
- 電源タップは通常よりも長めのものを選ぶ必要がある
- 部屋のスペースを壁付けレイアウトよりも多く取る
- モニター背面がお洒落なデザインのものを選ばないと見栄えが悪くなる
デスク環境の紹介記事バックナンバー
こちらの記事では旧居で構築したデスク環境について紹介しています。
今回紹介したデスク環境とは全く違うコンセプトのデスクスペースとなっているので、チェックしていただけると嬉しいです!
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デスクをすっきりさせるマガジンに追加いただきました!
今回紹介したアイランド型デスク、noteでもワークスペース紹介記事を執筆しているのですが、なんとGo Andoさんの「デスクをすっきりさせるマガジン」に追加いただきました!
Go Andoさんは僕がかっこいいデスクを追求したいと思うきっかけとなった方なので、感無量です。
Twitterでもシェアいただいたので、ブログでも掲載させていただきます!
引っ越しを機に、アイランド式のレイアウトでデスク環境を構築したnote。
— Go Ando / THE GUILD (@goando) November 21, 2021
自分もデスクが壁の方じゃなくて部屋の中心を向いてる方が好きなのよね。
見晴らしも良さそうで素敵な仕事環境。
「憧れのアイランド型レイアウトの作業空間を構築した話」 @takahiro_mono https://t.co/t5adlc86pg pic.twitter.com/dfeihFORMQ
アイランド型の書斎スペースを作った感想
かねてから憧れていたアイランド型の書斎スペースを作るために考えたこと、買ったものをまとめました。
アイランド型のレイアウトでデスクを配置すると配線周りには気を使うし、場所もとるので不便な点も多々あります。
しかし、部屋全体を見渡しながら仕事をできる感覚や必要なものをすぐに手に取ることができるようになるなどのメリットがあり、導入してよかったです。
また、今回はインダストリアルテイストの空間作りにも挑戦しました。
アイアンテイストのインテリアを多く取り入れる、コンクリート調の壁紙をDIYで貼るなどして、満足のいく空間を作ることができたのではないかと思います。
今後も少しずつ気になったアイテムを取り入れながら、理想の作業環境を追求していきたいと思います!