2024年の終わりに複数のガジェットをまとめて管理できる充電ステーションを自作してみたという記事をアップしました。
この充電ステーションを構築してからというものの、ガジェットの充電や管理が捗りまくりで、本当に実践してよかったと思っています。
そんな僕のデジタルライフに欠かせないものとなっているガジェット棚ですが、ここ半年ほどで購入したアイテムや3Dプリンターを活用して、アップデート版を構築してみました。
ということで本記事では、改良版ガジェット棚の概要や購入したものをみなさんにご紹介したいと思います!
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3Dプリンターを活用して作ったガジェット棚の概要
それではさっそく今回トライしたガジェット棚の概要を紹介します。
こちらは新たにリビングスペースに設置したラシックワゴン。これまでベッドルームで使用していましたが、部屋の模様替えをした結果、新たにガジェット棚として使うことにしました。
おしゃれなモルタル天板の上には3in1充電スタンドやタブレットスタンド、細々とした小物を収納するトレイなどを設置しています。
1段目の天板裏にはオウルテック KATAMAKIという充電ケーブルを3つ連結された状態で固定されていて、ケーブルを引っ張るだけで充電ができる環境を整備しています。
こちらのアダプターは3Dプリンターで印刷したものです。
katamakiのうちの1つにはCIO マグネット変換アダプタを装着。
よく充電するiPadやカメラ用バッテリーなどを磁気の力でパッと充電ができるので、とても重宝しています。
我が家では充電式のデバイスのほとんどをUSB-Cポート対応製品に移行していますが、Lightning端子やmicro-USB端子を使う機器も少しだけ残っています。
そこで、2種類の変換アダプターを用意し、どのデバイスでも充電できるような環境を整えています。
変換アダプターやスマートリング専用の充電器など細々したものを収納するボックスは3Dプリンターで印刷しています。
Bento3Dというサービスを利用することで、さくっと希望サイズ・セパレートの収納ボックスを手に入れることができました。
引き出しや2段目のラックスペースはガジェットの収納ゾーンとして活用。
GridfinityジェネレーターというWebツールを使って、3Dプリント用のデータ生成・印刷をしています。
42mm × 42mmのベースプレートの上に収納箱を敷き詰めるようにしていて、全てのガジェットに定位置を与えることができました。
こちらは引き出しの中に敷き詰めた収納箱たち。Amazonベーシック充電式ニッケル水素電池や専用充電器などをしまっています。
こちらは2段目のラックスペース。散らかりがちな電池類やSDカードがすっきり収納できるようになったので大満足です。
モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンなど一つ一つのものに定位置を与えることができました。
ワゴンの最下段はWifiルーターやNASなどのネットワーク機器を設置しています。
NASはUGREEN NASync DXP2800というアイテムなんだけど、使いやすさも抜群でとてもお気に入りのアイテムです。
今回構築したガジェット棚は有線で稼働するアイテムが密集しているので、配線がごちゃつかないように見た目をケアしたいところ。
デスク周りの配線整理で得た知見を活かして、できる限り綺麗な見栄えになるようにしてみました。
ガジェット棚構築のために購入したもの・利用したサービス
ここからは理想のガジェット棚を構築するために買ったものや利用してみたサービスを1つずつ紹介していきます!
Bambulab A1 Mini(3Dプリンター)
今回のガジェット棚の立役者と言っても過言ではない3DプリンターのBambulab A1 Mini。
この3Dプリンターとこの後紹介する便利なサービスのおかげで、3Dプリント初心者の僕でも希望する収納棚を作ることができました。
Bambulab A1 Miniはセットアップもしやすいし省スペースで設置できて価格もお手頃なので買ってよかった。
Bento3D
変換アダプターなどの細々なガジェット類を収納するために利用したBento3D。
ブラウザ上で箱のサイズを選び、好みの位置にセパレートをしていするとあっという間に自分好みの3Dプリントデータを生成できるサービスです。
このピッタリ感は100円均一の収納箱では実現できないでしょう。
こんなに便利なサービスを無料で使わせてくれているサービス開発者さんには頭が上がりません。
グリッドフィニィージェネレーター
Gridfintyに準拠したベースプレートや収納ボックスの3Dプリントデータを手軽に生成できるグリッドフィニィージェネレーター。
42mm × 42mmのグリッドを基本単位とした収納システム。
ものの定位置をつくることができて、収納がしやすくなったり、見せる収納ができるようになるメリットがある
Gridfinty対応のベースプレートや収納箱のデータが入るサイトはグリッドフィニィージェネレーター以外にもいくつかあります。
しかしUIのわかりやすさなど考えると、このサイトを利用して任意のデータを用意するのがおすすめです。
Makerworld
世界中の人が公開している3Dプリントデータを無料でダウンロードできるMaker World。
このサイトで欲しいものを検索すれば大体好みのものがヒットします。
Gridfinty対応のバッテリーホルダーやSDカードホルダーはこのサイトで見つけたものをプリントして揃えました。
MakerworldでGridfinty対応の作品を見るオウルテック KATAMAKI
効率よく複数のガジェットを充電するのに欠かせないアイテムのオウルテック KATAMAKI。
下記のように複数のメリットがある画期的な充電ケーブルです。
- 自動巻き取り式のコンパクトなケーブル
- PD60W充電に対応
- コネクター部分に温度センサー(PTC)を搭載
- 豊富なカラーバリエーション
自動巻き取り式であるのに加えて、60W充電にも対応しているのでMacBookProなどのノートPCにも使用できるし、異常な発熱が生じると接続機器への電流が停止されるのも嬉しいポイント。
ちなみにオールテックKATAMAKIを連結するアダプタはモノグラフの堀口さんが公開している3Dプリンタのデータをちょっとだけ自分好みにアレンジして出力しています。
とてもいい感じに設計されているアダプターでお気に入りです。
Mcdodo 変換アダプタ
我が家にあるデバイスは基本的にはUSB-Cポート搭載のアイテムで統一しているのですが、まだLightning端子やmicroUSB端子での充電が必要な製品がわずかに残っています。
- 会社から支給されているiPhoneSE
- Sonyグラスサウンドスピーカー
- バルミューダのランタン
これらのアイテムたちは充電の頻度もそう高くないので専用ケーブルを用意するのはイマイチ…。
そこで用意したのがMcdodo 変換アダプタです。
必要な時だけKATAMAKIのケーブルにセットして充電できるようにすることで、どんなデバイスでも充電できる環境をスマートに整えることができました。
CIO マグネット変換アダプタ
iPad miniやカメラのバッテリーチャージャーなど利用頻度の高いアイテムをiPhoneのMagsafeのようにさくっと充電できる環境を整えたい。
こんな考えから購入したCIO マグネット変換アダプター。
- USB type-Cケーブルをマグネットケーブルに変換できる
- 磁気の力でさっと充電できるようになる
- L字型と通常型の2種類が販売されている
使い方はとても簡単。変換アダプター本体をUSB-Cケーブルに挿し、もう一方をiPad miniのUSB-Cポートに挿しておくだけ。
このようにセットしておくだけで磁気の力でぱっと充電ができるようになり、ケーブルをポートに挿す手間が減ります。
少しでも充電の手間を減らしたいという方にとてもおすすめのアイテムです。
Aulumu M01 4-in-1充電パッド
オールテックのカタマキを3つ設置したことで家中のあらゆるガジェットを充電できる環境が整いました。
ただ毎日必ず充電するiPhone、Apple Watch、AirPodsはクイックに充電できる環境を整えたいため、Aulumu M01 4-in-1充電パッドを設置しました。
- 見た目もかっこよくてインテリア映えする
- 省スペースに3つのデバイスが充電できる
- Qi2対応スマホを最大15W出力で充電できる
Aulumuの製品はとにかくプロダクトデザインがかっこいいのが魅力。
やや値段はお高めなんだけど所有欲を満たしてくれる素敵なプロダクトデザインなので設置してみてよかったです。
Obenri タブレットスタンド
利用頻度の高いkindle PaperWhiteとiPad miniを縦置きするために用意したタブレットスタンド。
2つのデバイスを省スペースに管理できるし、USB-Cポートが搭載されてる底面が手前に来るように端末をセットすればすぐに充電を開始できるのでとても便利。
スタンドの幅は自由に調整することができるようになっていて、やや大きめのノートPCなどを立てかけることも可能です。
MAVEEK ケーブルクリップ
各種ケーブルをスチールラックに這わせて目立たせないようにするために購入したMAVEEK ケーブルクリップ。
ラシックワゴンは脚の部分が平らなのでケーブルクリップがとても貼りやすかったです。
3Dプリンターで理想のガジェット棚を構築 まとめ
今回のガジェット棚は、自作の充電ステーションをさらに進化させた、いわば“デジタル基地”みたいな存在。
3Dプリンターや便利なサービスをフル活用して、見た目も使い勝手も大満足な仕上がりになりました。
毎日使うアイテムがすぐ手に取れて、ちゃんと戻せるってやっぱり気持ちいい。散らかりがちなガジェット類にモヤモヤしてる人は、ぜひ今回のアイデアを参考にしてみてください!